ガンプラにダメージ加工を施してリアルな傷跡を再現してみよう

こんにちは。柚P(@yzphouse)です。

この記事では、バンダイから発売されている「MG 1/100 MS-06F/J ザクII」を使用して、ガンプラ改造にチャレンジしていきます。

今回は、ウェザリング技法の1つでもある「ダメージ加工」について紹介していきます。

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ガンプラ改造にチャレンジ!MGザクⅡを徹底改修してみた製作記事まとめ

MGザクⅡを使ってガンプラ改造にチャレンジ!製作記事めとめ

どんなダメージを入れるか考えてみる

まず、ダメージ加工を入れるガンプラ「ザクⅡ」がどんな攻撃を受けるのか具体的に考えてみましょう。

普通に考えればザクの相手(敵)といえば、ガンダムを想像しますよね。

それでは、ガンダムと戦うザクはどういったダメージを受けるのかを考えてみましょう。というわけで、手っ取り早くイメージを掴むため配信サイトで「機動戦士ガンダム」を見直してきます。

・・・・

2話目にしてビームライフルという兵器ででやられてしまいました。なんと1発で大破です。

これにはシャアもびっくり。「一撃で・・・一撃で撃破か・・・!!?」と大変驚いているご様子。

それでは、このシーンを参考に、現在製作しているザクでも全身が爆散してるダメージを入れていきましょう!

・・・という事は当然出来ませんので、ある程度の形状は残した状態でダメージを入れていく方向で考え直していきます。対ガンダムとビームライフルは却下です。

では、ザクが当たってもやられない程度の武器を考えていきましょう。

私はあまりガンダムに詳しくないので、ガンダムに大変お詳しい友人Zさんに電話で直接相談してみました。

「ザクあたりなら陸戦型ガンダムの胸部バルカンあたりがいいんじゃないかな?よく見る100mmマシンガンでもザクの装甲貫通して普通にやられちゃうので、そのくらい弱い武装のほうが説得力でるかも」

ということでした。なるほど。

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ダメージ加工を入れてみる

具体的な武器がイメージできるようになったので、それっぽいダメージを入れてみましょう。

まず下書きからです。

金属の装甲に銃弾が当たったらどのようにダメージが入るのか、というのを想像しながら書いていきます。

実際の戦車のダメージだったり、『金属 銃弾 痕』なんて調べてみるとダメージ加工の参考になりそうな資料がたくさん出てきますね。

パーツを削るのに使用するのは、Gパーツで購入した「PANTHER スチールバー 球形」。

先端の径は1mmです。

リュータービットで荒削りします。

下書きにそって丁寧に削るより、ある程度雑に削っていったほうがそれっぽくなる気がしますね。

さらに、デザインナイフを使って放射状にV字の傷を入れていきます。

銃弾が弾けたようなダメージを作っていきましょう。

けがき針を使用してクラック痕を掘ってやります。

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金属素材でこんな派手なクラックが発生するのか?という疑問もあるでしょうが、雰囲気でかっこよくなればいいんです。

最後にデザインナイフを使って「装甲のめくれ」を作ってやります。

プラモデルのパーツは1枚物なので、そのままでは単調に見えてしまいがちになります。

しかし、ナイフで装甲の一部をめくってやることで「複合装甲」っぽく仕上げることができ、複雑な印象を与えることが出来ます。

同じ作業を他のパーツでもやってみましょう。

大抵のモビルスーツのコックピットは胸あたりにありますよね、つまり胸が弱点なわけです。

私が敵ならここを一番積極的に狙うだろう。ということで、胴体にもいくつかダメージ加工を追加してやります。

リューターで削って

デザインナイフとけがき針で掘って

ナイフでフチをめくったら完成。

勢い余って写真も撮らずサーフェイサー塗装まで進んじゃってますね。

フロントスカートにも同じようなダメージを入れてみました。

ダメージ加工した箇所の塗装

すみません。塗装の途中写真を撮り忘れておりまして、だいぶ作業が進んだあとの写真からになります。

塗装の工程としては

  1. 基本塗装(別記事で紹介予定)
  2. 装甲にダメージが入った箇所をダークグレーで塗装(面相筆使用)
  3. ダメージが入った箇所の周辺をスモークグレーを使って装甲の焦げを再現

です。

面相筆と細吹きができるエアブラシ(0.3mmノズル程度)があれば簡単にできるでしょう。

▲装甲ダメージが入った箇所に塗るのに使った塗料はガイアノーツの「フレームアームズ・ガールカラー インナーブラック」です。

塗料棚からちょうどよさそうな色を手にとったらこれでした。面相筆を使ってダメージを入れた箇所に塗りましょう。

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▲装甲の焦げの再現で使用したのはクレオスの「スモークグレー」です。クリアーブラックですね。

この塗料は光沢で仕上がるため、塗装後はトップコートで艶を整えてやりましょう。

つや消しトップコート後に「焦げ」を足してやりたい場合は、フラットベースを添加してつや消しのスモークグレーにしてから使ってやりましょう。

つや消しトップコート後の仕上げ

次に、ダメージ加工部の塗装ができ、つや消しトップコートまで終わったあとの仕上げについてです。

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最終仕上げで使用するのは「鉛筆」です。

私が持っているのは「三菱 9800」、硬さはBです。芯の硬さはHBより柔らかいほうがいいですね。

ダメージ加工で使うので、普通の鉛筆としての使い方はしません。鉛筆の芯を削ったときに出る「粉」だけ使います。

鉛筆の芯を使うので、芯がむき出るよう削ります。

ある程度芯が出せたら、カッターやヤスリを使って「鉛筆の芯の粉」を作ってやります。

このくらいあれば十分です。

次に道具の準備をします。

使うのは、安物の小筆の先端をカットして短くしたもの。

小筆に鉛筆の粉を付け、ダメージ加工をした箇所にこすり付けてやります。

鉛筆の粉を使ったドライブラシみたいですね。

これをすることで、鉛筆の芯特有の「鈍く光る重厚感」を作ることが出来ました。

ショルダーシールドのパーツも同じようにやってみましょう。

鉛筆の芯の粉を小筆にとり、擦り付けます。

出来ました。簡単。

注意点として、この仕上げをした箇所は、鉛筆の芯の粉をこすりつけてるだけですので、指で触ったりしたら落ちてしまいます。

パーツを触るときは、せっかく付けた鉛筆の粉を誤って落とさないよう気をつけてくださいね。

それから、保護としてトップコートを上からかけてもいいですが、光沢感などの質感まで変わってしまうので私はあまりおすすめしません。そのままが一番いい感じになると思います。

以上、ダメージ加工についてでした。

それでは。