こんにちは。柚P(@yzphouse)です。
プラモデルを作る環境は人によって色々ありますよね。作るときだけリビングに工具を出して作るリビングモデラーから、模型専用の部屋を用意しているモデラーがいたり様々です。
プロモデラーの作る作品は、雑誌などで見ることはできますが、その作品を製作しているに「作業部屋」は、めったに見ることができませんよね。なので、今回はそんな「プラモデルを製作する作業部屋」の紹介です。
紹介するのは私の作業部屋です。引っ越してまだ1年経ってないくらいなのでまだ改善の余地だらけですが、何かの参考になればと思います。
目次
模型部屋「全体」
作業している部屋はこんなになってます。わかりやすいように画像にテキストを入れてみました。
右側がパソコンですね。ここでいつもブログを書いたりしています。
中央が「工作机」です。パチ組から改造、デカール貼りなど、エアブラシ塗装以外の作業はだいたいこの机で行っています。掃除して写真を撮ったので今は綺麗ですが、いつもはプラモと工具とゴミでいっぱいです。
左側が「塗装ブース」です。前に記事を書きましたが「ネロブース」を設置しています。詳しくは巷で噂の最強の塗装ブース「ネロブース」を導入したので早速レビューしてみる。の記事で紹介しています。
更に左にいくと、自作のドライブースもあります。これも別の記事【ガンプラ工具】山善の食器乾燥機を使って自作の「ドライブース」を製作してみた。で紹介していますね。
机の下には、「塗料を入れた引き出し」とか「工具入れ」「コンプレッサー」とかが入っています。塗料を入れてるクリアーの引き出しは無印良品で売ってるやつですね。コロが付いているので移動も楽です。
次はもっと詳しく見てみてきましょう。
パソコン側
23インチのPCモニター2枚と17インチのサブモニターがお出迎えしてくれます。実際、作業初めたら下側の2枚のモニターしか見てないんですけどね。
モニター以外には、「Wi-Fiルーター」「スピーカー」「キーボード」とかの周辺機器がありますね。パソコンに繋ぐ必要のあるものは全部このゾーンにまとまってます。
Wi-Fiルーター「TPlink C9」
TP-Link WiFi 無線LAN ルーター Archer C9 11ac 1300Mbps+600Mbps 【 iPhone X / iPhone 8 / 8 Plus 対応 ...
スピーカー「FOSTEX PM0.4n」
ボリュームコントローラー「FOSTEX PC100USB」
ゲーム「ニンテンドーswitch」
マウス「Steel RIVAL OPTICAL MOUSE」
キーボード「東プレRealforce」
小物入れ「耳かき、ボールペン、メガネ拭き、手鏡、爪切りetc…」
ブログを書くためにキーボードは東プレ製のリアルフォースを使っています。すごく打ちやすくていいですよね東プレ。
その奥にあるゲーム機「switch」はスプラトゥーン専用機です。
工作机 周辺
続きまして作業机の方を見ていきましょう。文字が小さくて読みづらいですねスミマセン。
現在は、ワンダーフェスティバルというイベント用のフィギュア原型を作ってる最中なので、机の上も特殊な物が多いですね。
- カッターマット
- ツールボックス2
- ベビーパウダー
- ワセリン
- カッターの刃入れ
- 彫刻刀の砥石
- 瞬間接着剤のノズル・電動工具のパーツ
- フィギュア原型(現在製作中)
- 超音波カッター
- 硬化促進剤
- アロマポット
- 水
- 無水エタノール
- ヤスリ・リューター
- 集塵機
大まかにはこんな感じです。
ツールボックスの中には、「ピンバイス」「BMCタガネ」「デザインナイフ」「ニッパー」「スパチュラ」「ハサミ」「ノコギリ」「ノギス」などが入っています。よく使う工具達なので利き手側(右)に配置して何時でもどこでも取りやすくしてあります。
机の上の片付けが苦手な方に絶対にオススメ!「卓上ツールボックス2」を購入したのでレビューしてみる
ワセリン、無水エタノール、水、はエポパテで造形をする時に使うマテリアルです。エポパテを練る時は指に「水」つけて、スパチュラで整える時は「無水エタノール」を使い、パテ同士の離型剤として「ワセリン」を使っています。
ベビーパウダーは、瞬間接着剤と混ぜて使う用ですね。ベビーパウダー(タルク)を混ぜることによって瞬間接着剤が硬化した時の切削性がよくなるので、瞬間接着剤をパテとして使う時は必ず使います。
アクリルキューブはパーツの撮影用で使います。アクリルキューブにパーツをのせて撮ると、いい感じの写真に仕上がってくれます(笑)
「アロマポット」に関しては、コチラの記事を見てください。
【ガンプラ工具】超便利!デカール作業の作効率アップができる「アロマポット」の紹介
その他、「超音波カッター」「カッターの刃入れ」「資料」「ヤスリ・リューター」「硬化促進用」については説明不要でしょう。
