「SDガンダム」を作ってみよう!EXスタンダード ライジングフリーダム

モデラー

  • 柚P

 

こんにちは、柚Pです。

可愛い見た目、手軽な価格、そしてその組み立て易さから子供から大人まで大人気のガンプラシリーズ「SDガンダム」。

ガンプラをかじっている方なら誰しも一度は組んだことあるでしょう。

そんなSDガンダムシリーズですが、誰でも組み立てやすい設計の都合上、大多数のパーツが簡略化されているため、組み立て後のクオリティはそこまで高くはありません。

大量のシールを貼り付けることによって色分けされるパーツでももちろん良いのですが、目が肥えてしまった塗装派モデラーの私的にはちょっと物足りないというもの。

というわけで、今回はSDガンダムEXスタンダードのライジングフリーダムを使って「パッケージ見本を超える丁寧な仕上げ」を題材に製作していきたいと思います!

SDダンダムEXスタンダード ライジングフリーダム

ガンプラ価格の高騰が進んでいる今日ではありますが、SDガンダムEXスタンダードシリーズはまだ600円台で購入できるんですよね。

キット購入までのハードルが低く、パーツの取り外しに工具が不要のタッチゲートが採用されているということもあり、ガンプラ入門にはぴったりの商品といえます!

内容物を確認してみよう

このキットは、合計で5枚のランナーで組み立てることができます。

色数は少ないので、足りない色は付属のホイルシールを貼り付けることで対応するようですね。

ちなみに今回の記事ではパーツの全塗装をしていくので、ホイルシールは一部しか使用しません。

組み立てよう

このキットは接着剤不要で組み立てることができます。

ランナーからパーツを切り離したあとは、ヤスリをつかって丁寧に切り口を磨きます

圧倒的にキレイな「ガンプラのゲート処理」をする方法を徹底解説!

組み立て完了!

当たり前ではありますが、シールを貼っていないので色が少なく、なんだか寂しい仕上がりです・・・

しかし、さすがバンダイ製。素のカッコよさは無改造の状態でも十分あります。しっかり色を塗ってやれば化けてくれるはずです。

それでは組み立てたキットに手を加えていきましょう!

最高の見栄えにするための下地の準備

「SDガンダム」を作ってみよう~工作編~ 肉抜き穴埋め、シャープ化、モールド彫り直し #2

この記事では「アンテナのシャープ化」「肉抜き穴のパテ埋め」「モールドのスジボリ」といった見た目を整えてやる工作を中心に紹介しています。

難しそうに見える加工も、ポイントさえ掴めば以外と出来ちゃったりするものなので、是非チャレンジしてみてください!

全塗装をしてみよう

「SDガンダム」を作ってみよう~塗装編~ 全塗装で仕上げよう!#3

この記事では、各パーツの全塗装について紹介しています。

SDガンダムシリーズはパーツがかなり小さく、塗り分けも多いため塗装難易度は少し高めです。

大きい面はエアブラシで塗装、小さい面は筆で塗装、というようにシチュエーションに応じで道具を上手く使い分けながら作業を進めていくのがコツですね!

SDEXスタンダード ライジングフリーダム 完成

ここまで綺麗に工作して塗装をしてやれば、もう600円で購入したプラモデルには見えないでしょう!

背面に多数あった目立つ肉抜き穴も、パテで綺麗に埋めたおかげで隙のない作品に仕上げられたのではないでしょうか?

まとめ

ここまでの工作を実際に挑戦された方なら気付いてしまったかもしれませんが、このSDダンダムというシリーズ、ちゃんと作ろうとしたら実はめちゃくちゃ難しいんですよね。

パーツのシャープ化、パテ工作、スジボリ、複雑な塗り分け・・・、ガンプラを上手に作るために必要なスキルを総動員させる必要があります。

しかし逆に考えてみてください。

「ガンプラ製作上達のための練習台」としてこれほど最適なキットはありません。キットの値段も安いので、大きな失敗したとしても金銭的・精神的なダメージも少なく済みます。

パーツの加工や全塗装をする前提で作りはじめるとしても、パーツ数が少ないため、総製作カロリーもそこまで高くなりません。

実際に、今回私が製作したSDEXライジングフリーダムは約3日ほどで完成させれています。

みなさんも休日のまとまった時間や、ガンプラの大作が仕上がって次の作品に移る息抜きなどで、気軽にSDガンダムシリーズを作ってみてはいかがでしょうか?けっこう楽しいですよ!

それでは。