こんにちは、柚Pです。
プラモデルの製作会や展示会などのイベント、地元の模型工作室など、出先で模型作業をする機会って意外とありますよね。
この記事では、そんな出先の模型作業で役に立つ「模型工具専用バッグ」を紹介しちゃいます!
目次
GSIクレオス Mr.マルチバッグ
大手模型工具メーカーのGSIクレオスが販売する「Mr.マルチバッグ」は、長方形のBOXタイプの工具専用バッグです。
外寸サイズは【横33cm×縦13cm×高さ16cm】あり、内寸は【横31cm×縦11.5cm×高さ15.5cm】くらいの大きさがあります。
特徴
本体は長方形の箱型が崩れないよう、かなりしっかりとした素材で作られています。中身をギュウギュウに入れてなくても、バッグ自体が潰れないのは嬉しいポイントですね。
また、内側の側面には小さなポケットも設けてあり、筆やニッパーなどの工具も収納しやすいよう考えられています。
付属品として、内部に組み込める「仕切り板」もいくつか付いてくるので、細かい仕分けも簡単にできそうです。
マジックテープ式なので、仕舞う道具類に合わせてその都度カスタマイズも可能。移動中の揺れや衝撃で内容物が動かないよう仕切りで固定することができます。
フタ上部には、メッシュ生地のポケットが2つ付いています。収納時でもパット見で何が入っているか分かりやすいですね。
正直、自分はここに何をいれるのが良いのか思いつかなかったので、使ってない仕切り板を収納しています。
実際に使ってみた
こういったバッグは、実際に使ってみて「良いところ」「悪いところ」に気づくことが多いので、さっそく道具を入れて運用してみましょう!
作業道具を入れてみた
まずはプラモデルを工作するための道具一式を入れてみました。
ギチギチに入っていますが、かなりの量の工具が詰め込まれてます。
- プラモ用ニッパー
- 金属用ニッパー
- ハサミ
- ホコリ取りブラシ
- アートナイフ
- 真鍮線
- カッターマット
- マスキングテープ
- 瞬間接着剤
- 硬化促進剤(大)
- 綿棒
- 超音波カッター
- 筆箱(ダイヤモンドヤスリやタガネ類)
よくもまあこんなにも沢山の道具が入れられたものです。
これらの工具を使うシチュエーションとしては、「プラモデルの組み立て」「ゲート処理」「パーティングライン処理」「合わせ目消し」といった”基本工作”でしょうか。
ちなみに、工具の一部に超音波カッターや真鍮線が入っているのは、ガレージキットの組み立てにも対応できるようにするためですね。組み立てるキットによっては、超音波カッターを「リューター」に入れ替えてもいいかもしれません。
デザインナイフやピンセットやタガネといった細かい工具類は、筆箱に入れてやると便利ですね。
カッターマットは幅15cm以下のものを選べばバッグに入ります。私はA5サイズのカッターマットを入れてみました。
このようにすれば、一通りの工作に対応できる道具類を、まとめてすっぽり入れられることができます。
塗装道具を入れてみた
Mr.マルチバッグには、別売りの「Mr.塗料スタンド」を組み込むこともできるようです。
これでMr.カラーの運搬も安全に行えます。
- プラ用ニッパー
- 金属用ニッパー
- ハサミ
- Mr.ミックス筆塗りセット
- マスキングテープ
- アートナイフ
- カッターマット
- 綿棒
- Mr.フデピカリキット
- アクリジョン薄め液250ml
- 筆箱(細かい工具類)
塗装道具では、主に筆塗りを想定した道具で揃えてみました。
もちろん出先での作業になるのでラッカー塗料ではなく水性塗料メインです。
ツールクリーナーやうすめ液類については、流石に特大ボトルは入れにくかったので、小瓶タイプをいくつか用意しています。家での作業だと大きなサイズでまとめて買っちゃうので、小瓶うすめ液は完全に出張用になりますね。
この他にも、紙コップ、ティッシュ、水、を用意しておけば、水回りの無い場所でも塗装作業が進められそうです。
おわりに
というわけでMr.マルチバッグの紹介でした。
以前のホビーショーでこちらの商品を見つけてからずっと気になっていましたが、ようやく手に入ってとても嬉しいです。
自分の用途では、毎月の「模型サークル定例会」、不定期に参加する「ねんど会」、ワンフェスなどの「イベント出張時」、などで活躍してくれることでしょう。
みなさんにも、出先で模型を作る機会が多いという方がいましたら、「Mr.マルチバッグ」の購入を検討してみてはいかがでしょうか。
それでは。
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