一番右端にあった「集塵機」はこんななってます。クレオスのMr.スーパーブースのシロッコファンを改造して作っています。粉の出る作業をする時は集塵機の前で作業すると、周りが汚れないのですごく便利なアイテムです。
自作の集塵機については使わなくなった塗装ブースを集塵機として使えるように改造してみた。記事をご覧ください。
塗装ブース周辺
塗装スペースです。大型の塗装ブースを中心に薄め液や塗料皿といった塗装に必要なものをまとめています。
塗装ブースは、模型業界ではもうお馴染みの「ネロブース」です。超強力なストレートシロッコファンと50×50cmの巨大吸入口で室内の新鮮な空気まですべてを吸い込んでくれます。電源を入れると冬は超寒くて夏は超暑いです。
巷で噂の最強の塗装ブース「ネロブース」を導入したので早速レビューしてみる。
塗装ブースの上には、各種うすめ液を置いてます。基本的に「使うやつだけ」を置いているので量は少ないですね。うすめ液の予備は左側に見切れてる押し入れの中に入っています。
その上には、「防毒マスク」をかけてます。3Mの6000シリーズですね、2缶タイプなので重量はありますが、その分息がとてもしやすいです。「重い」より「息がしづらい」ほうが作業中は断然つらいですからね。
その隣は、「山善(改)ドライブース」ですね。このドライブースの製作記事は別で書いているので、機になる方はそちらを見てください。
【ガンプラ工具】山善の食器乾燥機を使って自作の「ドライブース」を製作してみた。
使ってるエアブラシはコチラ。メインで使用しているのはエアテックスの「エボリューションA」ですね。これホント最高のエアブラシです。あまりにも良すぎてエボリューションAだけで一つ記事が書けちゃってるので是非見てください。
塗装で使えるオススメのエアブラシ! 「エアテックス エボリューションA」の紹介
エボリューションAは、エアテックスから販売されていますが、実際はドイツ社の「H&S」という会社の商品でして、あの独特な形状で有名な「コラーニ」を作っているところと同じ会社です。
ていうか、実は「コラーニ」と「エボリューションA」の中身は同じ物が使われていて、ニードルやノズルなんかはコラーニと共通パーツとなっています。なので「コラーニを普通の形にしたエアブラシ」とも言えますね。
そして、その隣にあるのは同じくエアテックスの「セルフィー」です。アクセルアクションという初心者に使いやすい構造を取り入れている特殊なエアブラシです。でも、サブ機なのでサーフェイサー塗装とかにしか使いません。
続いて棚です。
- エナメル塗料
- ドリルの刃
- エポパテの予備
- 彫刻刀
- 金属ヤスリ
- 歯ブラシ
- 筆
- 綿棒
- マスキングテープ
なんかを置いてます。エナメル塗料はガイアカラーとかタミヤエナメルとかごっちゃです。少し前の記事で使いにくいボトルは早々に捨てよう!「ガイアエナメル塗料の瓶の交換」をしてみた。という事をしてるので全部タミヤに見えますが。
右側のアクリル製のペン入れには、「彫刻刀」「ヤスリ」「歯ブラシ」とかが入っています。これは工作机に収まりきらなかった工具ですね。特に彫刻刀(パワーグリップ)は持ち手が大きいのでかなり場所を取ります。
ペン入れの右側にはニパ子汁こと「ニッパーメンテナンス油セット」を置いてます。手元に用意しておけば、いつでもニッパーの防錆が出来ます。工具が錆びると切れ味が悪くなるのももちろんですが、見た目も悪くなりますからね。こまめにメンテナンスしましょう。
右上には「マスキングテープ」が入った箱がありますね。テープ類をむき出しで置いてしまうと、粉まみれになって汚くなってしまうので、100円ショップで購入した箱の中に入れています。
そして、机の下です。一番左はスチール製の引き出し。プラ材とかのマテリアルを保管しています。その隣は、無印良品の「コロ付きクリアーボックス」です。塗料全般を入れています。塗装作業になったらこのボックスごと外に出して、天板を作業台としても利用しています。
コンプレッサーはフタ付きのカラーボックスに入れてあります。中には吸音材を貼って出来るだけ音が響かないように工夫をしています。ピストン式の「エアテックス APC017」ですが、防音箱のおかげで駆動音はかなり静かです。
ホコリよけのビニールカーテン
あとは、ホコリが付いたらまずいような「本格的な塗装」では、部屋に取り付けてある「ビニールカーテン」が活躍します。楽天でオーダー注文で購入しました。
私の部屋は1DKと狭いのでベッドと塗装する場所が同じ部屋の中にあり、ホコリが結構待ってるんですよね。なのでシビアな塗装が必要な時は、このビニールカーテンで仕切りを作ってホコリをシャットアウトします。
単純に空間自体を分けるので、エアコンとかの節約にもなります。
まとめ
私もよくプラモを作らない友人を招いたりもしていますが、そのたび「マニアックな部屋だね(笑)」と引かれています。本気で模型をしていて、模型部屋があり、便利さを追求していくと自然とこんな部屋になってしまいました。
この記事が、自分の作業部屋で活かせるようななにかの足しになれば幸いです。
それでは。