こんにちは。柚P(@yzphouse)です。
毎年、夏と冬に2回開催されるワンダーフェスティバル(通称ワンフェス)。日本最大級のフィギュア・ガレージキットの祭典であり、毎年何万人もの参加者が全国から「幕張メッセ」に集まってきます。
そんなワンダーフェスティバルですが、「一度遊びに行ってみたいけど、どうやって参加したらいいのか分からない。」という方も多いはず。
というわけで、この記事ではワンダーフェスティバルでの「ワンフェスの常識」「一般参加するにあたって注意すること」について詳しく紹介していけたらと思っております。
目次
ワンフェス参加するために準備しておくもの

ワンフェスに参加するためには「ガイドブック」という入場券が必要になります。
価格は2500円です。最近値上がりしましたね。
追記2023/12/27:現在はチケット制になっています。公式サイトより【ローチケ】【eプラス】などのサービスを使って購入ができます。値段は前売り券3500円、当日券4000円です。
イベント開催の2週間前くらいになると、公式の通信販売をはじめ、アニメイト・とらのあな・ボークスなどのオタク系店舗で購入することが出来るようになります。
ちなみに、このガイドブックは会場入口での当日販売もしています。事前に手に入らなかったらそちらでも購入ができます。
このガイドブックは入場券である以上に、
開催日時ワンフェスについての解説ワンフェス用語についての解説細かな注意事項幕張メッセまでのアクセス案内会場内のフロアマップ企業ブースのイベントアマチュアディーラーまとめ
などが記載されています。
つまりここで紹介する内容は、ほぼガイドブックを読めば分かってしまうという事です。
ガイドブックとは別の「ダイレクトパス」とは?
追記2023/12/27:現在ダイレクトパスは「優先入場券」という名前に変わっています。
ワンフェスにはガイドブックとは別に「ダイレクトパス」という特別なチケットがあります。(ダイレクトパスが無くてもワンフェスには参加できます。)
簡単に説明すると、ダイレクトパスは整理券のようなもので、チケットには番号が書いてあって、チケットの持ち主は時間関係なくその番号の待機列に並ぶことができます。
公式で「長蛇の待機列に割り込みができるチケット」という課金アイテムです。
このダイレクトパスを手に入れるためには、事前に申し込みをして抽選で選ばれる必要があります。事前の申込みはワンダーフェスティバルHPより行なえます。
抽選に選ばれて購入権が手に入れば、コンビニのチケット販売機にて支払いをしてダイレクトパスを発行してもらいましょう。
ワンフェスで販売されている商品は、当日限りの限定品も多くとても競争率が高いです。人気商品などは開場してから10分ほどで無くなります。
「絶対に欲しい人気アイテムがある!」という方は是非ともゲットしておきたいアイテムですね。
参加するにあたって用意しておくと便利な物
開場前に到着して待機列に並ぶ予定があるなら「折りたたみ式の椅子」があると便利です。
早い人は電車の始発から開場へ到着していますし、もっと早い人なら会場周辺のホテルに泊まっていて始発前から並んでいたりもします。
欲しいアイテムがあり待機列に長い時間並ぶなら、是非とも準備しておきたいアイテムです。
参加するワンフェスの季節が「夏」ならば、帽子も用意しておきましょう。
待機列で並ぶ場所は、お世辞にも涼しいと言えるような場所ではありません。場所によっては日陰になっているところもあるでしょうが外なのにはかわりありません。熱中症対策はしっかりしておきましょう。
ちなみに「日傘」は一緒に並んでいる隣の人に刺さったりして危険なのでオススメはしません。風の強い日などには公式から「傘の使用を禁止」されることもあります。
参加するワンフェスが「夏」なら飲料も忘れてはいけません。
会場内でも一応飲み物は買えますが、自動販売機は昼までには全滅する場合が多く、隣接しているコンビニも長蛇の列ができ、容易に買い物ができなくなります。しかも商品の回転が早すぎて飲み物が冷えてないです。
なので各自で水筒を持参したり、凍らせたペットボトルなどを用意していおくと飲み物には困らなくなるでしょう。
会場内では予想していない買い物も多くなるかと思います。そういうシチュエーションにも対応できるよう大きめのリュックサックを持っておくと安心です。
ワンフェス会場内でも「ワンフェス限定手提げバッグ」も販売されています。リュックサックに入りきらなかったらこのあたりも活用していきましょう。
スムーズな買い物をするために財布とは別に「コインケース」があれば便利です。
イベント中は買い物も多くなり、財布の出し入れの回数も増えるので貴重品の紛失のリスクも増えます。コインケースを別に用意することで貴重品紛失のリスクを潰しておきましょう。
コインケースの中には事前に崩した小銭と千円札・五千円札を各種揃えておくと、相手側からお釣りを貰わずにスムーズな買い物ができます。
ワンフェス当日 開場へのアクセス方法とは?

