広島に新しく出来たプラモデル製作スペース「エディオンビルドベース」へ行ってみた!

モデラー

  • 柚P

 

こんにちは。柚P(@yzphouse)です。

プラモデルを趣味にしている方なら一度は聞いたことがあるであろう『模型製作スペース』というサービス。

最近新装オープンした『エディオン広島本店』にも模型製作スペースが出来たらしいので、早速行ってきました。

エディオンでは、「エディオンビルドベース」という名前でサービスを展開しており、広島のエディオン本店以外にも、大阪のエディオンなんば本店にも同じものがあります。

エディオンビルドベースの利用の流れ

※2020年3月1日時点での情報です。

エディオンビルドベースを利用するためには、『事前予約』が必要になります。

利用料金は1時間で【一般価格:800円】【会員価格:700円】と、模型製作スペースにしてはちょっと高め。カラオケみたいに5時間パック割引とかあればいいんですけどね。

有料レンタル品は、店舗に行ったときに店員さんに直接言えば使わせてもらえます。

工作机

こちらが工作専用の机です。オープンしてすぐだったのでまだ綺麗。

デスクライトはLED式の横長で明るいものが付いています。

足元にある棚は、特に何も入っておらず空っぽで置いてあります。

ここには、持参した工具や塗料、プラモデルのパーツなんかを置いておくことが出来ます。

机の背面に立てかけてあるパネルを下ろせば、撮影ブースとして使うことも。

撮影ブース

大型の照明機材(LEDバー)や背景紙まですべて用意されているので、完成したプラモデルの撮影も簡単にできるみたいです。

背景紙も、シンプルなものから、宇宙、砂漠、空、建物内、などたくさん種類があるので、色々なシチュエーションに対応した撮影をすることも出来ます。

また、有料にて一眼レフカメラのレンタルもあるので、高級カメラを持っていなくても綺麗な写真を撮ることも可能です。

せっかくなので私も持参したプラモデルを撮影してみました。

短時間でサクッと撮影したわりには、かなり綺麗に仕上がってます。基地の通路?っぽい背景紙もいい感じです。

塗装ブース

続いて塗装ブースです。

エディオンビルドベースの塗装ブースには「互換ブース」が採用されているので、排気などの性能面には問題なさそうです。

右側には「パーツを保持するクリップ」と「エアブラシ」が2本ありますね。

エアブラシ

GSIクレオス プロコンBOY PS289 WA プラチナ 0.3mm Ver.2

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GSIクレオス プロコンBOY PS290 LWA トリガータイプ 0.5mm

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エアブラシはクレオスの「プロコンBOY WAプラチナ0.3」と「プロコンBOY LWAトリガータイプ0.5」の2種類がありました。

どちらも1万円を超える高級エアブラシなので、性能も安定しており初心者でも使いやすいでしょう。

エアブラシの接続部には「ダストキャッチャー」も付いているので、シビアな塗装をしたいモデラーでも安心です。

コンプレッサー

足元にはコンプレッサーが置いてあります。ここで使われているコンプレッサーは『クレオス L7』ですね。

このコンプレッサーも、普通に買うと3万円以上する高級品。安心して塗装作業ができますね。

『エアブラシの初心者ガイド』みたいな冊子も用意してあるので、エアブラシに不慣れな人も安心ですね。

とはいえ、「はじめてのエアブラシはやっぱり不安」という方もいると思います。そういうときは遠慮なく店員さんを呼んで教えてもらいましょう。「エアブラシの使い方を教えて下さい」といえば対応してくれるそうです。

その他サービス

工作机、撮影ブース、塗装ブース以外にも、「有料ロッカー」や「流し台」があったりもします。

有料ロッカーは、製作途中のキットや工作で使う材料や塗料なんかを入れておくことが出来ます。定期的にエディオンビルドベースを使用する方にオススメですね。

「流し台」は、まあ普通の流しです。

プラモデルのパーツ洗浄から、塗装前に手を洗ったりと色々出来ます。水転写デカールを貼りたいときの水もここから取ってこれます。

レンタルできる工具

ビルドベースを使用する方限定で、工具レンタルサービスもあります。

このとき私は工具を持参していたので、レンタルサービスは使いませんでしたが、参考に写真だけ撮らせてもらいました。

無料レンタル工具

こちらが無料レンタル工具の箱です。

・・・???

枝切りハサミに、Pカッター、大型のカッターナイフ、ラジオペンチ、30cmモノサシ・・・。

DIYでもするのでしょうか。もしくはコスプレ衣装の製作?完全にプラモデルを作る道具ではありません。プラスチック用ニッパーすら入っていません。この工具を選んだ人はプラモデル作ったことあるのか???

申し訳程度に、タミヤのプラスチック用の接着剤は入っているので、これくらいはプラモで使えそうです。

有料レンタル工具

こちらには、プラモデルを製作できる工具が入っていました。

  • プラモデル用ニッパー
  • ハサミ
  • デザインナイフ
  • ピンセット
  • 金属ヤスリ

とりあえずこれだけ揃っていれば、大抵のプラモデルは作れるでしょう。

プラモデルで使える工具をレンタルするなら「有料レンタル工具」の方を選びましょう。

ビルドベースを利用してみた感想

エディオンビルドベースでは塗料などのレンタルが無いと聞いていたので、色々と用意してきました。

  • 防毒マスク
  • マスキングテープ
  • ラッカー塗料の薄め液
  • ラッカークリアー
  • 墨入れようエナメル塗料
  • ジッポオイル(スミ入れ拭き取り用溶剤)

とりあえず、塗料と薄め液さえあればエアブラシが使えると思って、これらの道具だけを持参。

エディオン自体が模型店みたいなものなので、追加で塗料が必要になっても、すぐお店て買ってこれるってのも良いですね。

それと、エディオンビルドベースは店舗内に併設された「ガラス張りの個室」なので、作業してると普通のお客さんに結構ガン見されたりもします。ちょっと恥ずかしい。

ほかにもいくつか気になった点もありまして

  • ティッシュが無かった(現在はニパ子のティッシュが設置されてます)
  • 塗装前に流し台で手を洗おうとしたが石鹸が無い(現在は石鹸が置いてあります)
  • 塗装ブースが大きすぎて、塗装したパーツを置くスペースが十分に無い(現在は塗装乾燥ブース(山善)が設置されてます)
  • 撮影で使う背景紙がハンガーから落ちる。

です。色々書きましたが、現在はかなり環境が改善されてるっぽいので、私が取材に行ったときよりは使いやすくなっていると思います。

まとめ

正直な話、私は自宅にそれなりの設備があるので、わざわざエディオンビルドベースに行って作業する理由はほとんど無かったんですが、なんというか、新しいものが出来たら試してみたいという衝動が働いちゃって・・・。

この記事がエディオンビルドベースに行ってみようか悩んでる方の参考にでもなればいいかなと思います。まだ出来たばかりで綺麗な工作室なので、興味ある方は是非利用してみてください。

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