プラモデル・ガンプラで使える人気【コンプレッサー】おすすめ6選

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  • 柚P

 

プラモデルを綺麗に塗装するのに使われている「コンプレッサー」ですが、皆様はどんなものをお使いでしょうか?

今回は、初めてコンプレッサーを導入したいという方や、今のコンプレッサーでは性能に不満があるという方にむけて、私が個人的に良いと思ったコンプレッサーを紹介していこうと思います。

オススメのコンプレッサーを選ぶ基準は?

コスト面、性能、販売メーカーなどを重視して選んでいきます。

もちろん、この記事で紹介するコンプレッサーにもメリット・デメリットは存在しますので、そういう点もわかりやすく紹介していきます。

初心者におすすめ!コスパ最強「高儀 ミニホビーコンプレッサー」

高儀 EARTH MAN ミニホビーコンプレッサーセット HCP-100

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高儀といえば、グラインダーやインパクトドライバーといったDIYで活躍する電動工具を販売しているメーカーですね。国内のホームセンターで取り扱いがあるようなちゃんとしたメーカーの1つです。

高儀の商品は、必要最低限の性能を保証しつつも、無駄な高性能な機能は省かれているので、他と比べて圧倒的に値段が安いというのが特徴です。

コスパ最強と書いてある通り、この商品には、「コンプレッサー」「エアブラシ」「ホース」「レギュレーター」が全てセットになっていて、Amazonにて¥7000という破格の値段で買えちゃいます。

コンプレッサーの性能はコチラ。

基本スペック
最大圧力:約0.17MPa
空気吐出量:約10.5L/min
動作音量 50db
自動OFFスイッチ付き
サイズ W110xD55xT120min

動作音は50dbと小型機にしては気持ち大きめですが、最大圧力、空気吐出量は、どちらも模型用としては十分な数値を出しています。数値だけてみるとクレオスのMr.リニアコンプレッサーL10並のパワーがありますね。

そして、この価格帯では珍しい「圧力スイッチ」が付いているのも嬉しいですね。

エアブラシを使用していない(空気を出していない)状態だと、コンプレッサー内の圧力スイッチが作動して自動でスイッチを切ってくれます。

「動作音が大きい」と書きましたが、エアーを出している作業中にだけコンプレッサーが作動するので、大きな動作音もそこまで気にならないでしょう。

実際の動作音についてはYouTubeで動画を撮ってくれている方が複数いらっしゃるので、そちらをチェックしてみるのもいいかもしれません。

気になるところがあるとすれば、水抜きをする「レギュレーター」が無いのと、エアーを出す脈動が大きめ、という点でしょうか。

湿度の多い日などにエアブラシから水を吹いてしまう場合は、中間に水抜き付きのレギュレーターを噛ませてやる必要がありそうです。

エアーの脈動問題も、水抜き付きレギュレーターを噛ませることで多少の改善は見込めるでしょう。

付属しているエアブラシについては、0.3mmノズルのダブルアクション式という本格的なものなのは嬉しいですね。

ただし、パーツ精度が悪く品質がそこまで高くないので、お金に余裕がでたときにでもクレオスやタミヤが販売しているエアブラシを別途用意してもいいかもしれません。

外部バッテリーでベランダ塗装「エアテックス スピカ」

エアテックス エアブラシワークセット スピカ APC019-S

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エアパワーコンプレッサー・スピカ プラモデル

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模型だけでなくイラスト業界やネイル業界をターゲットにエアブラシ&コンプレッサーを販売しているエアテックスの「スピカ」というコンプレッサーです。

