【ガンプラ初心者】ガンプラ・プラモデルでの『仮組み』の必要性と意味についての話

こんにちは。柚P(@yzphouse)です。

突然ですが、皆様はガンプラ趣味をしている中で「仮組み」の意味について考えたことはありますでしょうか?

プラモデルの趣味が長い方なら、誰しも聞いたことがある、もしくは、いつも仮組みを行っているよ、なんて方も多いでしょう。

しかし、ガンプラを初めて触るような方からしたら「仮組みって何?ガンプラ作るのに必要な工程なの?」と疑問に思っている方も多いと思います。

というわけでこの記事では、このモデラー達がよく行っている「仮組み」についての話を私なりにまとめて解説してみようかと思います。

仮組みとは?

「仮組み」というのは、ラモデルを仮で組み立てるという意味で使われています。そのままの意味です。

ガンプラなどのプラモデルは、付属のパーツを順番に組み立たら完成するパズルのようなものですので、説明書通りに組み立てれば仮組みなんてしなくても自然と目的の形に組み上がります。

プラモデルの説明書にも「仮組みをしろ」なんてことは書かれていません。本来、プラモデルを組み立てるのに「仮組み」という工程は必要無いものなのです。

それでは、なぜプラモデルを「仮組み」する必要があるのでしょうか?

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仮組みの意味について

では、なぜ仮組みという工程が必要なのか考えていきましょう。

先程もいいましたが、『普通にプラモデルを組み立てるのに「仮組み」という工程は必要無いものなのです。』とありますが、逆に考えてみてください。

実は、ガンプラモデラーが行っている仮組みというのは『プラモデルを普通に組み立ないからこそ必要な工程』なんです。

普通に組み立ないとはなんぞや?という方にもわかりやすく、仮組みを行うことで得られるメリットをいくつか紹介していきます。

ガンプラを改造するために仮組みをする

ガンプラの改造をするためには、元プラモデルのパーツがどこで使われているのか、というのを細かく把握しておく必要があります。

すごく極端な例えをすると、仮組みもしてないようなバラバラに散らかったパーツを見て「どこを改造しようかな?」なんて考えるのは難しいですよねって話。

仮組みをして形の見える状態のガンプラのほうが「このパーツにディティールアップをしたい」なんてイメージが湧きやすいと思います。

パーティングライン処理

ゲート処理、パーティングライン処理、合わせ目消し、といった工作でも仮組みをすることで効率よく行えたりもします。

ゲートやパーティングラインの処理は、組立作業と平行して行っている方も多いと思います。

しかし、これをある程度の仮組みができてる状態で行うことで、組み立て後に見えなくなるゲート・パーティングラインが分かるようになり、無駄な手間をはぶくことができます。

サーフェイサー

ガンプラ改造では、プラモデルに慣れた上級者がよくやる「プロポーション変更」という改造があったりします。これも仮組みが必要な改造の1つと言えるでしょう。

「組み立て済みのガンプラ」でないと全体のシルエットが見えないので、「どこの腕を何ミリ伸ばそうか」なんて検討すらできませんよね。なので「仮組み」が必要なのです。

塗装のために仮組みをする

ホイルシール

最近のガンプラは非常によく出来ているので、パーツを組み立てや付属のシールを使うだけである程度の色分けは再現できてしまいます。なので、基本的には自分で塗装をする必要はありません。

しかし、そのまま組み立たプラモデルでは満足できず、より高いクオリティを求めているモデラー達からすると「もっと細部まで色を再現したい」「よりリアルな塗装をしたい」「色を変えてティターンズカラーに・・・」と考えてしまうわけです。

そして「ガンプラを塗装する」という本来必要のなかった工作をするわけです。

チッピング

本来必要のない塗装という工程を上手く処理するためには、自分の頭の中でどのパーツをどの色で塗らないといけないのかを理解しておく必要があります。

ここで「仮組み」が出てくるわけです。仮組みをすることでパーツの配色が理解しやすくなります。1つ1つのパーツを頭にインストールするってイメージですかね。

それ以外ですと、パーツを塗装するときに分解しても大丈夫なようにしておくための準備、という効果があったりもしますね。

塗装ベース

大掛かりな作業になりますが、ガンプラの塗装では、全てのパーツを塗装する「全塗装」という技があります。

全塗装をする場合、色ごとにパーツを分解してから塗装を進めていきますが、仮組みをしていない状態で、パーツをランナーから切り離し全塗装をしてしまうと、説明書を読んでもどのパーツが何番なのか分からなくなり組み立てが困難になります。

しかし、「仮組み」でガンプラの組み立方を一度経験しておけば、塗装時にパーツがバラバラになっていてもある程度の組み立て方が理解できるようになる、というわけです。

塗装をする場合でも仮組みは有効な手段と言えるでしょう。

仮組みで使える小技

仮組みの必要性についての説明はこのくらいにして、続いて仮組みをするときの小技を紹介します。

陸ジム

最近のガンプラは、接着剤を使わなくても組み立られる「スナップフィット式」が主流になっています。

パーツ同士のダボをあわせて、ギュッと押さえてやれば

陸ジム

こう、パーツ同士がバチッ!と固定されて誰でも簡単に組み立てることができるわけでございます。

しかし、「仮組み」の工程では、このスナップフィット式が厄介だったりするわけです。

先程の説明でもあった通り、仮組みしたキットは、ガンプラの改造や塗装をする際にパーツを分解する必要が出てきたりします。

つまり、パーツ同士がバチッと固定されていたら、逆に分解が困難になり大変な作業が増えちゃうわけです。

ダボ殺し

そこで仮組みをするモデラーは「パーツを簡単に分解できるように加工すればいいんじゃね?」と考えました。

パーツの分解を楽にする加工方法は色々ありますが、その中でも今回は「ピンを加工する方法」を紹介します。たぶんこれが一番簡単にできる方法。

ダボ殺し

加工方法は非常に簡単、プラモデルのパーツに付いたピンをニッパーを使って斜めにカットするだけです。これだけでパーツ同士が外れやすくなります。

パーツによってダボピンの位置や形状は様々です。「どこをどの向きで切るのが適切なのか」「切ってはいけないダボピンではないか」を考えながら作業してくださいね。

ダボピンと間違えて関節パーツの軸を切ってしまった!なんてことは起こさないように。

また、ダボピンを切りすぎてパーツ同士がガバガバになってしまった・・・ということもよくあります。

この辺は感覚や経験が重要になってきますので、いい具合に固定できて、尚かつ気持ちよく外れる。というダボピンのカットを練習してみてください。