プロクソンのペンサンダーとアルゴファイルのアルティマ5の違いとは?特徴や性能を比較してみた。

こんにちは。柚P(@yzphouse)です。

模型でよく使われている電動のヤスリがけツールに、プロクソンの『ペンサンダー』やアルゴファイルの『アルティマ5』などがありますよね。

どちらも、プラモデル製作・フィギュア・ガレージキットのヤスリがけ作業の効率化をしてくれる、大変便利なツールとして有名です。

しかし、いざ導入しようとなると、どちらを買えばいいのか迷ってしまいまうものです。

というわけで、この記事では2つの電動工具の特徴や性能を紹介しつつ、双方の違いについても詳しく紹介してみようと思います。

プロクソン ペンサンダー

まず、こちら。プロクソンが販売しているペンサンダーです。

ホームセンターで昔から販売されてるロングセラー商品ですね。最近では、クレオスが『Mr.ポリッシャーPROⅢ』という名前で販売してたりもします。

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俺は模型メーカーを応援したい!とか、緑色のボディは嫌だ!って方はこっちを買おうね。

特徴

プロクソンのペンサンダーの先端は「横向きに振動」します。

工具の軸方向とは別の方向で振動するので、持っている手の負担が少ないのも特徴ですね。

先端のビットは、工具先端のロックを半回転回させることで、素早く取り外すことができます。

ビットの種類は合計で8種類ほどあります。(写真は5つだけですが)

よく使うビットは、右から2番めの四角い形状のやつですね。四角形状のビットだけ大量に欲しい。

スイッチはONとOFFのみの動作だけです。

ペンサンダー単体だと、ビットの振動スピード調整はできません。

別売りのコントローラーを使えば、ビットのスピードをコントロールをすることも可能です。

スピードコントローラーには、ハンダゴテ用の温度コントローラーがよく使われていますね。

交流の電圧を調整するタイプのコントローラーが、ペンサンダーのスピードコントロールで使えるみたいです。

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アルゴファイル アルティマ5

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続いて、アルゴファイルジャパンが販売しているアルティマ5です。

実は、似たようなもので、エルゴノミックのペン・サンダーという商品もあります。アルティマ5発売以前からある商品だっらしく、一部では「これがOEMの元では?」と噂されてたりもしました。

気になったので、メーカー様に直接問い合わせてみたところ、「外装や付属品はほぼ同じ物だが、中身を模型用途で使いやすいような性能に変更してあるのでちゃんと別物ですよ。」とのことです。

動作性能表を比較してみたら、作回転数などが微妙に違っているので、より低回転でトルクのあるモーターに変更されてたりするのでしょうかね。

特徴

アルティマ5の先端は「縦向きに振動」します。

プロクソンのペンサンダーとは違い、工具の軸方向と同じ向きで振動するので、手に伝わる振動も大きいです。長時間使うとちょっと疲れるかも。

先端のビットは、金属製のチャックで強力に取り付けることが出来ます。

ビットの保持力も高く、ストロークさせたときの精度も高いのが特徴ですね。

ただし、しっかり固定されてるぶん、ビットの交換もちょっと大変です。

付属しているビットの数も多いですね。縦ストロークの動作に対応した特徴的な形状が用意されてます。

V字のビットを使えば髪の毛の溝を磨くことも可能。

なんとΦ2.34mm・Φ3.0mmの軸のリューター用ビットも取り付けることも出来ます。

円筒形の砥石を取り付ければ、丸パイプのバリ取りなんかもできちゃいます。

電源の操作は、手元のボリュームコントローラーで行えます。

このスイッチで動作スピードのコントロールも一緒にできるので、プロクソンのペンサンダーのように、別売りのコントローラーを中間に取り付けなくてもいいので便利ですね。

電源には、直流12Vが出力できるAC-DCアダプタを使用しています。

アルティマ5本体と接続するコネクタは、2極の3.5mmジャックみたいなので接続します。

比較してみる

それでは、この2つの違いについてまとめてみましょう。

プロクソンペンサンダー
  • 値段:約7000円
  • ビットの交換が楽
  • 横方向に振動するので長時間使ってても疲れにくい
  • スピードコントロールが出来ない(別売りのコントローラーを用意すれば可能)
  • ビットの動作精度は普通
  • リュータービットは使えない
アルゴファイル アルティマ5
  • 値段:約12000円
  • ビットの交換は少し面倒
  • 縦方向に振動するので長時間使ってると疲れる
  • スピードコントロールが簡単に出来る
  • ビットの動作精度は非常に高い
  • リュータービットが使える

消費電力の違い

消費電力については、どちらも同じようなものでした。

アルティマ5の出力は、12V/0.5Aなので【6W】くらい。

ペンサンダーも【5W】とほぼ同じ数値。

ビット形状の違い

▲左がアルティマ5、右がペンサンダー

違う形状なので流用は現実的ではなさそうです。

しかし、軸径はどちらも5mmなので、上手いこと改造すれば無理ではないかも?

動作音の違い

スマホの騒音測定アプリを使用して、簡易的に動作音を測ってみました。

▲プロクソン ペンサンダー 出力最大の状態

動作音は46デシベルほど。まあまあ耳障りな騒音です。

▲アルゴファイル アルティマ5 出力最大の状態

動作音は51デジベルで、結構うるさいです。

▲プロクソン ペンサンダー 出力最小の状態

別売りのスピードコントローラーを取り付けて、出力を抑えた場合の動作音です。34デシベルくらいになりました。わりと静か。

▲アルゴファイル アルティマ5 出力最小の状態

こちらも出力を最小にした状態での動作音です。42デジベルくらい。最小にしても音は少し大きめですね。

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まとめ

比較した結果ですが、どちらにも良いところ悪いところがあり、どちらが一番とかは決められませんね。

お互いに「先端のビットでヤスる」という同じような使いかたをする電動工具ではありますが、ビットの動作方向も違うので別物として考えたほうが良いでしょう。

どちらを買うかを迷っている方は、この記事の特徴をよく確認し「自分がどういう用途で使いたいか」を明確にして、どちらが使用目的に合っているかを考えて選んでみてください。

それでは。