値段は本体だけで13,000円ほどします。バッテリーが付いているぶん少し高いのでしょうか。

付属のACアダプタを電源として使用するか、バッテリーを接続して使用するかの2つの運用方法が選べます。

部屋で普段使いする時はACアダプタで、外出時、出張先、ベランダ塗装などではバッテリー運用、という特殊な環境下でも対応することができますね。

基本スペック
最大圧力:0.2Mpa
空気吐出量:約11.5L/min
動作音量 40db
定格時間 30分
サイズ W115xD116xT60

こちらも模型用としては十分なパワーを持っています。

動作音は40dbと小さめなので、夜間使用も問題なくできそうですね。

ただし、この「スピカ」には圧力スイッチは付いていないので、作業中はコンプレッサーはずっと稼働している状態になってしまいます。

さらに、こちらも水抜き用のレギュレーターは付属していませんので、水を吹く場合は別途水抜きレギュレーターを取り付けて対応しましょう。

圧倒的静音性!クレオス「コンプレッサーKALON」

陰ながら引退していた「プチコン」の後継機のようなモデルとして、クレオスから「KALON(カロン)」という新型コンプレッサーが販売されています。

白を基調とした清潔感のあるカロンの圧倒的な静音性は、動いているのかどうかも分からないレベルで静かです。

ほとんどの方は、塗装ブースの音やエアブラシから出る空気の音のほうが大きく感じると思います。

基本スペック
空気吐出量:約4.5L/min
動作音量 40db以下
定格時間 60分
サイズ W135xD83.5xT85

スペックを確認した感じ、正直なところ若干のパワー不足はありそうです。

とはいえ、セットに付属している0.3mmノズルのエアブラシを使っている限りは不足なく使うことは出来ると思いますので、必要十分な性能だと言えるでしょう。

もし将来的に0.5mmノズルのエアブラシの運用も視野という方は、カロンはやめておいたほうが良いかもしれませんね。

おしゃれにキメたいタミヤ製「スプレーワークパワーコンプレッサー

大手模型メーカータミヤが販売している本格派コンプレッサー「スプレーワークパワーコンプレッサー」。定価は38000円とちょいとお高め。

タミヤ製ということもあり、デザインも優秀で各パーツの質感も高いため、ブランドに拘りたい高級志向のモデラーにオススメです。

基本スペック
最大圧力:0.4MPa
空気吐出量:9/12L/min(50/60Hz、0.2MPa)
動作音量 48dB
エアブラシハンガースイッチ有り
サイズ W24×D14.5×H20

性能もプラモデル用途だけでは勿体ないくらいのスペックがあります。

ON・OFFのスイッチを兼ねたエアブラシハンガーも付属しており、エアブラシでの作業中だけコンプレッサーが動作するという優れた機能も付いています。

このコンプレッサーの気になる点は、「適正圧力を保つための圧力開放バルブ」でしょうか。コンプレッサーの動作音はそんなに大きくはないのですが、動作中に圧力開放バルブから空気が出続けるのその音が気になるって方は多いかも。

どのコンプレッサーにも言えることですが、本体の動作音については「防振マット」を用意しておくとかなり抑えることができます。

タミヤのコンプレッサーに限らす動作音が気になるという方は一緒に買っておくといいかもですね。

最強パワーと高コスパ「ツールズアイランド オイルレスコンプレッサー3Lタンク付き」

模型用コンプレッサーとしてAmazonで評価の高いので有名なツールズアイランドの「オイルレスコンプレッサー3Lタンク付き」です。

上部にはピストン式のコンプレッサーが付いており、下部には3Lのエアータンクが付いています。

エアータンクには安全弁の「セーフティバルブ」、エアー圧力の調整も出来る「レギュレーター」、使用していない時には自動で電源がオフになる「圧力スイッチ」、というコンプレッサーに欲しいものがすべて付いた贅沢なセットです。

ここまでハイスペックなのに値段は10,000円ほど。付属品と性能を考えたら破格ですね。

基本スペック
最大圧力:0.4Mpa
空気吐出量:20~23ℓ/min
動作音量 47dB
定格時間 20分以内
自動OFFスイッチ有り
サイズ W120×D310×H310

空気吐出量、最大圧力に関しては、オーバースペックといっていいほどの高い性能ですね。

このレベルの空気吐出量があれば、コンプレッサーを使用した「エアーダスター」のような使い方も出来ますね。

プラモデルのパーツに付いているホコリを強力なエアーで飛ばしてから塗装作業に入る、なんて使い方もできます。

ただ問題点もいくつかあります。

まず動作音が47dbと大きめです。ピストン式のコンプレッサーなので振動も大きいので、静かなコンプレッサーをお探しの方にはあまりお薦めはできません。

このコンプレッサー以外にも言えることですが、ピストン式のコンプレッサーは構造上の理由もあり、寿命が短いという欠点があります。5年使えれば良い方です。

故障し易い箇所は、ピストン部のバルブの劣化や、圧力スイッチの不良などが多いようです。

エアブラシを持っていないという方には、ハンドピースが付属したセットの商品もあるようです。

値段もほぼ変わらないので、ハンドピースを持っていない方はセットのほうが断然お得です。

耐久性の鬼「クレオス Mr.リニアコンプレッサー」

模型メーカークレオスが販売するロングセラーモデル「Mr.リニアコンプレッサー」です。

さきほど「ピストン式のコンプレッサーは5年使えれば良い方」と言いましたが、逆にこちらは30年以上使っても全く壊れる気配がしない超堅牢なリニア式のコンプレッサーです。

Mr.リニアコンプレッサーにはいくつか種類があり、エントリーモデルのL5、中級者モデルのL7、上級者モデルのL10、お手軽なプチコン、などがあります。

ここでオススメするのは中型モデルのL7という機種です。

基本スペック
最大圧力:0.15MPa
空気吐出量:7.0リットル/min.0.05MPa
動作音量 55dB
自動OFFスイッチ無し
サイズ W14.2×D17×H18.5

同シリーズのL5の最大圧力0.12Mpaに比べ、L7では最大圧力が0.15Mpaという性能差があります。それに比例して空気吐出量も若干上がっています。

数字だけで見ると下位モデルのL5と微妙な差しかありませんが、実はこの差が結構大きいです。

使用するエアブラシが大きくなればなるほど、その差が顕著に現れます。

0.5mm径のエアブラシをL5で使おうとしてもパワー不足感で満足に使えなくても、L7にした途端ストレスなくエアブラシを扱うことが出来たりします。

もちろん、ガンプラ塗装しかしないモデラーでエアブラシも0.3mmノズルのものしか使わないよという方はL5を選んでも大丈夫です。

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