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【自作フィギュアの作りかた】フィギュアの「服」を製作してみる

こんにちは。柚P(@Nitori_cucumber)です。

この記事ではフィギュアの「服」の製作について紹介していきます。

服の製作していく

服とは言いましたが、実際に製作を進めているフィギュアが着ているのは「水着」と「かっぱ」なんですよね。

服とは・・・。

はじめは「水着」から作っていきましょう。

水着の製作

まずはビキニの上側から作ります。

身体のパーツにワセリンを塗って剥離処理をしておき、その上からエポキシパテを盛り付け水着の「ベース」を作っておきます。

ちなみに、ビキニの上の部分ってなんて呼んだらいいんでしょうか?下着じゃないのでブラとは言わないよなぁ。胸当て?知ってる方いましたら誰か教えてくださいこっそりと。

次に、短冊状にカットしたエポパテを用意します。

こいつを使って水着の表面に「フリル」を追加していきます。

任意のサイズにカットしたエポパテは、さっきの水着のベースに貼り付けてスパチュラで整えます。

フリルっぽくなるように丸棒とかで凹ませて整えていきます。

細かい部分はあとでも修正できますが、ある程度の形はエポパテの硬化前に形出ししておくと後々が楽です。

この工程を3回繰り返して3段のフリルを作ってみました。

ここで一度エポパテを硬化させます。

エポパテが硬化したらフリルの形状を微修正していきます。

フリルの出っ張りすぎている凸部分は「BMCタガネ」を使ってR状に切り出して整えます。

凹部分の逆Rにはウェーブの「特殊形状ダイヤモンドヤスリ」を使って整えていきます。形状は「丸」です。

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ある程度整ってきたら、細く丸めた紙やすりなどで表面を磨いて大きな傷やパーツの歪みをなくしていきまいょう。

最後は腕との干渉を確認して、当たる部分があればそこだけ削ってすり合わせをしていきます。

問題なければこれでビキニの完成です。

余談ですが、フリルのビキニは可愛い以外にも、小さい胸を隠すために選ばれたりもするらしいですね。バスト周りのボリュームが隠せるので貧乳の方にオススメなんだとか。ふむふむ。

水着の製作その2

続いてパンツを作っていきます。

いやパンツじゃないんですけどね。

こちらお尻のパーツです。

身体の製作【自作フィギュアの作りかた】フィギュアの「身体」の作りかた。である程度の形出しまでが終わっております。

このパーツに水着を着せていきましょう。

水着と肌のラインですが、上側は分割面を製作したときに決まっているので、下側のラインを決めていきます。

着せるのは「ローライズ系の水着」なので、そのパンツの形になるように目立てヤスリを使ってスジボリしていきます。

ある程度の深さのスジが掘れたら、彫刻刀で肉感を作っていきます。

水着のゴムがお尻のお肉に食い込んでいるようなそんな感じになるように。

ここが一番の「ふーん、エッチじゃん。」なポイントでもありますので、恥ずかしがらずに自分の好きをぶちこみましょう。

ワンフェスなどでフィギュア売るならこういったフェチな部分はなおさら大事です。商品を買ってくれた方にも「ふーん、エッチじゃん。」って思ってもらえるものを作りましょう。

彫刻刀で彫り込んだらスポンジヤスリで表面を整えて完成です。

・・・いや、完成の予定だったのですが、どうにも私の中で「水着っぽくない」というモヤモヤが消えなくて少しだけ手直ししました。

ちょっとだけ手直ししました。あんま変わってないですが。

♂の私はあまり意識したことがなかったんですが、そもそも「水着」と「下着」の違いとは何なのだろうか?という疑問がありまして。

その件について、仲良くさせてもらっている友人♀に相談してみたところ、

 

柚P:水着と下着の違いってなんすか

友人R:水着は1枚ものの布ではなくてインナーが入ってるので生地は厚めなんだよ。あと濡れてるか乾いてるかで質感もかなり変わってくる。

 

なるほどなるほど。なんとなく分かってきました。というわけだったので「生地の厚みを少しだけ増やしてみた。」という手直しでした。

あと「これは水着だろ」ってわかるポイントの1つでもある「腰のリボン」も作ってみました。

これで水着ってのがより伝わりやすくなったのではないでしょうか。

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かっぱ(合羽)の製作

水着も作り終わり、あとは合羽の製作だけです。

合羽は透明レジンで複製する予定なので、肌パーツとかとは別にしておく必要があります。まあこれがとてつもなく面倒くさいわけなんですが。

別パーツで製作するにあたって、まずは身体のパーツを用意します。これを基準に合羽のパーツを薄く盛り付けていき造形していくわけです。

まずは、合羽の分割を先に考えておきましょう。

そして分割ラインは事前に身体のパーツに下書きしておきます。(腕に鉛筆で書いてるラインがそれ)

