こんにちは。柚P(@yzphouse)です。
この記事では、バンダイから発売されている「MG 1/100 MS-06F/J ザクII」を使用して、ガンプラ改造にチャレンジしていきます。
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目次
ウェザリング技法「シリコンバリアーチッピング」とは?

挑戦するチッピングは「シリコンバリアーチッピング」という技法。
名前の通り「シリコンバリア」を使用すて塗装剥げ(チッピング)を再現するウェザリングですね。
一度、『ガンプラ初心者でも簡単にできる!ウェザリング「チッピング」のやり方』でも簡単に紹介していますが、今回もザクⅡを使って詳しく紹介していきます。
パーツにダメージ加工を入れてみよう

塗装のする前に、チッピング塗装が映えるようパーツにダメージ加工を入れておきましょう。

使用している道具は「リューター」と、Gパーツで購入した「PANTHER スチールバー 球形 1mm」。

モビルスーツの塗装が剥げるとき、必ずどっかしらの角をぶつけたり擦ったり、飛び石なんかで表面に傷がついたりなど・・・そういうのが原因で塗装剥げが始まると思うんですよね。
という事を踏まえ、ガンプラパーツにも傷を入れたというわけです。
作業のポイントとして、リューターで削る前にサーフェイサーを薄く塗装しておくことで「パーツのどこに傷を入れたか分かりやすくなる」というのがあります。

全身にダメージを入れたら、削った箇所にもサーフェイサーを塗装して表面を整えておきましょう。
シリコンバリアーチッピングの基本塗装
それではシリコンバリアーチッピングの基本塗装をしていきましょう。
塗りの作業は、下地、シリコンバリアー、基本色、の3工程で進めていきます。
下地塗装

下地塗装では、金属色や暗めのグレーを塗装してやります。
これが、チッピング工程で塗装を剥がしたときに現れる色になります。
シリコンバリアー塗装

続いて、下地塗装の上からシリコンバリアーを塗装してやります。
シリコンバリアーの厚塗り厳禁です。エアブラシを使って塗る際は、1~2回ほど薄くかぶせてやる程度でいいでしょう。
塗料が乾いたら、写真のようなしっとり目のつや消し状態になります。
一見触っても大丈夫そうな印象を受けますが、実際には「表面に薄く油が付いているような生乾き状態」なので、直接手で触らないよう注意しましょう。
基本色の塗装

最後に、外装色であるグリーンを塗ってやります。
グリーンの1色目は濃い色で塗装、その上からホワイトを加えて明るく調整した2色目のグリーンをグラデーション塗装します。
この詳しい工程は『汚し塗装の下準備!ウェザリング前のガンプラの全塗装はどうすればいいの?』で紹介しています。
これにて基本塗装は完了です。
チッピングをしてみよう

塗装を完全に乾燥させたら、チッピングをしていきます。
使用するのは「爪楊枝」。
プラスチックを傷つけにくく尖ったものなら何でもいいです、竹串でも可。
爪楊枝でちまちま削るのもいいですが、パーツ数も多くて面倒くさい!という場合は「硬めの豚毛ブラシ」を使うのもオススメ。

豚毛ブラシはホームセンターなんかで売られてますね。
使い方にも変化を付けながら、
- 普通に擦る→エッジ部の塗装を剥がしができる
- パーツにブラシを叩きつける→飛び石などで出来た面の塗装剥がしができる
といった使い分けをして、塗装を剥がしていきます。
足元なんかは飛び石が多そうなので、パーツ表面にブラシを叩きつけて派手目にチッピングしてやりました。

比較しやすいよう、右半身だけチッピングしてみました。
どうでしょう?
関節周り・足回り・可動部、など、どこの塗装が剥がれやすそうかなんかを考えながらチッピングをしてみると楽しいですよね。
楽しすぎて、やめ時が分からなくなり、やりすぎてしまうこともあるのでそこだけ注意しましょう。
ドライブラシをしてみよう

チッピング以外にも、パーツごとに違う表情を付けていきたですよね。
というわけで、ミサイルポッドやザクマシンガンなんかの武装には「ドライブラシ」というウェザリングをしてやりましょう。
ドライブラシのやり方については『ガンプラ初心者でも簡単にできる!ウェザリング「ドライブラシ」のやり方』の記事で詳しく紹介しています。

右がベタ塗りのミサイルポッド、左がドライブラシをしたミサイルポッド。
エッジに擦れたような表情がつき、より使用感を出すことが出来ました。
ジオラマに合わせたウェザリングをしてみよう

今回は砂地のジオラマも一緒に製作しているので、ジオラマに合うようなウェザリングも施していきましょう。
砂汚れ

薄い砂汚れはクレオスの「Mr.ウェザリングカラー サンディウォッシュ」を使用して再現していきます。

まず、足元を中心にウェザリングカラーを薄く塗ってやります。
塗ったすぐは溶剤が乾いてないので濡れたような質感になっちゃいますが、溶剤が乾いた後はつや消し状態の「砂埃」のような質感に仕上がります。

ウェザリングカラーを塗りすぎたり、派手になりすぎた箇所は「ウェザリングカラー専用薄め液」を使って落として調整してやりましょう。
綿棒に専用薄め液を染み込ませたものを使うと、拭き取り作業がしやすいですね。
泥汚れ
砂地のジオラマですので、泥汚れも追加してやりましょう。
ここで追加する泥汚れは、ぐちゃぐちゃに濡れた暗い色の泥汚れではなく、「乾いて固まった明るめの泥汚れ」です。
使用するのはタミヤの「ウェザリングスティック サンド」。
クレヨンのように使えるウェザリングアイテムですね。

ウェザリングスティックの使い方は非常に簡単。泥汚れを付けたい箇所に軽くこすりつけるだけです。

ウェザリングスティックで泥を付けたら、最後に「Mr.ウェザリングカラー サンディウォッシュ」を付けて全体を馴染ませてやります。

これで乾いた泥汚れの再現が出来ました。
パステル粉を使って砂埃を付ける

先程紹介した方法以外にも、より乾いた砂埃を再現したい!という方には「ウェザリングパステル」なんかもオススメです。

ウェザリングパステルセットには、色の違うパステル粉が3種類入っています。
ダークブラウン(湿った泥など)、ライトブラウン(乾いた土・泥)、サンド(砂埃)などによって使い分けれるようになってますね。

今回使うのは一番色の明るい「サンド」です。こいつを使って砂埃を付けてやりましょう。
パステル粉の使い方にも色々ありまして、アクリル溶剤に溶いて使えば「Mr.ウェザリングカラー」と同じような使い方ができますし、そのままこすり付けるだけでも使えます。

私は、柔らかめの平筆にパステル粉を取り、パーツに直接こすりつけるようにして使いました。そのまま擦り付けるほうが埃っぽい質感になりますので。
まとめ
ウェザリングをしたことで、全体的なリアリティも質感も上がり、砂地のジオラマベースにも馴染むようになりました。
このように、「どんなシチュエーションでどこがどう汚れるのか?」考えながらウェザリングをすることで、より自然な作品に仕上げることが出来ます。
ウェザリングに対して難しいイメージを持っているモデラーも多いと思いますが、最近は便利なウェザリングアイテムもたくさん販売されていますので、それを上手く活用してカッコいいウェザリングに挑戦してみてください。
それでは。











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