こんにちは、柚Pです。
模型展示会やフィギュア即売会では、自身の作品を魅力的に飾るため、展示台を活用されている方が多いでしょう。
最近では、その展示台に「照明」が使われているものもあります。
私が使用している展示台にも照明は取り付けられています。しかし、作品の形状によっては既存の照明だけでは不十分であることに最近気づきました。
というわけでこの記事では、どんな作品でも魅力的に照らせる「アッパーライト」を自作することで、既存の照明の不満点を改善していきます!
目次
アッパーライトとは
「アッパーライト」とは、下から上に光を照らす照明器具のことを指すそうです。
もとは間接照明などで使われている呼び名ですので、今回自作するような照明を「アッパーライト」と呼んでいいのかは不明です・・・。フットライト?下部照明?
※正式な呼び方を知ってる方がいらっしゃいましたら教えて下さい。
必要な材料
今回使用する照明部品は、全てエルパラで揃えました。
- 反射式V型アルミフレーム×2本
- 2835高演色アルミライトバー×1本
- ミニ2pinコネクターセット×3個
- DCジャック付きケーブル×1個
私が使っている展示台の横幅サイズは1200mmなので、400mmの分割式アッパーライトを3本作ることにします。
LEDを点灯させる12Vの電源ユニットは既存のものを使用していきます。詳しくは【フィギュアイベントでつかえる展示台の照明を改良して理想の形に!】の記事をチェック!

パーツを加工していく
注文から数日後、エルパラから部材が無事に届きました。
アルミフレームの下部に反射鏡が付いているので、1本のLEDでも広範囲を効率的に照らせそうですね。これは期待できます。
これらの部材は未加工状態だと、長さが1mもあるので、金鋏や金鋸を使って任意のサイズに加工していきましょう。
アルミライトバーは薄いアルミ素材で作られているため、金ハサミでカットすることができます。
一定の間隔で「カットライン」がありますので、その線に合わせて切断しましょう。
今回は1mを6分割するので、176mmサイズのものが6本になるようカットしてみました。
アルミフレームはハサミではカットできないので金鋸を使用して切断します。差し込まれている反射鏡は加工前に取り外しておきましょう。
展示台のサイズに合わせて、長さ400mmのサイズで3本用意します。
アルミフレームのカットができたら反射鏡も同じサイズで切断していきます。反射鏡は薄いので普通のハサミで切れます。
表面には保護フィルムが貼ってあるので、こちらも忘れずに剥がしておきます。
配線の取り付け
配線を取り付けていきます。配線作業でははんだごて必須です。
切断したアルミライトバーは、すべて直列で接続しますので、プラス同士、マイナス同士で配線していきます。
アルミフレームを400mm間隔で分割しているので、アルミライトバーの分割ラインにもミニ2pinコネクターを配線してバラせるようにしておきましょう。
DCジャックの配線は、赤がプラス端子、黒がマイナス端子になるよう配線します。
このように配線ができました。
配線だらけでちょっと不格好ですが、外側からだと見えないので無問題です。
組み立て後は、ライトの点灯が確認してみます。
無事に点灯できたら、アルミフレーム、アルミライトバー、反射鏡、を接着材で固定してやりましょう。
アッパーライトの効果の確認
さっそく自作した照明の効果を確認してみましょう。
テスト撮影には エイラ&サーニャ 水着ver.にご協力していただきました。
展示台とアッパーライトの接続には、こちらの「3M メカニカルファスナー」を使っています。
厚み1mm以下の面ファスナーなので、目立たず活用できます。
上部の照明のみ
まずは既存の照明のみで撮影した写真。
いつもの見慣れた雰囲気の写真が撮れました。ぶっちゃけこれでも全然使えるレベルだとは思います。
とはいえ斜め上からの照明だけなので、頭部のおでこに影が入りやすく、作品形状によっては「暗い表情」に見えてしまう恐れがあります。
上部照明+アッパーライト
続いて「アッパーライト」を点灯させた写真。
下部から光で照らされてるお陰で、顔周りの影の落ち方がだいぶマイルドになり、明るい印象を与えることができます。
しかし、アッパーライトの光を強く当てすぎると、メリハリの無いのっぺりとした不自然な写真になることもあるため、ある程度の光量調整が必要になってきそうです。
アッパーライトのみ
アッパーライトの効果を確認するため、上部の照明を消してみました。
狙い通りの場所に光が届いており、効果は十分そうですね。
それはそうと、今のライティングだと、エイラとサーニャが懐中電灯で怖がらせにきてるシチュエーションに見えてきました・・・。
問題点
アッパーライトを増設したあとの問題点として「背景に落ちる多重の影」があります。
煽りから多数のLEDの光を当てているため、背景紙に多重の影が落ちてしまいます。シマシマ模様が見えるでしょ?
これを解決するためには、直線的なLEDの光を拡散してくれる「ディヒューザー」を取り付ける必要がありそうです。
乳白色のアクリル板や、すりガラス調のプラシート、樹脂製の障子紙などが使えそうですね。
まとめ
アンダーライトを追加したことにより、色んな形状の作品に対応できるようになり大満足です。
照明を増やしたことにより消費電力が増え、既存のモバイルバッテリーだけでは電力を賄えなくなってきましたので、次に改修するところは電源周りですかね。
ぼちぼち12Vのポータブルバッテリーを導入してもいいような気がしてきました。
また展示台改修の進捗がありましたら紹介したいと思います。
それでは。
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