合羽の原型をつくるためのベースの製作

薄く伸ばしたエポパテを用意します。

机にベビーパウダーとかを撒いてから伸ばすと、エポパテが机に引っ付いたりせずに楽に伸ばすことが出来ます。なんか蕎麦作ってるみたいですね。

伸ばしたエポパテは、身体パーツの形状に合わせるようにして貼り付けていきます。

もちろんここでも、エポパテと身体のパーツが引っ付いたらいけないので、事前にワセリンをたっぷりめに塗っておきましょう。

エポパテが完全に乾燥したら身体のパーツから剥がします。

これで1パーツ目のベースが完成しました。

続いて、さっきと同じように背中側の合羽も作っていきます。

薄く伸ばしたエポパテを身体のパーツに馴染ませながら貼り付けていきます。

ちなみに、はじめに作った合羽パーツの合羽同士の接合面を事前に整えておけば、パテが硬化して背中側のパーツを外したときに自然に分割面が作れたりもします。

背中側のパテも硬化したら身体のパーツから外しましょう。

これで合羽のパーツが揃いました。ここから更に整えていきましょう。

さっきのままだと、裾がお尻側に向かって巻き込んでいるような感じになっちゃうので、自然な感じになるように裾の長さを整えてやりましょう。

重力に従って下側にストンと落ちてるような形状にしてみました。

ついでに、無理な分割にならないようパーツも細かく分けてみました。

合羽は全部で5パーツになりそうです。

服のシワの製作

続いて合羽のシワを作っていきます。

正直、シワの製作は私自身もあまり得意ではないのですが頑張って説明してみます。

まずはシワを作るためのアタリとなるラインを鉛筆で下書きしておきます。

私が意識してるポイントとしては

  • 曲がってるところはシワが放射状に集中する。
  • ヒジや肩などの出っ張っている部分からシワは引っ張られる。
  • シワの形はひし形だったり三角形だったりする。

です。

エポパテを薄く貼り付けながら適当に形を作ってみました。

反対側もこんな感じで。

このラフの形状をそのまま生かしながら、BMCタガネやウェーブ特殊形状ダイヤモンドヤスリなんかで整えていきましょう。

あんまり上手なシワではないですが、こんな感じに仕上がりました。

うーん、シワの造形は難しい。

続いて、背中も同様にシワを作っていきます。

背中の場合だと引っ張られる部分が「両肩」なので、その頂点からシワが降りてくるような形をイメージしてみました。

下書きのラインを参考にしながら丸めたエポパテを盛り付けて、

スパチュラでパーツに馴染ませていきます。

粗目のヤスリとかで凹凸をなくして整えたら完成です。

シワっぽくなりました。

合羽の裾やボタンのモールド

シワの造形も終わったので、細かい部分を仕上げていきましょう。まずは裾のモールドから。

実際の合羽は、生地を2枚重ねにして折り込むことで裾の強度を確保している作りになっています。なのでフィギュアのパーツでも同じように、厚みを増やしてそれっぽくなるようなモールドを追加してみましょう。

と言ってもやることは簡単です。

薄く貼り付けたエポパテを乾燥後にナイフでカットして整えたら完成。

続いて、合羽にボタンを付けていきます。

プラ棒を加工して自作してもいいのですが、ここではコトブキヤの市販パーツが丁度よさそうだったのでそちらを使っていきます。

ピンバイスで任意の穴を軽く掘ってやり、その穴にディテールアップパーツを埋め込んでやれば簡単にボタンが作れます。

ベースからの軸を差し込む部分を製作する

これは合羽とはあまり関係ない部分ですが、フィギュアをベースと固定しておくための軸を差し込むための土台を作っておきます。

合羽の裏側ですね。ここにエポパテをこんもり盛ります。

ナイフで形を整えます。完成です。

このような感じで2~3mmの軸を差し込むための土台製作でした。

これで浮遊させた状態で展示が出来ます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

服の製作というのもなかなか奥が深いもので、布はシワの付け方ひとつでも質感や素材の重みなんかが変わってきます。

私もまだまだ勉強中ではありますが、何度も作品を作って練習することによって身についてくる・・・はず・・・ですので、皆様も頑張って服の製作にチャレンジしてみましょう。

それでは。