こんにちは。柚P(@yzphouse)です。
この記事では、バンダイから発売されている「MG 1/100 MS-06F/J ザクII」を使用して、ガンプラ改造にチャレンジしていきます。
今回は、キットのパーツを加工して「後ハメ加工」に挑戦していきます。
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目次
後ハメ加工とは?
後ハメ加工というのは、組み立て後に分解できなくなるパーツを、組み立て後もパーツ同士をハメたり外したりできるように加工する工作です。
後ハメ加工をする理由としては、パーツの合わせ目消しがしやすくなったり、塗装時の塗り分け作業が楽になる、なんかがありますね。
ちなみに、ガンプラはスナップフィット式のプラモデルですので、本来は後ハメ加工なんてしなくても組み立て後の分解は普通に出来てしまいます。なので、ガンプラの組み立で「後ハメ加工」をする必要はほぼありません。
では、ガンプラで後ハメ加工が必要になるシチュエーションというのはどういう場合でしょうか?

▲グレーの関節パーツが、緑色の装甲パーツに挟まれる形で組み上がるザクⅡの足パーツ
このパーツのスネ部分に大きな合わせ目がありますね、後ハメ加工をせずスネ部分の合わせ目を消してしまったら挟まれている関節パーツが分解できなくなり、外装と内部フレームの塗り分けが困難になります。。
しかし、ここで「後ハメ加工」をしてやると合わせ目消し後の関節の塗装が楽にできます。
もちろん、後ハメ加工をすることがすべての正解というわけでもありません。
後ハメ加工をせず、装甲パーツの合わせ目消しもして、塗装時(グレーと緑色)はマスキングにて塗り分けに対応する。という方法でも全然構いません。
どういった方法で進めれば後の作業が楽になるかをしっかり考えながら、後ハメ加工する箇所を適切に選択していきましょう。
ザクⅡの頭を後ハメ加工

それでは加工をしていきます。まずは、MGザクⅡver1.0の頭部パーツからです。
作業しやすいよう、動力パイプは外しておきましょう。

▲パーツ構成はこんなかんじ
内部フレーム(黒いやつ)を挟み込むような形で外装パーツ(緑色のやつ)が取り付けられます。ここから、どこをどのように加工していくかの検討していきます。
後ハメ加工で一番つまずきやすいポイントは、「どうやって外せるようにするか」を考えるところでしょう。
後ハメ加工に慣れている方なら、ある程度のセオリーみたいなものが頭の中にあると思いますのでそこまで苦労しないと思います。が、初めての方にはちょっと難しいかも・・・。
どうやって後ハメ加工するかわからなくて、にっちもさっちも行かなくなったら、ホビージャパンやモデルグラフィックスなどの模型誌に掲載されている作例をチェックしてみるといいかもしれません。
プロモデラーの最新ガンプラを組み立てについて掲載されており、後ハメ加工の内容の紹介なんかもあります。もしかしたら参考になるものがあるかもしれないですね。
首ポリキャップの移植

それでは後ハメ加工をしていきます。
このパーツは、外装パーツの下側から内部フレーム(黒いやつ)を引っこ抜けるよう後ハメ加工することにしました。
まずは、首根本についているポリキャップが邪魔なので移植しましょう。

使用するのはウェーブの『プラサポ3mm』です。
ポリキャップの受けを簡単に作れる便利なサポートアイテムですね。

既存のポリキャップが取り付けられるかを確認して、

内部フレームにプラサポを接着してやります。
これにてポリキャップの移植完了です。
外装パーツの邪魔な部分を加工する

続いて、外装パーツの邪魔な部分をカットしていきます。

ナイフを使って邪魔な部分をサクッとカット。

内部フレームを仮付けして確認してみます。
口部分にあるダボも邪魔だったので、ここもカットしてやります。

さらに確認してみると、外装パーツの内側にも四角いダボがありました。
下から内部フレームを差し込めるようにするため、四角いダボの下側だけ(ピンク色のところ)を彫刻刀を使ってカットしてやります。

加工が終わった外装パーツはこうなりました。
下側にごっそり穴が空いてしまいましたが、組み立て後は目立たなくなるので良しとしましょう。

外装パーツを組んだまま、内部フレームを取り出すことができるようになりました。
パーツの合わせ目消し

MGザクⅡver1.0の頭部には大きく目立つ合わせ目がありますので、そちらの処理をしていきましょう。
後ハメ加工をせず外装パーツの合わせ目消しをしてしまうと内部フレームの塗装が難しくなりますが、後ハメ加工をしておくことで、心置きなく外装パーツの合わせ目消しをすることができます。
溶剤系接着剤を使用した合わせ目消しについては、こちらの記事「合わせ目を消してガンプラのパーツ同士を完全に一体化させるコツを徹底解説!!」を参考にしてみてください。
足パーツの後ハメ加工

続いて足パーツの後ハメ加工をしていきましょう。
このパーツは足首・膝関節がある内部フレーム(グレーのところ)を芯にして、左右から外装パーツが挟み込まれています。

開いたらこんなかんじ。
内部フレームと外装パーツは片側3箇所のダボで固定されているのが確認できます。
このパーツは、内部フレームを上下で分割して、分割したパーツを上下から差し込めるように後ハメ加工してみようと思います。

まずはピンク色で印をした箇所をカットしてみます。
パーツ分割で使用したのは、断ち切り用のエッチングソーの「ハイパーカットソー0.2」です。

綺麗に切れました。
続いて、外装パーツの加工をしていきます。

分割した内部フレームを上下から差し込めるように、受け側のダボを加工していきます。

ピンク色で印をした箇所が干渉するので、ナイフと彫刻刀を使って削っていきます。

加工が終わりました。反対側も同じように加工するのを忘れずに。

これで後ハメ加工は完了です。
足首関節のパーツは下から、膝関節は上から差し込めるようにしてみました。
まとめ
後ハメ加工はパーツの形状によって加工方法も色々変わってきます。
失敗しないよう、パーツをよく観察して、加工方法をしっかり検討してから後ハメ加工をしてみてください。
それでは。








