「砂漠」のジオラマの作り方!ガンプラを引き立てる土台を仕上げる

こんにちは。柚P(@yzphouse)です。

この記事では、バンダイから発売されている「MG 1/100 MS-06F/J ザクII」を使ったジオラマ製作について紹介していきます。

今回は、300×300mmという大型で本格的な「砂漠・砂地のジオラマ」を作ってみます。

▼初心者でも挑戦しやすい、簡単なジオラマの作り方についてはこちらの記事で紹介しています。

超簡単なジオラマ製作!少女終末旅行を題材に格安でジオラマ製作してみた【まとめ】

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ジオラマ土台の木枠の製作

まずは、ジオラマ土台の枠となる「木枠」から作ってみましょう。

予定の大きさは300×300mmですので、市販の木材を使って自作していきます。

木材の入手

最寄りのホームセンターへ行き、ジオラマ土台製作に使えそうなものがないか物色してみます。

色々と見てみた結果、写真の1820×145×13mmの木材が一番よさそうでした。

ラベルにも書いてありますが、この「桐」という木材はは柔らかく加工がしやすいという特徴があるので、初心者にもオススメと言えるでしょう。

木材は同じ商品でも少しずつ個性が違うので、木目が綺麗で歪みが少なく、あまり傷が入っていないものを選びました。

木材の加工

加工していきます。

1820mmの長さの木材を、製作する木枠のサイズ(300mm)にカットしていきます。

カットするときは木材同士の接合部が目立たないようにするため、丸鋸の刃を45度に調整して切断してやります。

ちなみに、切り口を45度で仕上げ、接合面を綺麗に仕上げる加工のことを「トメ加工」と呼ぶらしいです。

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あと、私が使用している工具は、リョービの一番安いエントリーモデルの丸ノコです。この程度の加工なら十分使えます。

レビューには「付属の刃だと切れ味が悪く切断面があまり綺麗に仕上がらない」というコメントが多かったので、別売りのSK11の「黒」を装着しています。

直角に切るための定規として使っているのはこれ。シンワの「ジャスティーⅡ」。

正直すごく使いにくいので、直角のカットなら直角専用の定規を買ったほうがいいです。

木材の組み立て

300mmにカットした木材×4を組み立てましょう。

組み立てには、釘やネジは使わず「木工用ボンド」だけで固定していきます。

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ホームセンターを探せば「ゴリラボンド」とか、もっと性能の良い木工用接着剤も売ってたりしますが、値段も高いので普通の木工用ボンドで我慢。

45度の角度でカットした木材同士を接着し固定してやります。

ここで使用しているのは「SK11 ベルトクランプ 木工用 」というアイテム。

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角に配置した4つのクランプにベルトでテンションをかけ、一定の圧力で締め付けることで、木材を強力に固定しておく事ができる便利なアイテムです。

この状態で1晩寝かせて接着剤が乾くのを待ちます。

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ジオラマの土台部分の製作

接着剤を乾かしている間に、ジオラマ部の土台の製作を進めていきましょう。

発泡スチロールや家用断熱材(スタイロフォームなど)を、木枠の内側のサイズに合わせて何枚かカットしておきます。

カットした断熱材と木枠を仮組みし、ジオラマに配置するガンプラのポジションを決めてやりましょう。

足元の位置をマーカーで印をつけて

足元の位置を基準に、ジオラマのイメージを書き込んでいきます。

断熱材をカットしていく

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断熱材をカットしましょう。

使用する道具は白光の「スチロールカッター

工具先端についている針金(ニクロム線)が発熱することで、表面を溶かしながら断熱材をカットすることができます。

下書きのイメージに合わせて荒削りしてみました。

ここからさらに、「岩」を配置してジオラマに変化をつけていきましょう。

岩のセッティングについて

ジオラマに使用するのは「石膏で製作した岩」です。

▼作り方については『ジオラマで使える「岩」の作り方とは?』で紹介しています。

ジオラマで使える「岩」の作り方とは?

それではフィッティングしていきましょう。荒削りまで終わったジオラマ土台と製作した岩をあわせてみます。

この位置に岩を配置したいので、

岩のアウトラインに合わせて、断熱材をカットします。

カットした断熱材をガイドに、岩をカットします。使用するのは刃の細かい「金属用ノコギリ」です。

石膏を切るとノコ刃の切れ味がすぐ落ちるので、刃が交換できるタイプのノコギリを使うといいですね。

これで木枠におさまる大きさに岩がカットが出来ました。

断熱材の高さも岩に合わせて調整しておきました。

岩ひとつだけでは物足りなかったので、別の箇所にも追加してみました。

最終的にこんな感じに。

手前側が低く、奥側が高く、ゆるい坂のような形状になりました。

最後に、ワイヤーブラシや粗目のヤスリを使って表面を荒らしておきます。

こうすることで、スチロールカッターで発生した凹凸をなだらかにできたり、次の工程で使用する「プラスター」の食いつきを良くすることができます。

プラスターを塗る

プラスターというのは石膏の事ですね、ジオラマでは土や砂などの地面を製作するときによく使われます。

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使うプラスターは、鉄道模型用で作られているTOMIXの「シーナーリープラスター」。

