2024年で買ってよかったモノ!模型工具・素材など11選!!

モデラー

  • 柚P

 

こんにちは、柚Pです。

今年もあと数日で終わりますが、皆様はどんな1年を過ごしましたか?

わたくしはといいますと、ワンフェスに続き、「となりのモケイフェスティバル」という立体イベントにも参加するようになり、自走での遠征や旅行が増えた1年だった気がします。地元では「みんトラ広島」も開催され、そちらにも参加しましたね!

逆に模型と関係ない方の趣味、自転車、釣り、バイク、は気持ち少なめでした。全部全力で楽しめたらよかったのですが、やはり外で楽しむ趣味というのは季節との相性もあり、タイミングを合わせるのがなかなか難しいですね・・・。

そんな1年でしたが、その中で買い物もたくさんしました。

というわけでこの記事では、毎年恒例であります「今年の散財の中で買ってよかったもの」を紹介していきます!

ベッセル電動ドライバー

ベッセルが販売する充電式の電動ドライバーは、初期の頃からずっと欲しいと狙っていたのですが、今年ついに購入しました。

手元のスライドボタンを操作することで、取り付けたビットを回転させるという超単純な動作をする電動ドライバーですが、これが超便利でして。

私の用途では、些細なことでしか出番はありませんが、主に、

  • 3Dプリンターのフィルム交換時
  • イベント用展示台の組み立て時

の用途で使われます。

電動で回転時のトルクが必要なく、取り回し重視の用途で活躍してくれますね。

ちなみに他の電動ドライバー(ドリルドライバーやインパクト)も持っているので、パワーが必要な用途と、そうでない用途では、道具を使い分けでいます。さすがにインパクトを使って3Dプリンターのレジンバットのネジ締めたら、ぶっ壊れますからね・・・ネジもネジ穴も・・・。

そこまでトルクが必要なく、仮締め、取り外し、の動作を楽にしてくれるだけのアイテムですが、これを一度知ってしまったら普通のドライバーには戻れません。回すの面倒臭すぎ。

私みたいにアルミフレームを使ったボルトオンのイベント用展示台を使われている方には、バタバタしがちな「設営」「撤収」の時短アイテムとしても活躍してくれるでしょう!

トルクをしっかり伝える「ストレート」の六角ビットと、自由な角度で締め付けできる「ボール」の六角ビットを持っていれば、完璧です。

LEDパネルライト

新しいプラモデル・フィギュア撮影機材!コンパクトな面光源の『NEEWER LEDパネルライト』の紹介

これは別記事でも紹介しましたね、模型撮影用として購入したNEEWERのLEDビデオライトです。

できるだけ広い面光源で、尚且つコンパクトなものを探してたらこれに行き着きました。

私が記事を書いたあとのSNSの反響のなかに「自分もすでに愛用してるよ!いいよねこれ」みたいなポストも見かけ、(間違った選択ではなかったみたいでちょっと安心だ・・・)とホッとしたというのはここだけの話。

毎日使うものでもないので、5年くらいは壊れずに頑張ってもらいたいですね!

テプラ

テプラもずっと欲しかったんですよね!!

普通に使うのはもちろんですが、ハイキューパーツのレーザープリンター用のデカールをテプラのカートリッジに入れて魔改造してる方とかもいて「俺もやってみて~!」ってことで買ってみました。

模型用途でも使えるよう、高解像度、スマホで操作できて自由度が高いもの、その中でも比較的安価なもの、で選んだらこいつになりました。

まだ魔改造カートリッジを作ったりはしてませんが、とりあえず便利に使っています。

透明台紙の白文字を使って、左手デバイスのショートカットキーの表示をさせてみたり。

熱転写?で印刷された文字なので、水分や油分に意外と強くて、色落ちも無く使えています。

完成した作品を管理するためのテンプレートを作ってみたりもしました。

誰が、いつ、何を作ったか、が一目でわかるようになります。

ほかにも、ハイキューパーツのカラーチップの文字欄の印刷や、備品管理なんかでも役に立ってます。

大変便利です。

防毒マスク

今まで3Mの『半面形面体 6000』の防毒マスクを使っていたんですが、最近またシゲマツに帰ってきました。

3Mの防毒マスクも、デザインはバチクソにカッコいいんですけどね・・・。ヘッドバンドの耐久性や、吸収缶の入手ルートなんかに不満があって・・・。

対してシゲマツ製の防毒マスクは、車で数分で行ける近所のホームセンターでも吸収缶を取り扱っているので、気軽に消耗品を手に入れることができます。

レジン複製のような有機溶剤や揮発したウレタン樹脂に晒される作業でも使うので、吸収缶は気軽に交換できるようが絶対いいよね!

