47年前のキットを最新の技術で蘇らせる!『1/20 タミヤ PORSCHE 935 マルティーニ 』製作記

モデラー

  • 柚P

 

こんにちは。柚Pです。

今回は、タミヤが販売する「1/20 ポルシェ 935 マルティーニ」のキット製作について詳しく紹介していきます。

ポルシェ935マルティーニ

購入したキットは、タミヤから2023年に再販された『ポルシェ935マルティーニ』。伝説的に有名なマシンでお馴染みですよね。

実はわたくしキット購入後に知ったのですが、なんとこのポルシェ935マルティーニ、初回販売日が1977年らしく今から47年前に設計された古のキットなんですよね。

箱も新しい感じだったので割と最近のキットかと思って買ったのですが・・・やられました笑。

タミヤはパッケージデザインを統一しているので全く気づけませんでした。

まあ47年前とはいえ、2023年に再生産されているキットですから、プラスチック樹脂や水転写デカールの劣化は全く起こっておらず、その点は安心して製作に取りかかれます。

ちょっと型ズレが多かったり、バリがあったり、モールドが緩かったりする程度でしょう。

パッケージには、ポルシェから「オフィシャルライセンス」を受けたシールも貼り付けてあり最高にクールです。

シャーシ組み立て編

タミヤ 1/20 PORSCHE 935 マルティーニ 製作記 #01 『シャーシ組み立て編』

タミヤ 1/20 PORSCHE 935 マルティーニ 製作記 #01 『シャーシ組み立て編』

それでは箱を開けて組み立ててみましょう。まずはシャーシから。

最もパーツ数が多く複雑な組み立て技術が必要になる工程ですが、カーモデルのメインは「ボディ」なので、そこそこのクオリティで仕上げちゃっても意外と大丈夫。

お酒を片手に気楽に楽しみましょう。

シャーシ塗装編

<記事リンク予定>

組み立てたシャーシを細かく塗装してきます。

ポルシェ935マルティーニのキットでは、エンジンルームまでしっかり作り込まれているため複雑な塗り分けが必要なってきます。

エアブラシや面相筆を駆使して上手に塗装していきましょう。

ボディ組み立て編

<記事リンク予定>

ボディの組み立てを行います。

カーモデルのメインとも言えるボディの工作ですので、手を抜かずにしっかり仕上げていきます。

古いキット特有の「造形の粗さ」も、組み立て工程で手直ししていきます。

ボディ塗装・デカール貼り付け編

<記事リンク予定>

下地の工作が終わったら、一番楽しい「ボディ塗装」をしていきます。

ボディに色が入り、水転写デカールで情報量が一気に増える瞬間は、何ごとにも代えがたい幸せを感じられますね。

ボディ研ぎ出し編

<記事リンク予定>

基本塗装とデカール張りが終わったボディを、コンパウンドで磨いてツルツルに仕上げていきます。

「実車のポルシェ935マルティーニはこんなに綺麗じゃねーよ!」って声も聞こえてきそうですが、まあこれはプラモデルなので、”模型として見たときの魅力”を優先して仕上げていきます。

もちろん実車さながらに仕上げたプラモデルもかっこいいので、汚し塗装や、史実に合わせたボディやマーキングの破損を再現してみるのも面白いですね。

ボディ仕上げ編

<記事リンク予定>

磨いたボディをさらに細かく仕上げていきます。

ガラスの周囲に入ったゴムモールの塗り分けや、ボンネット固定ピン、サイドミラー、アンテナ、など細かいパーツを取り付けてディティールを増やしてキットを完成させるところまで進めます。

最後の最後で大きな失敗をしないように慎重に!

ポルシェ935マルティーニ 完成

地道な作業を続けてきましたが、これにて完成となります。

キットの状態はお世辞にも良いものとは言えませんでしたが、さすがタミヤ製、47年前のキットでもちゃんと完成させられるし、めちゃんこかっこいいです。

精密パズルのような最新キットもよいですが、たまにはこういうノスタルジーな気分に浸れる旧キットも悪くなかったですね。

 

MEMO

これらの写真は、Photoshopの機能「被写界深度合成」で編集したものを使用しています。具体的な方法については別記事で紹介しています。

プラモデルのピントを合成してみよう!Photoshopを使った『被写界深度合成』のテクニック

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