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【自作フィギュアの作りかた】フィギュアの「長靴」の作りかた。

こんにちは。柚P(@Nitori_cucumber)です。

この記事ではフィギュアの「長靴」の製作について紹介していきます。

長靴の製作

まずは、長靴の大まかな形状から作っていきましょう。

身体を製作したときに長靴のラフも軽く作っているので、そのパーツを芯にして製作を進めていきましょう。

素体製作については【自作フィギュアの作りかた】パテを使って素体を作ってみるの記事をご覧ください。

さてさて、まずはパーツの分割からです。このままだと長靴と足がくっついたままなので、一度切り離します。

そしてぶった切った足は短くなってしまうので、中にアルミ線の骨を通してあげて、

その周辺に肉を盛り付けて、足を延長しておきましょう。

足を延長したら、足と長靴の接続面に「ダボ」を作っておきます。

ダボの製作は【自作フィギュアの作りかた】フィギュアの各パーツの「分割」の方法で詳しく紹介しています。

これはパーツが全て仕上がった後の写真ですが、こんな感じのダボを作ってます。

角ダボなので、差し込むだけで取り付け方向もしっかり決まるので組み立てが楽になります。

分割面が作れたら次です。

足のパーツにたっぷりとワセリンを塗って剥離処理しておき、その周りをエポパテでぐるっと一周巻きつけます。

パテが硬化したあとは足のパーツと長靴のパーツを剥がして、内側と外側を綺麗に整えてやります。

これにて長靴の大まかな形は完成です。

そうそう、「靴の形がいまいち分からなくて作れない」という方が多いと思いますが、そういうときは靴底から先に形を決めて作っていくとそれっぽく仕上げやすいと思います。

靴底の形にも色々ありますが、自分の持っている靴や、ネットの画像検索で探した靴底とかを参考にしてみるといいかと。

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靴底の製作

次に靴底のモールドを彫り込んで再現していきます。

長靴の場合は簡単ですね。左のような、ありがちなギザギザ滑り止めを作っていきます。

スプリングコンパスを使って靴底に一定間隔に印をつけていきます。

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針で刺した穴を目印にして、エッチングソーを使って切り込みを入れます。

切り込みを入れたら、彫刻刀やナイフを使ってギザギザに加工していきます。

長靴でありがちな「ギザギザ滑り止め」なのですが、つま先側とかかと側では滑り止めのギザの向きが違うので注意して作ります。

最後はナイフで削った表面をヤスリで整えれば靴底の完成です。

長靴の細部を製作していく

現状のままだと、ただののっぺりとした筒なので、細かい部分(ベルトとかモールドとか)を作り込んでいきましょう。

側面ベルトの製作

まずはじめは側面のベルトですね。mont-bellとかAIGLEとかの長靴でよくあるやつです。

ベルトを取り付けたい部分に適当にエポパテを盛り付けます。

シャーペンで簡単に下書きをしてみました。めっちゃ粗いですが、コレを基準にしてパテを削り出していきます。

はい、できました。

デザインナイフとBMCタガネ各種を使い分けながら彫り込んでみました。

元のフィギュアがデフォルメが強く効いたデザインなので、細かい部分も結構適当に作ってますね・・・。雰囲気重視ってことで。

表面のモールドの再現

次は長靴表面についたモールドの再現です。

靴底の側面やアキレス腱あたりのラインに入っている凹凸のことですね。

作りかたは靴底を作ったときと同じです。段差を作りたいラインにナイフで一本スジを入れて、片側を彫刻刀で掘って1段深くしてやります。

掘った後はヤスリで表面を整えてやれば完成。で、ここで使っているヤスリは「自作スチレンボードヤスリ」ですね。

加工しやすいヤスリなので、先端が摩耗してきたら先端だけ切り取ってリフレッシュさせれるという便利なアイテムです。自分はもうこれがないとフィギュアつくれない。

自作スチレンボードヤスリの製作については格安で超簡単に作れる!スチレンボードを使って「自作ヤスリスティック」を作ってみた。で紹介しています。

最後はサーフェイサーを塗装して細かい傷を磨いて消していけば完成です。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は長靴だけの紹介だったので、スニーカーのような「ザ・靴!」を作りたくてこの記事をご覧になった方にはあまり参考にならなかったかもしれませんね・・・。

次回のフィギュア製作で今回とは違った「靴」を作るときは、また改めて記事にまとめていこうかと思います。

それでは。