新しいプラモデル・フィギュア撮影機材!コンパクトな面光源の『NEEWER LEDパネルライト』の紹介

モデラー

  • 柚P

 

こんにちは、柚Pです。

つい最近、以前まで模型撮影で使っていたソフトボックスライトが壊れてしまいまして・・・。

幸いにも次回の撮影までの時間はたくさんあったため、しっかり下調べをた上で現状の不満もいくつか解決できるような照明を新しく買ってみました。

とはいえ、プロ御用達の機材を使うほどの本格的な撮影もしていないので、今回は趣味ユースで使えるお手軽なものをチョイスしてみました。

NEEWER LEDパネルライト

新しく購入した機材は、NEEWERが販売する18インチLEDパネルライト。(部屋汚くてごめんね)

NEEWERというメーカーは、格安の中華カメラ機材販売業者としては有名なとこですね。素人が趣味で使う分には十分な性能を持った製品を格安で提供してくれているので、私もよく利用させてもらってます。

以前の撮影環境でソフトボックスタイプの面光源を使っていたということもあり、「大型のパネルライトなら違和感なく移行できるのでは?」ということで、このタイプの光源を選びました。

  • パネルサイズ:18インチ/46cm
  • 色温度:3200K-5600K
  • 演色評価数:CRI97+
  • 対応バッテリー:NP-F550、NP-F750、NP-F970

発光面は18インチと、市販のパネルライトとしてはかなり大型な部類です。20cm程度のプラモデルやフィギュアなら余裕で照らせます。

さらに、パネルライトはソフトボックスと比べ薄型なため、狭い部屋でも取り回しが良く、ライティングの幅を広げることもできそうです。

付属品

商品注文後はこのような形で届きました。(発送中はちゃんと段ボールで包まれていました。)

専用の保管バッグが付属してくるのは嬉しいですね。使わないときはコンパクトにまとめて収納しておけます。

結構しっかりとした作りをしているので、中身の保護性能も高いのもポイント高いです。

バッグから中身を取り出してみました。

  • 三脚
  • パネルライト
  • 電源アダプター
  • 接続ジョイント
  • リモコン

残念ながら、光の色を変えるカラーフィルター等は入っていませんでしたが、光源として使うための最低限のものは揃っていますね。

操作感

パネルライトのスイッチ類はすべて背面に設置されています。

かなりシンプルな作りなので、初めて触る人でも迷うことなく操作できそうですね。

上部のスライドにSONYのNP-F550やNP-F970を取り付ければ、バッテリー駆動で運用することもできます。

AC電源の取れないような野外撮影でも便利に使えそうです。

光量と色温度

左右のツマミを回すことで光量と色温度の変更ができます。

色温度は 3200K~5600K の間で調整が可能。

室内の照明やサブで使っている照明の色温度に合わせてやれば、カメラのホワイトバランスの調整が楽になります。

実際に撮影で使ってみた

ライトの解説はこれくらいにしておいて、実際の撮影で使ってみましょう。

今回撮影に使ったセッティングはこちら

いつもは「フィルライト」「キーライト」「バックライト」の3台を使って撮影してるのですが、今回は NEEWER LEDパネルライトの紹介記事ですので、この2台の光源のみで撮影を試みます。

フィギュアの撮影

ふんわりとした面光源なので、フィギュア撮影には相性がいいですね。強い影も入らずナチュラルな写真に仕上がりました。

一部、エイラ(右の子)の胸元あたりに気になる影が入っていますが、このへんは追加のライトやレフ板などで上手いこと調整すれば、よりよい写真が撮れそうです。

LEDパネルライトの演色性は、【CRI97+】くらいはあるらしいので、肌色の多い撮影でも使いやすいです。

ガンプラの撮影

パッケージや説明書で使われていそうな、クセのない綺麗な写真に仕上がりました。

たった2枚のパネルライトだけで、これだけ安定した写真が撮れるなら十分でしょう。

気になるところを挙げるとするなら、面光源なのでくっきりとした影が入りにくいため、ガンプラのようなパキパキとした面の被写体だと少しのっぺりしがちですね。

追加でバックライトやレフ板を追加して立体感を活かすライティングを探してみても楽しそうです。

カーモデルの撮影

最後にカーモデルの撮影です。

これはちょっと私の撮影が下手でしたね・・・。

光沢面の多い被写体の撮影では、光の反射をもう少し考えてライティングするべきでした。ボディにがっつりパネルライトの四角い形が反射しててダサいですね。

大判のトレーシングペーパーで、光源の境目をぼかしてやったり、そもそも直接光源が反射してこない位置にライトをセットするなどの対策を上手にしてやる必要がありそうです。

まとめ

というわけでNEEWER LEDパネルライトの紹介でした。

今回紹介したパネルライトは「定常光」と呼ばれる光源ですが、同じ用途で使われる撮影機材として「スピードライト(フラッシュ、ストロボ)」を選ぶ方もいらっしゃると思います。

スピードライトにも、コンパクトさや圧倒的な光量という優れた能力があり魅力的です。実際、写真撮影用途だけだったら、私もスピードライトを選んでると思いますし。

ではなぜ、私がスピードライトを選ばなかったのかと言うと、

  • たまに動画撮影もする
  • 定常光なのでライティングの位置や光量を直感的に調整しやすい(主にこれ)
  • 夜の野外BBQの光源としても使える

なんて理由があったりします。

定常光での撮影だと、目視でライティングの調整ができるため、年に数回しか物撮りをしない撮影初心者の私でも簡単に扱うことができます。

今回購入したNEEWER LEDパネルライトも、難しいことは考えず、雑にセッティングしただけで、綺麗な写真が撮れる環境を作ることができました。

私もまだ数回しか使っていませんが、お気に入りの機材になりそうな予感がします!

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