光造形3Dプリンターをはじめるために必要な道具・工具とは?おすすめのアイテムを詳しく紹介!

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  • 柚P

 

こんにちは。柚Pです。

2019年の夏、はじめて光造形3Dプリンター購入してから約3年が経ちました。現在は光造形3Dプリントに関する知識・経験値もそれなりに溜まり、使用する道具や材料なども順調に揃ってきています。

という訳でこの記事では、私が愛用している「光造形3Dプリンター出力で必要になるオススメの道具・工具」を紹介をしていきたいと思います。

それでは続きからどうぞ!

絶対に必要なもの

まずは光造形3Dプリンターの運用で絶対用意しておいたほうがいいものを紹介していきます。

3Dプリンター本体

これがないと始まりません。

2022年の現在では、4K機と呼ばれる高解像度モデルの3Dプリンターが主流となっています。

例えばELEGOO社(エレグー)の『Mars 3 pro』や、Phrozen社(フローズン)の『sonic mini 4k』、Anycubic社(エニーキュービック)の『Photon M3』などなど。

それ以外にも、大きな出力面積を誇るELEGOOの『Saturnシリーズ』も人気ですね。

最新機種では、LCDの解像度が8Kのハイスペックモデルも登場しています。Phrozenの『Sonic Mini 8K』なんかがそれにあたります。私もほしい。

3Dプリンターの入手方法についてですが、家電量販店で取り扱っている場合はほぼ無いので、ほとんどの方は通販での購入になると思います。

情報強者なら自分で調べて海外から個人輸入して最新機種を格安で入手、なんて方法もあります。とはいえ、はじめての3Dプリンター購入で海外サイトから個人輸入はちよっと不安ですよね。しかも数万円もする高額な機械なので尚更。

そういう方には、3Dプリンターの代理店もやっている日本の大手ショップからの購入がオススメです。

日本のショップで購入しておけば、初期不良や故障などのトラブルが起こっても日本語で対応してくれるため長く安心して使うことが出来ます。

ちなみに私はSK本舗という日本のショップをよく使っています。2019年に導入したphrozen shuffleXLを始め、現在のsonic mini 4k もここで購入したものです。

 

3Dプリンター用レジン

パソコンやスマホで製作した3Dデータを立体物として出力するためには、レジンが不可欠です。

とはいえ、いろんなメーカーが沢山のレジンを販売しているため、はじめて3Dプリンターを扱う方は何を選んだらいいのか分からないと思います。

▼私の個人的なオススメはこちら。

洗浄液としてIPA(イソプロピルアルコール)やエタノールなどを別途用意しないといけないレジンもあるため、はじめて3Dプリントをするという方には、出力品の洗浄に水が使える”水洗いタイプのレジン”がオススメです。

手袋・保護具・マスク

光造形3Dプリンターでは毒性の強い液状のレジンやIPAなどの有機溶剤を多用します。

レジンを素手で扱っていると、皮膚に炎症が起きたりレジンアレルギーを発症してしまう恐れがあるため、ゴム手袋(ニトリル手袋)などの保護具を必ず着用するようにしましょう。

また飛び散ったレジンが眼に入らないよう、裸眼で作業をする方は保護メガネも用意しておくとより安心して作業ができるでしょう。

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レジンの臭いや揮発したIPAが気になる場合は、有機ガス用の防毒マスクを着用して作業しましょう。健康第一です。

ヘラ・スクレーパー

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出力したパーツを3Dプリンターのプラットフォームから取り外すために使います。

3Dプリンタを購入したときに付属していることも多いですが、あまり品質が良くなくロクに使えません。

私は、軽いものを取り外す用の『テープはがしカッター』と、しっかりと定着したものを力強く取り外す用の『スクレーパーS型』の2種類を用意しています。

キッチンペーパー

3Dプリンターでは未硬化の液状レジンも扱うため、拭き取りができる使い捨てペーパーも必要になってきます。

もちろんティッシュペーパーを使ってもてもいいのですが、個人的には吸水力が高く繊維クズの出にくいキッチンペーパーのほうがオススメです。キムワイプ、JKワイパー、キムタオルに比べ値段が安いというのもポイント高いです。

キッチンペーパーはケチらず使い、汚れたらすぐに捨てて、3Dプリンタプリンター周辺を綺麗に保ったまま運用していきましょう。

あると便利なもの

絶対に必要ってほどではないですが、あると便利です。値段も安いものが多いので3Dプリンター購入と同時に用意しておくと幸せになれます。

プラ製のバット

出力品を取り外す作業をしたり、バットクリーニングしたときに発生する未硬化レジンのゴミを仮置きしておくためのものです。

ようは汚れ作業用のスペースです。

底にキッチンペーパーを敷いておくと、未硬化レジンを吸ってくれていい感じに使えます。

ちなみにダイソーで購入しました。レジンで汚れても100円で買い替えれるのでグッドです。

バットの上で作業を続けていくと未硬化レジンが底に溜まっていきますので、きりが良いタイミングで外に出して太陽光を当ててやります。レジンの臭いがするので近所迷惑にならない風通しのいいところを選んでください。

