こんにちは。柚P(@yzphouse)です。
ガンプラを普通に組み立てることにも慣れ、そろそろ改造にも出を出してみようかと考えているモデラーさんに向けて、「MGザクⅡを使ってガンプラ改造にチャレンジ」というシリーズで、これまでにいくつかの記事を書かせていただきました。
このシリーズでは、ディティールアップ、電飾、ウェザリング、ジオラマなど、いくつかの記事に分けて詳しく解説しています。
それでは続きからどうぞ。
目次
使用するキット
参考例として製作していくキットは、バンダイから発売された「MG 1/100スケール ザクⅡver1.0」です。
かなり前に発売されたキット(たしか1995年?)なので、今のガンプラと比べると正直出来は悪いですね。
しかしながら、当時のガンプラ特有のプロポーションが素晴らしく素材としてもかなり優秀ですので、現在でも通用するような仕上げを目指して製作・改造していきましょう。
ディティールアップ系の記事
市販パーツや金属製のパーツを使ってディティールアップをしていきます。
動力パイプのディティールアップをしてみた

MGザクⅡを使ってガンプラ改造!動力パイプのディティールアップをしてみた
まずはじめに手を付けたのは「動力パイプ」です。
キット付属の動力パイプもありましたが、プラスチック製で精度も悪く、ゲート・パーティングラインの処理をして使おうと思ったら大変な労力と時間が必要になります。
こういうとき便利なのが「金属製の動力パイプ」です。
高価な金属製パーツですので金銭面のコストは上がりますが、動力パイプの処理にかける「労力・時間」いうコストは減らすことができます。
市販のディティールアップパーツで作品の解像度を上げてみよう

MGザクⅡを使ってガンプラ改造!ディティールアップして作品の解像度を上げてみよう
市販のディティールアップパーツを使って、元のキットパーツの解像度を上げてやりましょう。
ありがたいことに、現在は「バンダイ」「コトブキヤ」「ウェーブ」「イエローサブマリン」などなど・・・色んなメーカーがプラモデル用ディティールアップパーツを展開してくれています。
自分の作っているガンプラに似合うディティールアップパーツを模型店へ直接探しに行くのも楽しいですよ。
メタルパーツを使ってディティールアップしてみた

MGザクⅡを使ってガンプラ改造!メタルパーツを使ってディティールアップしてみた
動力パイプの記事と似たような内容ですが、こちらの記事では「メタルパーツを使ったディティールアップ」を中心に幅広く紹介しています。
メタルバーニアをはじめ、ガンプラにも使えるエッチングパーツなど色々紹介しているので是非参考にしてみてください。
チップLEDを使って電飾をしてみた

MGザクⅡを使ってガンプラ改造!チップLEDを使って電飾をしてみた
1/100スケールくらいの大きさだと、市販の「LEDユニット」を使った電飾も容易に埋め込むことが出来ます。
この記事ではクレオスの「LED MODULE」という商品を使って、電飾にチャレンジしてみました。
電飾にかけた金額も1500円程度と安くすんだので大満足です。
『後ハメ加工』『可動範囲拡大』をしてキットのポテンシャルの底上げをする
後ハメ加工をして塗装も工作も楽にしよう

MGザクⅡを使ってガンプラ改造!後ハメ加工をして塗装も工作も楽にしよう
MGザクⅡは古いキットなので、合わせ目が目立ってしまうパーツが多々あります。
そんなパーツには「後ハメ加工」をしてやりましょう。
後ハメ加工をすることで、パーツの組み立て・接着 をした後からでパーツの分解ができるようになり、合わせ目消しはもちろん、塗装の塗り分けを楽にすることも出来ます。
関節を改造して可動範囲を大きくする方法とは?

MGザクⅡを使ってガンプラ改造!関節を改造して可動範囲を大きくする方法とは?
この記事では、市販の「関節技」というパーツを活用して可動範囲を広くする加工について紹介しています。
可動範囲を広くすることで、動きの大きなポーズがとれるようになったり、地面の安定しないジオラマを使ったシーンでも自然なポージングがとりやすくなります。
リアル系のウェザリング塗装で差をつけよう
ウェザリング全塗装に挑戦!

MGザクⅡを使ってガンプラ改造!ウェザリング全塗装に挑戦!チッピングやドライブラシ・ウォッシングを使った全塗装とは?
記事のタイトル通り、チッピング・ドライブラシ・ウォッシングという技法を使ってウェザリングをしていきます。
最近のスタイリッシュなガンプラには似合わないような、古めかしいウェザリング技法が中心になってます。MGザクⅡver1.0にはぴったりでした。
ダメージ加工でリアルな傷跡を再現してみよう

MGザクⅡを使ってガンプラ改造!ダメージ加工でリアルな傷跡を再現してみよう
ザクと言えば”やられ役”ですよね、というわけで「ダメージ加工」も追加してやりましょう。
ダメージ加工の表現方法にも色々あるのですが、その中でも今回は比較的簡単な「元のパーツを加工するだけで出来るダメージ加工」について紹介しています。
リューターとデザインナイフ、けがき針しか使わないので、初心者モデラーにもチャレンジしやすい内容になってるかと思います。
フルオリジナルのジオラマ製作にチャレンジ!
以前は「簡単ジオラマ」というシリーズで、雪をテーマにしたジオラマを製作しましたね。

▲この記事は、市販の組み立て済み木枠を活用したり、地面にはテクスチャ塗料を使ったりと、初心者でもチャレンジしやすような内容になっています。
というわけなので今回は、少しレベルを上げ「木枠から自作するジオラマ製作」について紹介していきます。
ジオラマで使える「岩」の作り方とは?

本格的に作り始める前に、ジオラマ内で使用する「岩」の作り方を先に紹介しておきます。
なんだか小難しい事をやるのかと思われそうですが、そんなこともないく、鉄道模型用に「軽量石膏を使った岩製作キット」なるものが販売されていますので、それを使って簡単に岩を作っていきます。
「砂漠」のジオラマの作り方とは?

ジオラマに使用する木材を選び、加工し、塗装、仕上げ、までの工程を全て紹介しています。
すこし長い記事になりましたが、興味のある方は是非ご覧ください。
完成したら「自然光」を使って撮影してみよう

ガンプラ撮影の技術!リアル系塗装のガンプラを「自然光」で撮影すれば数倍カッコよく見えるようになったという話
ガンプラ・ジオラマ共に完成したら、写真を撮って記録してやりましょう。
せっかくジオラマまで用意してリアル系塗装もしてやってるので「自然光」を使ってカッコよく撮影してやりましょう!
自然光を上手く使うことで、ガンプラ特有の小スケール感がなくなり、リアルな写真を簡単に撮ることが出来ます。
MGザクⅡver1.0 完成!!
これにて「MGザクⅡver1.0」の製作記事は終了です。
ⅠつⅠつの作業を見てみると、そんな大したことはやってませんね。
ガンプラ改造をするモデラーのなかには、大きく形状変更してみたり派手で大げさな改造をするといった方も大勢いらっしゃいます。
しかし、はじめからそんな大掛かりな改造にチャレンジするのは大変です。
参考例として製作したザクも、全体的なフォルムはキットのままですが、目がよく行く箇所を重点的にディティールアップしたことで、キット全体にメリハリが生まれ、最終的にはかなりカッコよく仕上げることが出来ました。
この記事で紹介したような「小さな改造の積み重ね」でもガンプラ改造にチャレンジする事は出来ます。これを気にみなさまもガンプラ改造にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
それでは。