こんにちは、柚Pです。
先日開催された『ワンダーフェスティバル2023冬』久しぶりに楽しいイベントになりましたね!参加された皆さまお疲れ様でした!
来場者数もコロナ前の人数に戻りつつあるみたいで、とても賑やかな会場になってました!実際、数年ぶりに参加したディーラーさんも多かったでしょう。
というわけで今回は、いつかWFの賑やかさが戻ったら取材しようと思っていた『みんなが使っている展示台ってどんなの?』という内容で記事を書いてみようと思います!
目次
YZPhouse
まずは私のディーラー『YZPhouse』の展示台から紹介していきます。
今回は展示物が多かったため、新しく作った展示台だけでなく、以前まで使っていたマルチパネルの展示台の2代体制で設営してみました。
並べて比べてみると雰囲気が全然違いますね。

こちらはアクリル板とアルミの角材で作った展示台。
かっちりとした展示台です、折りたたんでコンパクトに収納するポテンシャルも持っています。

改良した照明のお陰もあり、綺麗な写真も撮りやすいです。
ただ、背景も床面も真っ白なので飾りっ気はないです。すこしくらい造花などの小物があってもいいかも。
もう片方は100円ショップなどで売られている組み立て式の『マルチパネル』を使った展示台です。
防炎布と木の天板で粗隠しをしています。
『175mmのLEDライトバー』を照明に使っており、撮影時の光量を手助けしてくれます。
また、床板に木の板を使っているので、柔らかで自然な雰囲気を作り出すこともできてます。
苺MilkTea
ここからはお知り合いのディーラーさんが使っている展示台を紹介していきます。
まずは、ワンダーショーケースにも選ばれている実力派原型師あかちょむさんの卓ですね!
『マルチパネル』をダイヤ型に組み立てた展示台を使われていました。
1つ1つの作品にスポットが当てやすそうな組み立て方ですね、天井に追加の照明も取り付けられており撮影もしやすい。
作品後方に飾ってあるお花で彩りも追加されてて素敵!
Poly_Omino
続いてアークナイツオンリーなsaikiさんのディーラーです!
こちらもマルチパネルを使った展示台を使われていました。
床面と背面に黒色のマルチパネルが使われているので、作品を撮影するとカッチリとした印象になりますね。
硬派なアークナイツのイメージにぴったりです。
アリヌとsaiの工作部屋
神原型師のsai先生とアリヌ先生のディーラー『アリヌとsaiの工作部屋』の卓です!
作品を邪魔しない黒系で統一されたシンプルな展示台が素敵。
追加照明などは付いて無いですが、会場の照明だけで十分綺麗に撮影できます。
これはこれで『イベント会場の照明で撮った写真』って感じで好きです。
アリヌさんの原型はこのような展示をされてました。
背面の板はありませんが、そのかわり背景のボケ感が簡単に出せるのでこれはこれで雰囲気のある写真が撮れますね・・・!
ツンの作業机
いつもビンラムネとイカ大根をくださるつんさんのディーラーの展示台です!
こちらもマルチパネルを使った展示台です。ワンフェスでは人気ですよね、マルチパネル。
展示台のパネルには、カッティングシートで作られたディーラー名が入っていました。
いいですねこれ、私も真似してみよう。
作品には金色の背景紙が使われており、マルチパネル感の無い写真を撮ることもできます。
また、可愛らしいコスプレお手伝いさんが接客をしてくれるので、ディーラー自体の華やかさも倍増!
セラタイ堂
新進気鋭の若手原型師もちどきくんのディーラーで使われている展示台です!
布で覆われていて分かりにくいですが、プラダンのヤマコーが販売している『偶像祭壇』という展示台を使っているんだとか。(間違ってたらごめん)
現在は販売終了しちゃってるみたいなのが残念です。
プラダンを組み立てる簡易的な展示台ではありますが、防炎加工がされたカーテン布を被せることでプラダンの安っぽさを無くして高級感のある展示台に仕上がってます。
MADHANDS
幅広い作品の可動フィギュアのガレージキットを展開しているHYOさんのディーラーで使われている展示台です!
イベント側が用意している机にクランプする形で、広範囲を照らせる照明を固定しているのが特徴的でしたね!
