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【自作フィギュアの作りかた】フィギュアの「身体」の作りかた。

こんにちは。柚P(@Nitori_cucumber)です。

この記事では、フィギュアの身体についての製作を紹介していきます。

胴体を作る

前回の記事【自作フィギュアの作りかた】パテを使って素体を作ってみるで分割したバーツを元に作っていきます。

まずは肋骨あたりまでの肉を盛り付けます。あと鎖骨あたりにも盛ります。

リアルな人体の資料をそのまま真似するだけでは、リアルすぎるものが出来てしまう(情報量が多すぎ)ので、今回のようなデフォルメのきいたフィギュアでは、あまり真似しすぎないというのを意識するといいかもです。

ある程度の引き算も必要ですね。

サフを吹いて形状を確認してみます。追加でパテを盛った肋骨の段差は後の工程で消していきましょう。

続いて腹直筋あたりにパテを盛ります。

普通に立ってるだけだと腹直筋のラインはほとんど出てきませんが、今回は「体をかがめたポーズ」なので腹直筋がしっかりと出てきます。こういう動きも、実際に自分でやってみるとわかりやすいです。

次に骨盤の「腸骨」ってところを作ります。腰の出っ張ってる骨です。

身体の面に出やすい骨なので、太ってなければ自分の身体でも確認できるかと思います。

腸骨あたりにパテを盛ります。薄盛りする時にはポリエステルパテを使います。

ポリパテをパーツに薄盛りするときの小技ですが、パテの中に数滴の「瞬間接着剤」を混ぜてやると定着力が上がって使いやすくなります。かなり有名な小技ですね。

ちなみに、混ぜてるのはシアノンです。

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添加する瞬間接着剤も、できるだけ定着力の良いものを選びましょう。

造形村の即着とかウェーブのハイスピードとかはあんまりオススメしません。定着力弱いので。

そんなかんじでナイフとペーパーで形状を整えたらこんな感じ。地層みたいになっててよくわかりませんねスミマセン。

サーフェイサーを塗装して形状確認をしてみます。問題なければ次の工程を進めていきましょう。

で、ここで気づいたんですが「腕の分割あるから胸部の分割無くてもよくない?」って思ったんですよね。なのでこのあと胸の分割は埋めました。

分割を埋めたら、胸を作っていきます。

大きな胸を作っても腕のパーツと干渉しちゃうので控えめに。この上から水着も着せますしね。

ヤスリで整えました。胸は大きさ関係なく綺麗に◯を意識して作るのがコツです。

あと洋ナシ型のように胸の肉は肩につながっているので、大きな胸を作られる方はそのへんも意識してやると綺麗な胸が作れるのではないでしょうか。

大きなおっぱいが好きな方は、ここでパテをどーんと盛っちゃって作ってください。

続いておへそを作ってみましょう。

おへそを作る前に、どんな形で作るかを決めておきましょう。

このへんは個人の好みになるので、どっちの形でもいいのですが、痩せ型だと縦型、贅肉多めだと横型になるようなそんなイメージがあります。

今回は縦型で作ることにしました。

イラストでは線でしか書かれることのないおへそですが、立体だとこんな形で作ったりしてます。

RがかったV字のスジボリだと認識しておけばいいでしょう。

まずはおへそのラインに合わせてV字に切り込みを入れます。

そしたら周りのお肉のラインと自然につながるようにエッジを殺していきます。角を曲面にしていく感じです。

これにておへその完成です。簡単。(サフを塗装して綺麗にした写真は撮り忘れた)

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背中を作る

背中は普段自分では見ることのできない部分なので、よく知らない方もいるとは思いますが、以外にも筋肉と骨の起伏が激しいところだったりします。

まずは、大腿筋のラインと、広背筋、肩甲骨をパテで盛り付けていきます。ここでも全部ポリパテです。

何が何だかわからない方は、各自で身体のパーツ単位でググっていただければ。

番手の粗いヤスリで形状を整えたら、追加で背骨の突起を盛り付けておきます。首の後ろ側にちょこんと出てるやつ。

パテを盛ったら再度ペーパーで形状を整えて完成です。

またまたサフを塗装したときの写真を撮り忘れてまして・・・削ったままの写真で申し訳ないです。

腕を作る

ほぼ完成形に近いですが、腕はこんな感じに仕上げました。

腕は、ヒジの曲げ方、手首の角度、などの色々な要因によって形を自在に変えます。なので、こうすると正解ってのをこの記事だけで解説するのは難しいです。

詳しいことは前の記事【自作フィギュアの作りかた】パテを使って素体を作ってみるで紹介した「人体のしくみ」とかを参考にするとよいかと。

ここでは私が意識した部分をピンポイントで紹介。

まず、ヒジを曲げているポーズなので、関節部分にヒジの骨が出っ張ります。

次に、女の子特有の「なで肩」です。筋肉はほぼ無いので上腕二頭筋とか三角筋とかは全く作っておりません。綺麗な曲線で柔らかさを表現してみました。

ヒジから下側は、腕撓骨筋(わんとうこつきん?)とか超撓側手根屈筋(ちょうとうそくしゅこんしんきん?)という大きな筋肉があるので、ヒジ側は太く、手首に向かって細くなっていきます。

正直私も筋肉の名前とか全然覚えていませんが、作る時だけは本とかネットとかで調べて参考にしてみるとよいかと思います。

「筋肉 腕」とかでググれば秒ででてきます。

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足を作る

足も同じように、どういうポーズをとってるか形が大きく変わってきます。

私の場合だと「かがんでいる格好」なのでこんな感じです。

お尻の筋肉、お肉はのびるので、お尻特有のωみたいな贅肉感はほとんどありません。

そしてちょっと内股気味に足を閉じているので、ももの内側のお肉は柔らかめのラインになるように製作しています。パンツ(水着)に少し食い込んでお尻の肉がはみ出てる感がでるように。

ヒザから下は、もう自分の足の形を見ながら作ります。とはいえ、私♂よりも筋肉は少ないと思うので、そのへんは女の子の足というのを意識しながら作りました。

ちなみに、このフィギュアでは靴を履かせるのでスネから先の造形はしません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

服のシワなんかとは違い、人の身体にはある程度の正解があるので一度しっかり人の体の基礎を叩き込んでしまえば、資料なんて見ずともフィギュアを作れるようになると思います。

次回は『手』の製作について紹介していきます。それでは。

それでは。