ガンプラで使えるおすすめのニッパー9選!使用感や特徴をまとめて紹介!

モデラー

  • 柚P

 

こんにちは。柚P(@yzphouse)です。

プラモデル用のニッパーとは、パーツを切り離すために使われる工具です。

そしてプラモデル用のほとんどが「柔らかいプラスチックの切断に特化した工具」なので金属などの硬い素材の切断には使えないものがほとんどです。しかし、ホームセンターなどで売られているゴッツい「金属用ニッパー」とは比べ物にならない”鋭い切れ味”があるのも特徴です。

そんな、プラモを作るときにあると便利な「プラモデル用ニッパー」ですが、いざ買おうとなると沢山種類がありすぎて何を買って良いのかわからないものですよね。

というわけで、今回は私が個人的にオススメしたいニッパーの9つを紹介していこうと思います。

プラモデル用ニッパー オススメ ¥1000~

普通のニッパー

プラモデルをはじめたばかりの初心者の方にはとりあえずコレ!

ゴッドハンド株式会社から発売されている、初心者用のプラモデル用ニッパーです。ただし、初心者用と侮るなかれ、1000円台のニッパーにしてはそれなりの切れ味があり、先端も鋭く細かい作業でも活躍してくれます。

そしてグリップも大きく、開閉する部分のバネの強さもいい具合に調整されているので、子供から大人まで幅広くオススメできる商品です。

初めはこのニッパーでプラモデルに慣れて、慣れてきたらもうすこし高いニッパーを買ってみようという入門的な使い方をしてみてもいいかと思います。

プラモデル用ニッパー オススメ ¥2000~

タミヤ薄刃ニッパー

タミヤ クラフトツールシリーズ No.35 薄刃ニッパー 74035

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高級なニッパーといえば「タミヤ薄刃ニッパー」と思ってる方も多いはず。一昔前はこのタミヤ薄刃ニッパーを使う人が大半だった程の人気商品です。

値段も2000円程でタミヤ製なのでどんな店でも手に入りやすく、両刃なので左利きの人も使いやすいのもポイント。

切れ味も高く、通常のニッパーでは”パチッ”と切れるところがタミヤ薄刃ニッパーでは、”サクッ” と抵抗も無くスムーズに切れてくれます。刃先の強度はそこまでないので、パーツのカットだけで使用していても切れ味が落ちるのは早いです。

トライツール エッチングニッパー

ハセガワが販売しているエッチングニッパーです。

名前の通り、このニッパーはプラスチック用のニッパーではなく、エッチングパーツ(金属パーツ)専用のニッパーです。切れ味が良いので、ゲートの切り離しでも作業もでき、プラスチック相手でもかなり評価の高いニッパーとなっております。

さらに、金属パーツも切れるタフな刃を持っているため、他のプラスチック専用のニッパーに比べ耐久性も高いようです。

切れ味はタミヤ薄刃ニッパーに比べるとやや劣りますが、高い耐久性の刃先を生かしたいつまでも安定した切れ味を保証してくれます。

ゲート・ランナーからエッチングパーツまで幅広く一本で済ませたい方や、2本目のなんでも用のサブのニッパーとして購入するのもいいかもしれませんね。

グッドスマイルカンパニー超薄刃ニッパー

こちらも2000円台で手に入るコストパフォーマンスの高い薄刃ニッパーです。

片刃ニッパーで、2つの刃のうち、片方が”刃物”で、もう片方が刃の付けられていない”まな板”のようになっています。

このニッパーの特徴は、刃先の長さが他とニッパーと比べ長めに作られており、刃の角度も浅く付けられているため、パーツを切り離したりしている作業中の手元が見えやすいように設計されています。

もう一つ特徴的なのが、ニッパーを開閉するためのバネの部分です。このバネの部分がプラスチック製になっており、付属のグレー(弱)とオレンジ(強)を差し替えることにより、自分の好みのバネの強さを調整することができます。

ゴッドハンド こどものニッパーEX

ゴッドハンドの「こどもニッパーEX」です。

商品の名前の通り、こどもが使うことを想定されて作られているニッパーです。逆に大人の手では使いにくい大きさ・形状となっています。

しかし、こどもが使うことで「こどもニッパーEX」は本領を発揮します。

小さい手にも対応できるよう、グリップは小さく設計されており、少しの力でも握りやすいように作られています。

また、ニッパーの刃先先端も丸く加工されているので刃先が刺さって不用意に怪我をする恐れもありません。

ニッパー自体切れ味は高めです。「いや、切れ味が高いのは危ないでしょ」って考えちゃう方もいるかとおもいますが、切れ味が高い=小さい力で安全にパーツを切ることができる。ということにも繋がります。

使用しないときは「革製の専用刃先キャップ」を装着しておけば、刃先の保護にもなるので安心ですね。

プラモデル用ニッパー オススメ ¥3000以上~最高級品

ゴッドハンド アルティメットニッパー

注意
非常に人気な商品なので、転売目的で正規価格より値段を上げて出品している業者が沢山あります。正規の価格(定価¥4800)で購入したい方は、ゴッドハンド公式通販などから購入するようにしましょう。

模型業界ではもうお馴染みになりつつある、プラモデル用ニッパーの常識を覆した「究極な切れ味」を持つ、ゴッドハンド のアルティメットニッパーです。私も愛用しております。

私が知ってるニッパーの中では、これが一番切れ味の高い「ゲート処理ニッパー」です。

「刃先の硬度」「切れ味」「握り心地」とプラモデル用ニッパーの性能と使いやすさをとことん突き詰めて製造されているので、このニッパーを知ってしまったら他社のニッパーにはもう戻れないと言われているほど。

アルティメットニッパーも片刃構造になっています。片方が ”刃物”、もう片方は”まな板”になっています。

このニッパーが他の片刃ニッパーと明らかに違うのは「圧倒的な切れ味」にあります。ニッパーというより、”ナイフでパーツを切っている”という感覚に近いです。

切れ味がいいので、切り離したゲート部分の「白化」も少なくできます。そのあとのゲート処理も楽に済ませられるので大幅な作業の短縮にも繋がります。

ゴッドハンド ブレードワンニッパー

ゴッドハンドのアルティメットニッパーの廉価版です。このニッパーも片刃構造を採用しています。

このブレードワンニッパーは、アルティメットニッパーに比べ「刃の強度」が上がっています。その代わりに、切れ味はアルティメットニッパーのほうが上です。

切れ味が落ちているとはいえ、同価格帯の他のニッパーよりも断然切れ味は高いので心配するほどでもないですが。

「アルティメットニッパーでは刃が薄すぎて以前壊してしまった。」「手軽に使えて強度もあり、尚且つ他のニッパーより切れ味の良いのが欲しい」なんて方にオススメ。

アルティメットニッパーに比べて値段が1000円ほど安くなっているのも嬉しいポイントの一つですね。

まとめ

ニッパーはプラモデルを作るときに必ず使う道具です。今まで安いニッパーを使っていた方からしたら、ニッパーで2000円もかかるなんて…と思ってるかもしれません。

ですが、ニッパー1つが違うだけで作る楽しみが2倍3倍にもなる程の変化があるので決して高い買い物ではないと思います。

いいニッパーを使えばパーツを切り出す時のストレスも減ってスムーズに組み立てが進められ、切れ味の良いものを使えば、ゲート跡の処理も短時間で綺麗に済むので作業効率のアップにもつながります。

これを機会に自分にあったニッパーを見つけてみてはどうでしょうか?

それでは。