こんにちは。柚P(@yzphouse)です。
プラモデルを作っていくうちにどんどん増え続けていく塗料、その保管場所に困ったことはありませんか?
この記事では、そんな行き場のなくなった塗料の保管についての話をしてきます。
目次
最適な塗料の保管方法を考えてみよう
持っている塗料の量や、作業環境によって最適な塗料の保管方法は変化します。
まずは自分の環境と照らし合わせて、最適な塗料棚を見つけてみましょう。
手軽なものだと、クレオスの『Mr.収納スタンド』がありますね。
60本収納と、保管できる塗料の本数は少ないですが、頻繁にプラモデルを作らないライトユーザーには丁度いい大きさといえます。
このくらいの大きさなら、作業机の上に置いても邪魔にはなることはないでしょう。
コバアニ模型工房の『ペイントラックD 木製組立キット』という商品もあります。
組み立て式の塗料棚で、1つ1つの塗料を壁に並べられるような特徴的なデザインをしています。作業部屋をオシャレに仕上げたいというモデラーにもオススメ。
塗料の収納本数は40本と少なめですが、視認性に優れた塗料棚でもあるため「よく使う塗料だけ収納しておく」「それ以外は別の引き出しに保管」という使い方がしたい方にもいいですね。
他には、ウェーブの『ペイントラック ホビー用塗料棚』もあります。
模型店でよく見るタイプの塗料棚で、手前の塗料を取ると奥から次の新しい塗料がスライドして出てきてくれます。
通常のサイズの塗料なら180本も保管できるので、同じ色を大量にストックしておきたいベテランモデラー向けと言えるでしょう。
ただこのタイプのデメリットとして、奥に入れた塗料が取りづらかったり、塗料の本数が少なく棚がスカスカなのに場所だけとってします、という問題もあります。
それ以上の塗料を持っている場合は?
毎月なにかしら作ったり塗ったりしているような本格的なモデラーなら、塗料を100本~は持っているはずなので市販の塗料棚だけではまかなえないはずです。
かくいう私も、現時点で所有している塗料の本数は200本を超えてるので、かなり大きめの塗料棚が必要なわけです。
ということで、ここからがこの記事の本題!大量の塗料保管問題がサクッと解決できる『無印良品ポリプロピレンケース』の紹介です!
無印良品 ポリプロピレンケース

半透明な引き出しが特徴の無印良品の『ポリプロピレンケース』です。
実はかなりのロングセラー商品でして、このケース10年以上も前から存在しています。
写真にうつっている物も私が中学生の時くらいに親に買ってもらったやつなので、10年以上は使い続けている計算になります。
おすすめポイント1:高さが丁度いい
無印のポリプロピレンケースにはいくつか種類があります。
ちなみに、この記事で紹介しているのは幅26×奥行37cmの引出式タイプ。
引き出しの高さは3種類ほどあります。
- 高さ9cm
- 高さ12cm
- 高さ17cm

高さ9cmの引き出しを使えば、18mlサイズのMr.カラーや、15mlのガイアカラーを効率的に収納することが出来ます。
ガイアカラーの瓶だけ頭がギリギリで通るサイズで、たまに引っかかったりすることはあります。

高さ12cmの引き出しでは、Mr.カラーのサフ瓶、ガイアカラーの大瓶、FOKの瓶といった、ほとんどの大型塗料瓶に対応することが出来ます。

缶スプレーを沢山収納したい方には、高さ17cmの引き出しがオススメです。
私は缶スプレーをあまり持っていないので、ラッカーパテとかコンパウンドとかの「マテリアル類」を雑に保管する用途で使っています。
おすすめポイント2:圧倒的収納力

引き出し1段に保管できる塗料瓶の量は、通常サイズだと54個くらいです。
ちなみに私は、塗料瓶の敷居を取り付けてるので、それさえなければもう2~3本多く入れれるでしょう。

塗料の敷居として使っているのは、模型店で複数塗料購入時によくもらえるケースの底部分。

こいつを必死に集めて9つ敷き詰めたら完成です。前もって計算されてたかのようにバチピタではまります。
敷居を作ると、引き出しの中で塗料が動き回ることがなくなり、色を定位置で固定させることが出来ます。
塗料ケースが用意できない場合はポリプロピレンケース専用の仕切り版が売られているので、こちらを活用してもいいでしょう。
おすすめポイント3:自分好みにカスタムできる

出来合いの引き出しとは違い、ポリプロピレンケースは引き出しの種類を自分で選んで組み立てる事ができます。
私の場合は、
- 通常の塗料を入れる高さ9cmの引き出しが4段(塗料216本分くらい)
- サフ瓶や大瓶を入れておく12cmの引き出しが1段(大瓶35本分くらい)
- その他のマテリアルを投げ入れる19cnの引き出し1段
- 移動用のキャスター
で構成しています。
この組み合わせで高さが丁度65cmくらいになり、高さ約70cmの机の下にもぴったりで収納できるようになります。
おすすめポイント4:移動用キャスターで補助机へ

引き出しの一番下の段に、別売りのキャスターを取り付けることもできます。
私の運用方法ですと、塗料棚を使わないときは机の下に収納、塗料作業中は塗料棚をサブの作業机にして塗装ベースを置くなどして活用しています。
引き出しの中には塗料(液体)が入っているので、重量もあり安定感は抜群です。
おすすめポイント5:ホワイトカラーもあるよ
無印良品の家具といえば、ナチュラルカラーやオフホワイトといった無難な色が多いですよね。
実はこのポリプロピレンケースにも無印良品っぽいホワイトカラーがあったりします。

ケースは中身が見えないので、スタイリッシュな印象にみえます。
外側から塗料瓶が見えるのが嫌な人、ごちゃごちゃさせたくない人は、オフホワイトを選んでみてもいいかもしれませんね。
おすすめポイント6:手に入れやすい
無印良品の商品ですから、北は北海道、南は沖縄まで、全国どこでも入手することができます。これが一番ありがたい。
実店舗へ行き、実際の商品のサイズや使用感をチェックすることもできます。購入を迷ってるという方は直接店舗へ見に行ってみるのもいいですね。
車持ってないから引き出しなんて大きな家具買っても家まで持って帰れぬ!という方には、Amazon通販や無印良品のネットストアで購入することもできます。
個人的にはAmazonで購入するのがおすすめです。3500円以上購入すれば送料無料になりますし、プライム会員なら無条件で送料無料になります。値段も無印良品の販売価格とほぼ同じ、もしくはそれよりも安かったりします。
もちろん、無印良品の公式通販サイト(https://www.muji.com/jp/ja/store)を使ってもいいですね。こちらは5000円以上の買い物で送料が無料になります。確実に複数個買うなら店舗から持って変える手間が省けるので楽です。
まとめ
今回紹介した無印良品ポリプロピレンケースは、塗料保管以外にも使えるとても便利な商品です。
この季節は、学校を卒業したり、就職・転職が決まったなど、新生活が始まるという方も多いと思います。
これを気に、無印良品のポリプロピレンケースを使って新たな模型製作環境を整えてみてはいかがでしょうか。
それでは。
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