石膏と砂利がいい具合の比率で配合されており、模型でも使いやすいような調整がされてます。

シーナリープラスターは、【 プラスター:水=2:1 】で混ぜて使います。

緩めの泥みたいになりました。

まずは大きな面にざっくりと塗り込みます。

私はヘラを使ってちまちま塗りましたが、今思えばゴム手袋をつけた手で一気に塗ってったほうが楽だったかも。

細かい部分は、筆を使って攻めていきます。

シーナリープラスターが乾く前に、ジオラマに配置するガンプラも仮置きして、足元の地面が自然に仕上がるよう整えておきます。

この状態で、シーナリープラスターが硬化するのを待ちましょう。

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木枠の調整

木枠の高さ調整をしていきます。

土台のシーナリープラスターが硬化したら、木枠と土台を仮組みし、そこへ土台のアウトラインを下書きしてやります。

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書き込んだアウトラインをもとに「糸ノコ」で木枠をカットしていきます。

カットできました。

糸ノコでカットした断面が粗いので、ヤスリで磨いて整えておきましょう。

これで土台の高さに合わせた木枠が完成しました。

木枠の底をつくる

そういえば、今のままの木枠は筒状なので「底」というものがありません。

底がないので断熱材で作った土台パーツも下へ抜け落ちてしまいます。

というわけで、底板を作っていきましょう。

まず、そのへんに転がっていた角材を4分割にカットし、木枠内側の四辺に配置します。

このとき、角材の高さは同じになるようにしましょう。

さらに、そのへんに転がっていたベニア板(厚み5mm程度)を木枠の大きさにカットし、先程接着した角材の上に乗っかるように配置します。

これで木枠の底が出来ました。

土台と木枠と合体させる

それでは、木枠と土台をあわせていきましょう。

木枠の底板に接着剤を塗ります。

使用しているのは、このブログではお馴染み「スーパーX」です。

土台の接着できたら、木枠が汚れないようマスキングしておきましょう。

大きな面積をマスキングには「マスカー」が便利ですね。

木枠との隙間を埋める

次に、木枠と土台の間にできた隙間を埋めていきます。

先程使用した「シーナリープラスター」を少しだけ盛り付けて

細い棒を使ってプラスターを奥まで流し込みます。

周りにはみ出た余分は、ティッシュで拭き取れば綺麗になります。

この作業を全周にやり、木枠との隙間をなくしてやりましょう。

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小石を配置する

ここまで、シーナリープラスターと岩だけで製作を進めてきましたが、さらに情報量を増やすため「小石」も配置してやりましょう。

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使用するのはKATOの「バラスト」とポポプロの「会津バラストL」。

会津バラストはポポンデッタという鉄道模型専門店で購入。

いい感じになるようにばら撒いてみます。

配置したバラストの固定には「ボンド水」を使います。

ボンド水は、ボンド、水、数滴の中性洗剤、を混ぜて作りました。

細かいバラストにボンド水を染み込ませてやります。

ボンド水が乾いて、配置したバラストが固定されてたら次の作業へ進みましょう。

ジオラマの塗装

ジオラマ土台に塗装をしていきます。

普通なら、大きめの筆を使って少しずつジオラマに色をつけていきますが、今回は「砂地のジオラマ=全体的にライトベージュ」という単純な色なので、エアブラシを使って一気に塗装していきます。

土台部分の塗装

KATO製のバラストや会津バラストの色が濃かったので、一度タミヤの「プライマーサーフェイサー」を塗装して色を統一させておきます。

その上から「ライトベージュ」を塗装します。

このままでは少し単調なので、さらに追加で塗装していきましょう。

まず、ライトベージュに黒を混ぜて色を濃くしたスミ入れ塗料を用意します。私はアクリル絵の具を調色したものを薄めてスミ入れ塗料を作りました。

スミ入れ塗料を全体に塗ることで、奥まった箇所に濃い色の塗料が溜まり、陰影がはっきり出て深みが生まれます。

逆に、出っ張った部分には明るめの塗料を使ってドライブラシをしてやりましょう。

ドライブラシの方法については「ガンプラ初心者でも簡単にできる!ウェザリング「ドライブラシ」のやり方」で解説しています。

単色でのっぺりとしていた岩も、ドライブラシをすることで立体的に見えるようになりました。

つや消しトップコート

最後につや消しトップコートで塗膜の保護をしてやります。

使用するのは「スーパークリアつや消し」と「フラットベースあらめ・ラフ」を混合したもの。

つや消しトップコートに追加でフラットベースあらめ・ラフを添加することで、よりつや消し度の高い「パサパサとした質感」を得ることができます。

砂地のジオラマのような「完全なマット」を再現するときに使える技ですね。

木枠の仕上げ

土台の塗装が終わったら木枠の仕上げに入ります。

木枠に貼り付けていたマスキングを剥がし、色を塗っていきましょう。

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木枠の塗装で使うのはワトコの「ワトコオイル ダークウォルナット」。

木材に直接塗って布で磨き上げれば仕上がる、という超便利で簡単な塗料です。

塗料を小皿に取り出し、ジオラマ部分につかないよう慎重に塗ります。

全体に塗料が塗れたら、数分乾燥させて乾いた布で磨いてやれば塗装完了です。

ガンプラの配置

ガンプラをジオラマの土台に固定してやります。

固定に使った接着剤は、またしても「スーパーX」、なんにでも使えるから便利です。

足パーツを接着したら作業完了です。

作品プレートの取り付け

作品プレートを取り付けることで、ジオラマの高級感をグッと高めることが出来ます。

詳しい作り方は『プラモデルの展示で魅せる「作品プレート」の作り方を紹介』で紹介しているので参考にしてみてください。

裏側に両面テープを貼り付けて

木枠に固定してやります。若干ななめになっちゃってますがキニシナイ・・・

完成

これにてジオラマベースの製作は完了となります。お疲れ様でした。