真空ポンプの定期メンテナンス!オイル交換とフラッシングをしてみた

こんにちは。柚P(@yzphouse)です。

この記事は真空ポンプを所有している方に向けた内容になっております。

みなさんは、真空脱泡や真空注型で使用する真空ポンプにも定期的にメンテナンスが必要だということをご存知でしょうか。

私の真空ポンプもかなりの時間回して、オイルも汚れてきたのでメンテナンスしてみました。といっても、オイルの交換をするだけなんですけどね。

それでは続きからどうぞ。

オイルの状態を確認する

まずオイルの状態を確認してみます。

ポンプの側面に窓が付いているので、そこからオイルの状態を確認することができます。

黄色く濁っているのが確認できます。

レジン複製の際に、ライトベージュのレジンをよく使っていたからでしょうか?ポンプを動かしたとき、オイルミストからも若干のキシレン臭がするので、結構な量のレジンを吸ってるのでしょう。

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ちなみに、この真空ポンプ【BBKテクノロジーズ BB-260】の取扱説明書では

オイル交換の目安は、3~6ヶ月、もしくは300時間に1回、と書かれています。私は毎日使う人ではないので、流石に3~6ヶ月のペースで交換はしなくていい気がします。

使用時間300時間についても、運転時間を毎回測ってるわけではないのでどのくらいで交換時期なのかが分かりにくいです。

私は、

  • つゆちゃんの複製:シリコン型が5個×30セット×3分=450分
  • ガネーシャの複製:シリコン型が12個×150セット×3分=5400分
  • 450分+5400分=5850分=97.5時間

という簡単な計算で大体の運転時間を出してみました。この真空ポンプの運転時間は100時間前後ですかね。

主な使用方法がレジン注型で、レジンの揮発したガスをポンプが吸い込んでいます。ですので、私の場合は通常使用よりも早めのオイルが劣化すると考えられるので、これくらい早い段階で交換してもいいでしょう。

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劣化したオイルを捨てる

劣化したオイルを捨てるために、「オイル処理箱」を用意しておきます。

私が買ったのは、車やバイクのオイル交換でよく使われるやつです。ホームセンターやカー用品店においてあります。

真空ポンプに入っているオイルの総量は非常に少ないので、相当大きなポンプではない限りは、一番小さいオイル処理箱で事足りるでしょう。

ちなみに、私のBB-260のオイル量は460mlです。少ない。

オイルを排出する

排出ドレンは下の方にあります。この黒い「オイル排出キャップ」を外せばオイルが出てきます。

このキャップを外せばオイルを抜くことができますが、まず先に暖機運転をしてオイルを温めておいてやりましょう。温度が上がれば粘度が下がりオイルの抜けが良くなります。

暖機運転は5~10分くらいですかね?本体が若干暖かくなるくらいで十分でしょう。

暖機運転がすんだら、オイル処理箱をポンプの下に準備して、オイル排出キャップをゆっくりと外します。

あとスムーズにオイルが抜けるように上部にある「オイル注入口(排気キャップ)」も外しておきましょう。

はじめは勢いよく出てくるので、オイルをこぼさないように注意してくださいね。

オイルがすべて抜けました。

窓に若干残っていますが気にしない。

オイルを染み込ませたオイル処理箱は、燃やせるゴミで出しました。

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真空ポンプ用のオイル

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真空ポンプに入れるオイルは、基本的にはメーカー指定のものを入れるようにしましょう。

私のBB-260の場合は【MR-200】というオイルらしいです。

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ちなみに、夏場は粘度の高いMR-200、冬場は粘度の低いMR-100、のオイルを推奨しているようです。

最適なオイルを使うことで真空ポンプの性能が最大限に生かされるらしい。

イチネンTASCO TA117-1 500cc真空ポンプオイル

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国内の大手真空ポンプメーカーのTASCOからも、真空ポンプ用のオイルが販売されています。

次にオイル交換するときは、メーカーは違うけど値段安いのでこっちを使ってみようかしら。推奨品ではないので、もちろんすべて自己責任で。

新品のオイルを入れる

真空ポンプにオイルを入れます。

このポンプにはオイル注入口が2つありますが、私は本体上部にある、運転時にオイルミストの出る「排気キャップ」を外して入れました。

新品のオイルを入れた後は見て分かる通り、色がかなり綺麗になりました。オイルミストからのキシレン臭も無くなり快調です。

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フラッシング

1度のオイル交換では、汚れがとれなかった場合は「フラッシング」をして徹底的に綺麗にしてやりましょう。

フラッシングの方法は、汚れたオイルを捨てた後、新品のオイルを入れ真空ポンプを5分ほど運転させます。その後、入れた新品オイルをすべて抜きます。この作業を汚れが無くなるまで数回行います。

相当酷使してないかぎりフラッシングは必要ない作業ですが、オークションなどで購入した「どのような使われ方をしたかわからない中古の真空ポンプ」とかを使う場合には、導入前にやってみてもいいかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

オイル交換をしたところでポンプの性能が体感で分かるほど変化はしませんが、オイルの色も綺麗になるのでなんだか気持ちいいですよね。

車のエンジンオイル・ミッションオイルなんかと一緒で、真空ポンプも定期的なオイル交換で寿命が変わってくると思います。これを気に、ご自身の真空ポンプでもオイル交換をしてみてはいかがでしょうか。

それでは。