ワンフェスの開場は「幕張メッセ」です。一番近い駅は京葉線の「海浜幕張駅」です。
アクセス方法についてはこんなかんじ。簡単にしか解説しないので細かいことは各自で調べてください。
東京から(京葉線を使う)
「東京駅」→京葉線(快速)に乗って「海浜幕張駅」→徒歩で幕張メッセ
千葉から(京葉線を使う)
「千葉駅」→千葉都市モノレールに乗って「千葉みなと駅」→千葉みなと駅から京葉線に乗り換えて「海浜幕張駅」まで→徒歩で幕張メッセ
総武線を使う
「東京駅」→総武線快速で「津田沼」まで行き、普通(鈍行)に乗り換え→総武線にて「幕張本郷駅」まで→京成バスにて「幕張メッセ中央」「タウンセンター」「海浜幕張駅」のどれかで下車
成田空港・羽田空港からだと「幕張メッセ行の高速バス」があったりもします。
その他の詳しい情報は、ワンフェスの公式サイトにあるアクセス方法のページを参照してみてください。
幕張メッセに到着したら

ワンダーフェスティバル当日は、幕張メッセまで続いている人の流れが出来ているので迷うことはほぼ無いでしょう。
もし迷うとすれば、電車を降りて海浜幕張駅の「北口」から出ればいいのか「南口」を出ればいいのかくらいですかね。幕張メッセはタクシー乗り場がある「南口」を出て行きましょう。改札を出て左側ですね。

進んでいくとワンダーフェスティバルの大きな看板が見えてくると思います。たくさんの人が記念に写真を撮っています。

大きな看板に気を取られがちですが、「一般入場口」はワンフェスの看板より少し手前にあります。わかりにくいですね・・・
申し訳程度の大きさの案内がありますので、案内の指す方向へ進みましょう。

それでも一般入場口が分からない場合は、「ガイドブックを購入するテント」を探してみたらいいかと思います。
大抵の場合は入場口の隣に設営してありますので。
一般入場口を進んでいくと開場へ入ることが出来ます。
会場内を歩き回ってワンフェスを堪能しよう。
入場できたら会場内を歩き回ってみましょう。
1~3ホールがフィギュアメーカーなどを中心とした「企業ブース」
4~8ホールがアマチュアディーラーを中心とした「一般ブース」です。
1~3ホール、4~6ホール、7~8ホールの間と、一部野外では「コスプレイベント」をしていたりもします。
一般ブースの歩きかた

ワンフェスはフィギュア・ガレージキットの祭典ですので机と机の間のスペースはかなり広めにとってありますね。
展示してある作品は非常に繊細な「美術品」であり「高価なもの」が多いです。できるだけ接触・転倒によるトラブルが起きないよう配慮されています。
コミックマーケットのように、人混みでもみくちゃにされることは無いので安心して参加してください。