シリコンゴム ピペット

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私は模型作業で使うスポイトとして、ガラス製の「ピペット」を使っているのですが、一般的に売られているピペットは、負圧を生み出す部分にゴムが使われているため、有機溶剤に対する耐久性が無く、ずっと不満を持ってました。

そんな中、密林の奥地を探索していると、なんとも便利そうな「シリコーンゴム製のピペット」なるものを発見したのです。

これは使える!と、即購入。

そして予想も的中、こいつは良いものだ。

左:ゴム製のピペット。有機溶剤で可塑剤が抜けてしまうのか、表面がすぐひび割れます。
右:シリコーンゴム製のピペット。ラッカー、エナメル、の溶剤を色々使いましたが、今のところ異常無し

劣化するのはゴムの部分だけなので、都度交換しだところでそんなに高くつくようなものでもないですが、いざ使おうとした時に、可塑剤でベトベトしてたり、使えなかったりすると萎えるので、シリコーンゴム製に交換して対策しておくことに越したことはないですね!

モバイルモニター

机の左下にある小さいやつです。

ZBrushでモデリング作業をするとき、資料やらBGVを流してることが多いんですけど、ディスプレイが2枚だけだど足りなくなるんですよね。

大型のディスプレイをさらにもう1枚追加したところで、机の所有面積的にも邪魔になりそうですし、画面を見るために首を動かすという動作も増えて作業中も疲れてしまいそうです。

この問題を解決すべく導入されたのが「10インチ モバイルモニター」。

  • メインディスプレイ→ZBrush
  • サブディスプレイ→資料
  • モバイルモニター→BGVや作業通話アプリなど

モバイルモニターには、作業中に流すアニメだったり、作業通話で使っているDiscordといった通話アプリが開かれていることが多いですね

そしてこのモニターは10インチというサイズは、同一商品のなかではかなり小さい部類みたい。

この小ささを生かせば、メインディスプレイの下に収めることもでき、ZBrush作業中でも少しの視点移動だけで画面を確認することができます。

あとアスペクト比が3:2というのもかなり良かったです。

普段扱っている写真のアス比が3:2なので、資料として開くときも見やすいです。また、昔の映像(4:3)でも、今の映像(16:9)でも、ジャストフィットはしないものの、黒帯が少なく広範囲に映してくれます。

無くてもいいけど、あったら便利、ですね。

リヒトラブ 裁断機 スライドカッター カッターマット付き M60

「横長のカッターマットが欲しいな~~~」と密林の奥地を徘徊してたら、またまた面白い商品を見つけました。

リヒトラブの「スライドカッター M60」という裁断機です。

商品の全体はこんな感じ。

私が欲しかったのは「横長のカッターマット」だけでしたが、セットで付いてきた「直線カッター」も、使ってみたらかなり便利なアイテムなことが分かりました。

透明な物差しに、スライド式の丸刃のカッターが付いており、この装置を押し込んでスライドさせることで簡単に直線カットができるという代物。

本来の使用用途は”チラシや紙の裁断”でしょうが、私はモデラーなので「マスキングテープの直線カットに使えね?」って思ったわけですよ。

使ってみたら、あら便利。これは細切りマスキングテープ作り放題じゃないですか。

マスキングテープを物差しで真っ直ぐに切るのって意外とコツが必要で、手元がブレてしまったり、カットの途中で物差しがズレてカットラインが歪んだりしがちなんですよね。

その点、この直線カッターは手元がブレること無くストレスフリーでカットすることができました。

当初はカッターマット目的で買った商品でしたが、意外な発見でしたね。

マジスク

すごい今更感ありますが、普通に愛用してます、マジスク。

刃を立てた状態でスライドさせて対象物を薄く削る「カンナがけ」の作業では、切れ味こそそこまで高くはなく「ふーん、こんなもんか」と思っていましたが、実際に使い続けていくと、それらを含めた全体のバランスが非常にいいことに気が付きました。今ではもう手放せません。