テーブルクロスを1枚噛ませてあるので、クランプによる備品へのダメージはほぼなさそう。
展示台自体のクオリティも非常に高いですが、作品展示に使われているミニチュアハウスなどの小物もすごい!
ここまで展示が凝っていると、写真撮る側も楽しくなってきますよね。
M.M modeling
最近は女の子も作るようになってきたまさむねさんとこの展示台。
マルチパネルを使った展示台ですが、床面と背面にプラダンの化粧板を貼る一工夫がされてます。
化粧板のお陰でマルチパネル同士の合わせ目が目立たず、いい感じの写真が撮りやすいです。
モノクロツイン
東方尽くしなこちらのディーラーさんは、xisaさんとモリゲ大佐の卓です!
ディーラー名になってる通り、白と黒の展示台でなんだか陰陽玉みたいでかっちょいいですね!!
展示台自体はもちどきくんのディーラーでも使われていた、プラダンのヤマコーの『偶像祭壇』でしょうか。
はやり白背景は写真が撮りやすくていいですね。黒背景だとシャッター速度が落ちてノイズが乗りがちなのでちょっと苦手。
みさいる☆かんぱにー
神原型師みさいるさんのディーラーです。
黒色のマルチパネルを組み立てた簡易的な展示台を使われています。てか展示されている作品パワーが強すぎてそれどころではありません。
簡易的とは言いましたが、机より高い位置に作品を展示してくれているだけでも写真が撮りやすくなるのでありがたいです。
光合成箱
オリジナル作品も手掛けるオシャレ原型師蔵人さんの卓です!
あまり見たこと無い展示台だと思って本人に聞いてみたところ『これ自作です!』とのこと。まじか。
自作してるだけあって、作品にピッタリサイズ、天井照明まで付いているという贅沢な展示台。
展示台に乗ってないアイテムの展示・販売もなんだかオシャレですね!
モンキーヘッ堂
私と同じ広島からワンフェスに初参戦したモデラー仲間のさるあたまさんの卓です!
清々しいほどの簡易的な展示!展示台は無し!いいですね!最高!
ワンフェス初参加の方は「展示台は必須なのか・・・」と思ってしまがちですが、実は展示台が必要なんてルールはどこにも無いし、机に作品を直置きしたっていいんです。
さらに言えば、物が良ければ展示台の有無は関係なくお客さんは買ってくれます。実際、私がモンキーヘッ堂へ行ったときには、販売していたアイテムは完売していました。流石です。
竹馬ファミリー
またまた広島のモデラー仲間である竹馬くんの卓です。
マルチパネルを2列に組み立てた展示台を使っているようです。
展示台の四隅に取り付けたれた照明が良い効果を出してますね、イベント会場特有の多重の影が抑えられているように見えます。
水色病
個人的に色々お世話になっているうるにうさんの卓です。
こちらもマルチパネルを使った展示台ですね、両端に長いLED照明も付いてます。
背景としてレザック紙を使っているので、撮影ブースを使ったかのような雰囲気の写真が撮れますね!
Whoopie pie
可愛い小鳥の擬人化フィギュアでおなじみのほねさんの卓です。
もはやお庭。小鳥の集まる庭がそのまま机の上に乗っかってるイメージの展示台です。
人工芝と造花で彩ってあり、賑やかな写真を撮ることができます!
木目調の背景もいい感じです。切り株のお立ち台も作品の雰囲気に合っていて可愛い!
春愁堂
造形関係ではなくスプラトゥーンで知り合った神原型師のsisiroさんの卓です。
作品ごとに展示台を分けることで、個別に世界観の演出をしています。
かなり巨大な展示台ですね。手荷物で持ってこれるようなサイズではなさそうです。車で搬入してるのでしょうか?
LEDで床面が光っているのもすごくいいです。これもいつか真似してみたい。
美術館の展示の域ですよこれは・・・。
ちなみにsisiroさんが使われている展示台もすべて自作らしいです。腕に自身のある方は真似してみるのもいいかも。
まとめ
車搬入できる方は別ですが、ほとんどの方は「折りたたみ可能な展示台」を使っていましたね。そして今でもマルチパネルの展示台は王道なようです。
ここで紹介させてもらったディーラーさんの展示台には素晴らしいアイデアがたくさんあったと思います。もし自身の展示台に合いそうな良いアイデアがあれば参考にしてみてはいかがでしょうか。
それでは。
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