一般ブースのディーラーはこんなかんじです。
- ディーラー証:公式に手続きしたディーラーの証
- ディーラー名:そのディーラーの名前です。
- 卓番:何ホールの何番の卓かが書いてあります。
- 展示物・商品:試作品であったり販売している商品であったりが飾られています。
ディーラーにもいくつか種類があり
- フィギュア・ガレージキットの販売・展示をしている
- 中古ガレージキット・プラモデルを販売している中古屋
- 製作代行を宣伝しているディーラー
- オリジナルグッズ・アクセサリーを販売している
などなど。これ以外にも色々なディーラーが出店しています。
雰囲気が伝わるよう、ワンフェス2018夏で撮影してきた写真の中から一部を紹介します。

原型製作:パポ様(@redindig)
Fate/Grand Orderから「ポール・バニヤン(霊基再臨第3段階)」です。展示してある作品は塗装済みの完成品で、イベント内で購入できる商品は、組み立て・塗装の必要な「ガレージキット」となっております。
イベントで展示してある作品は、組み立て・塗装のしてあるものがほとんどなので、ガレージキットが作れない方でも実物を見て楽しむことができます。
ちなみに、このくらいの高いクオリティのフィギュアになると、イベント開始からものの数分で売り切れてしまうそうです。
購入するためにはダイレクトパスを入手するか、電車も始発から乗って朝から待機列に並んでおく必要がありそうです。

原型製作:まぶっこ様(@mabrus )
こちらはナイツ・イン・ザ・ナイトメアという作品の「マリア」というキャラクター。
販売しているフィギュア以外にも、製作途中のフィギュアの展示もあります。
他人様が製作している途中のフィギュアなんてめったに見れることはないです。「何を使って作ってるのかなー」というのを観察するのも楽しいですね。

原型製作:まさむね様(@masamune_MHF)
もちろん美少女フィギュア以外の造形物もたくさんあります。コチラはモンスターハンター:ワールドから「毒妖鳥プケプケ」というモンスター。
鱗とかすごい造形です。どうやってつくってるんだろう?とか考えながら見てるだけでも楽しいです。
ワンフェスでは原型製作者本人が卓にいるので、写真を撮る以外にも「これどうやって塗装されたんですか?」とか「何を使って製作されたんですか?」という質問してみてもいいかもしれません。面白い返答がかえってくるかもしれません。
企業ブースの歩き方

企業ブースでは、このような「大きな看板」「広いスペース」を使って各メーカーが出店しています。海洋堂・グッスマ・アルター・プラッツ・コトブキヤ・バンダイ・ボークス・ホビージャパンetc…企業ブースにもたくさんのメーカーが出店してますね。
人が多くても少し上を見上げてメーカーの看板を探せば、目的のメーカーへ簡単にたどり着けます。

フィギュア関係の企業ブースでは、基本的に販売予定のフィギュアの展示が中心となっています。
プロの原型師が製作、プロのフィニッシャーが仕上げた”デコマス”と呼ばれる展示品は圧倒的な完成度なので一見の価値アリです。

フィギュアメーカーの中には、もちろんR-18フィギュアを展示しているところもあったりします。

そういうR-18作品が展示してあるブースは、外から見えないようになっており、さらに年齢認証をしないと入れない仕組みになっております。
未成年のお子様を連れてても安心です。
コスプレゾーン

会場内にある「コスプレフリーゾーン」では、一般コスプレ参加者の撮影会が行われていたりします。
一般参加でコスプレ参加をするためには、イベント当日に「コスプレ受付」をする必要があります。有料にて「手荷物預かりサービス」もやっているみたいです。
ちなみにコスプレフリーゾーン以外でのコスプレ撮影はNGらしいので、カメラマンで参加される方は気をつけましょう。
終わりに
ちょっと急ぎ足の解説になってしまいましたが、この記事が少しでもワンフェス初参加するための参考になれば幸いです。
それでは。
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