この”切れ味が高くない”というのは、悪い意味ではなく「程々の切れ味で対象物に深い傷をつけにくい」ということに繋がってきます。雑に扱っても大丈夫=コントロールがしやすいイメージです。

さらに先端が尖っているのもパーツのキワが攻めやすくて好きなポイント。

これまで販売されていた同系統のセラミック系の工具はどれも先端が丸められていて苦手だったので・・・。

頻繁に動かして使う道具なので、軽量で手が疲れにくいというのも良いですね。初見では「値段の割にはプラスチック製の安っぽいグリップ」に見えてましたが、これがまた良いんです。

太いグリップとボディの軽さを生かして、長時間の作業でも安定して使用することができます。

発売当初は人気商品過ぎてずっと品薄でしたが、さずがにもう手に入れられるようになってそうですね。アルゴファイルさんも頑張って追加生産してくれてるみたいですし!

無印空気清浄機

プラモデル製作の集塵機の決定版!?無印良品の「コンパクト空気清浄機」を導入してみた

こちらもけっこう反響があったアイテムですね。無印良品の集塵機 空気清浄機です。

最近は純正の替えフィルターも手に入れやすくなり、さらに運用しやすくなりましたね。

市販のものや自作を含め、これまでいくつかの集塵機を使ってきましたが、これが一番安定してますね今のところは。

手が出しやすい価格帯、メンテナンス性、消耗品の入手性、静音性、デザインなどなど・・・、ここまで満足度の高い集塵機との出会いに感謝であります。

ブレードツーニッパー(試作型)

今年のエイプリルフールに発表されたゴッドハンドの「ブレードツーニッパー」という、両刃タイプのニッパー。

商品ページが公開になったタイミングが4月1日だったので「またまたご冗談を~」と笑いながら商品ページに飛んでみると、普通に買える状態になってました。

値段は5610円、まあ嘘ネタで届かなくても別にいいし、本当に届いたら嬉しいし、ということでポチり。

本当に届きました。

いや嘘じゃないんかい!

ブレードワンニッパーを両刃にしてあるという謳い文句の通り、まな板刃がありません。どっちも切れます。

また、まな板刃が無いので、ニッパーの刃同士を閉じた時にツライチの状態になります。

これが本当に便利。初心者向けのガンプラで多様されている”タッチゲート”をはじめ、”くさび型ゲート”、”アンダーゲート”などにも非常に相性がいいときた。

私はこのニッパーを使い始めてから、アルティメットニッパーを引き出しの奥の方へ収めました。

intuos pro large

いままでは、友人の厚意で譲ってもらったintuos4を死ぬほど使っていたのですが、タブレットの表面が削れすぎて描き味が大きく変わってきてしまったので買い替えました。

買い替えとはいえ、今回購入した現行版のintuos proもかなり古い商品です。7年くらい前の商品。

wacomさん、液タブばっか作ってないで、プロユースの新型板タブも作ってくださいよ~!出さないなら出さないでいいけどせめて保守部品も生産終了させずに作り続けてくださいよ~!

流石に7年前の板タブを新品で買うのは気が引けたので、メルカリで綺麗そうなのを選んで買いました。私が買ったのは2022年製造らしく、オーバーレイフィルムのキズも無く、そこまで使い込まれて無さそうでした。いい買い物した。

1月に購入しているので、夏WFでお披露目した「オーバーオール有栖」や、新作の「蒼角」はこいつで作られています。

来年もよろしくお願いします!

というわけで、今年もありがとうございました&お疲れ様でした。

来年も引き続き立体イベントにも参加していきますし、展示会にも顔を出していきますので、お見掛けした際は仲良くしてくださいね~!

それでは良いお年を。

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