こうすることで、未硬化レジンを硬化させることができ燃えるゴミとして捨てやすくなります。(未硬化レジンをそのままゴミ出しするのは良くないのでやめましょう。)

シリコン製のヘラ

レジンバットの掃除や、バットの中で沈殿したレジンの顔料を撹拌するときに使用します。

シリコン製のヘラなので、レジンバットに貼り付けられているFEPフィルムを傷つけにくく、一体成型なので汚れても掃除がしやすいのが特徴。

私が使っている写真のものはダイソーで購入したもの。こちらも100円なので買っておきましょう。

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漏斗

余ったレジンをボトルに戻すときに使います。

3Dプリンターを購入したときに付属していることもありますね。

私は余ったレジンをボトルに戻す行為はあまり好きではないため滅多に使いませんが、はじめて3Dプリンターを使用する方は「出力するためにレジンがどれくらい必要になるか」など分からずバットにレジンを入れすぎてしまうことも多いでしょう。

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何度か出力品を印刷した後に余ったレジンには、硬化したレジンの細かいゴミが含まれていることもあるため、ストレーナーを通してボトルに戻すようにしましょう。

ストレーナーは大きめのホームセンターの塗料・ペンキコーナーへ行けば、10枚入り200円くらいで売られてたりします。ストレーナーを試しに使ってみたい場合はそちらで購入してみてください。

出力品洗浄用の容器

出力品を洗浄するための容器です。

私は、一次洗浄、二次洗浄、三次洗浄用の3つのガラス容器にIPA(イソプロピルアルコール)を入れて使っています。

洗浄容器はプラスチック製でもいいのですが、個人的にはIPA(イソプロピルアルコール)でも使える蓋のできるガラス製の容器がオススメです。

ちなみに洗浄容器もダイソーで購入しています。100円です。

無水エタノール・IPA(イソプロピルアルコール)・レジンウォッシュ

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無水エタノールやIPA(イソプロピルアルコール)は、レジンの洗浄や道具の掃除に使います。

IPA(イソプロピルアルコール)は値段も安く手に入りやすいですが、人体への影響も強いため、有機ガス用防毒マスク、ニトリル手袋、室内の換気設備が揃ってない方にはおすすめできません。

安全に使いたい方は無水エタノールがおすすめです

IPAに比べ人体への悪影響は少ないというメリットがありますが、IPAに比べ値段が高くコスパが悪いというデメリットもあります。

これからはじめて3Dプリンターを使う方には、

  • レジンには水洗いタイプを使用
  • 出力品の洗浄は水
  • 道具の洗浄は無水エタノール

で運用してみるのがいいかもしれません。

他にも、無水エタノールやIPAのようなアルコール臭が苦手という方には『SKレジンウォッシュ』という出力品専用の洗浄液もあるみたいです。

IPAよりも洗浄力が強く、揮発性も低い(石鹸の香り)ので、臭いに敏感な方は使ってみてもいいかもですね!

出力品の洗浄機

出力品の洗浄は、パーツを蓋のできるガラス容器に入れてシャカシャカ振っておけばある程度綺麗にすることができるのですが、専用の出力品洗浄機があればもっと楽に作業が進められます。

私が使っているのは大型の超音波です。メガネ屋に置いてあるような業務用の高出力タイプ。

超音波洗浄機以外にも、洗濯機のような水流を作って出力品を洗う洗浄機なんかもあります。

こちらは洗浄と二次硬化のどちらの作業もこなせるELEGOO社の『Mercury Plus』という商品。

絶対に必要とまではいきませんが、あると便利に使えるでしょう。

二次硬化BOX

3Dプリンターで出力したパーツのレジンは完全には硬化しておらず、出力終了後に追加で紫外線を当ててレジンを完全に硬化させる『二次硬化』をさせなければなりません。

出力したパーツを野外に置き、太陽光の紫外線を当てることでも『二次硬化』をすることはできます。

しかし太陽が出ているのは昼間だけなので、夜の作業は出来ず止まってしまいます。

そんなときに便利なのが、二次硬化専用BOXです。

私が使用しているのはSK本舗の『UVレジン二次硬化機』という商品。別で紹介記事を書いているので気になる方はコチラをチェック!

光造形3Dプリンターの二次硬化処理の手助けをしてくれる「SK本舗二次硬化機DIYキット」の紹介!

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おわりに

3Dデータの出力作業では、すぐ道具が汚れたり、ゴミが大量に出たり、身体に悪い影響を及ぼす材料を沢山使うなど、気を使うところが多くて大変です。

この記事を参考に、少しでも快適に作業できる便利な道具を揃えてみてはいかがでしょうか。

というわけで3Dプリンタプリンターで必要になる道具・工具紹介でした。

それでは。