こんにちは。柚Pです。
みなさんは3Dプリンタで出力したパーツの二次硬化はどのようにおこなっていますか?
今までの私はというと、天気のいい日は外へ出て太陽光を当ててみたり、天気の悪い日は蛍光灯のブラックライトを使ってたりしてました。
頻繁に3Dプリンタを使わない私からしてみれば今まではそれで十分だったのですが、最近プリントする機会も増えてきたのでちゃんとした専用品も欲しくなってきました。
知人に相談したりネットで色々調べたりした結果、私は3Dプリンタ業界ではお馴染みの「SK本舗」さんの
SK本舗二次硬化機DIYキットを選択してみました。
目次
SK本舗『二次硬化機DIYキット』

私が購入したのがこちらのSK本舗二次硬化機DIYキット。
SK本舗をはじめ各通販サイトから購入することができます。
60Wの強力なUVライト(405nm)とターンテーブルで構成された簡易的な装置です。
多少の組み立て作業が必要な商品みたいですが、簡単な作りをしているので何の問題もないでしょう。
これ以外にも、ブラックライトのテープLEDを使って二次硬化BOXを自作する方法や、さらに上位のELEGOOの洗浄硬化機(出力品のパーツ洗浄と二次硬化ができる便利な機械)を購入するという選択肢もありました。
値段を安く仕上げたいなら自作でもいいですね、しかしテープLEDをACアダプタ電源と接続したりなど、多少の電気知識とDIY力とそれを作る時間が必要になりそうです。
それから、色々と材料を買っていたら二次硬化機DIYキットとあまり変わらない費用がかかりそうってのもありますね。
ELEGOOの洗浄硬化機は非常に便利で魅力的でしたが、私の環境ではもったいないと感じたのでパスです。
というのも、すでに私は出力品洗浄用の大型の超音波洗浄機を持っているので洗浄機能は求めていません。
多機能よりも手軽さと安さを優先で。
今までの二次硬化環境について
冒頭で「太陽光」や「UV蛍光ランプ」を使っていたと言いましたが、実はこれもあまりいい環境とは言えませんでした。
「太陽光」は日によって紫外線の強さが変化します。
季節によっても変化しますね、冬は紫外線が弱いとか、雨の日なんかはそもそも曇っていて二次硬化すらろくにできないとか。
このように太陽光では安定した二次硬化をすることはほぼ不可能です。
また光硬化レジンの種類によっては、紫外線の当てすぎによる変色(黄変)が起こりやすいものも多くあります。
「白レジンを使ったのに黄色に・・・」や「クリアレジンがクリアイエローに・・・」なんてことが起こらないようにするためにはUV照射時間を管理してやることが重要です。
「ブラックライトの蛍光灯」については、まず私の持っていたものは光硬化レジンが硬化する波長とは少しズレたものでした。
3Dプリンタで使用されているレジンは405nmという波長の光で硬化しやすく作られているようですが、私が使用していた蛍光灯は波長370~380nmくらいものでした。
蛍光灯の光には405nmの波長も若干含まれているため、二次硬化で使えないことは無かったですがやはり専用品のパワーには負けます。
「これで大丈夫だろ」と考えていた当時の私は、紫外線の波長なんか気にもしてなかったし、なんならブラックライトって書いてある商品はどれも同じだととも思っていました。
今回購入したSK本舗二次硬化機DIYキットでは、3Dプリンタ用のレジンにぴったりな波長405nmのUVライトが装着されているので安心して使えますね!
組み立て

それでは早速組み立てていきましょう。
6000円と比較的安価な商品でしたが、梱包はしっかりされているため安心感があります。

パーツをすべて取り出してみました。
このくらいのボリュームなら説明書を読まなくても作れそうです。
板の固定

板同士の接続にはゴムバンドを使用するようです。
経年劣化で切れなければいいですが・・・。

板に設けられている溝に付属のゴムをかけて固定するみたい。かなり簡単ですね。
完成

30秒ほど組立説明書を読んで5分ほどで組み立てが終わりました。
板同士はゴムでしか固定されていませんが、意外と剛性がありしっかりしています。
動作させてみる

それでは正常に動くかどうか確認してみましょう。
スイッチ&タイマー
▲電源のACアダプターと本体の中間に接続するコントローラーが、ONOFFのスイッチになります。
このスイッチにはタイマー機能もついています。
1秒~600秒の間で時間が設定でき、時間がきたら自動で動作をOFFにしてくれる便利な機能です。
表面5分(300秒)、裏側5分(300秒)、の合計10分の二次硬化をするという時間管理も簡単におこなえます。
カウントの終わりが近くなるとブザー音で知らせてくれるため、他の作業に集中していても気づくことができます。
マイクロスイッチ

フロントパネルにはマイクロスイッチがついています。
UVライト点灯中にフロントパネルを開くと、スイッチが動作してUVライトが消灯する仕組みです。

強めのUVライトが使われているため、光が直接目に入らないようにするための安全装置ですね。
ターンテーブル

内部には低速で回転するターンテーブルが取り付けてあります。
ACアダプタからの電気を使用しているのでトルクも強いです。ソーラー式のターンテーブルとは比べ物にならないレベル。

ターンテーブル自体の直径は12cmと小さめですが、箱の容量が205×170×155mmなので15cm定規がまるまる入るくらいには余裕があります。
1/7スケールのフィギュアのパーツなら余裕で入りそうです。
さらに使いやすく魔改造してみた!

現状のままでも十分使えるのですが、「より早く」「より強く」を求めてプロ仕様に魔改造してみました!
詳しい加工内容については『SK本舗の『二次硬化DIYキット』を改造して最強の二次硬化BOXを作ってみた!』の記事をご覧ください。
まとめ
今までちゃんとした二次硬化装置を手に入れるためには、最低でも1万円~くらいは用意しないといけないイメージがありました。
今回購入したSK本舗二次硬化機DIYキットは値段が6000円と非常に安価だったということもあり、正直そんなに期待していませんでしたが良い意味で期待を裏切ってくれましたね。
不満が出ないレベルでの必要最低限の機能で、この低価格を実現してくれているのでかなりコスパが高いと感じました。
またSK本舗では頻繁にセールをやっており、今回紹介した「SK本舗二次硬化機DIYキット」が30%OFFの4750円で販売されていたこともあるみたいなので、セール情報が気になる方は公式TwitterやHPを追ってみるといいかもしれませんね。
それでは。








