こんにちは。柚P(@yzphouse)です。
2016年の8月にNikonのD7200を購入し、今日に至るまでの約5年間酷使し続けてきた私ですが、ついに新しいカメラの購入をしてきました!
「いつの買うのが賢いのか」「そろそろ新商品が出るかも」なーんてことを考えて結局買えずじまいだったので・・・思い切ってボディ+レンズをまとめて購入です。
新しいカメラを購入してまだ2週間ほどしか触ってないですが、ぼちぼち慣れてきたので少しだけ紹介します。
目次
SONY α7c
ソニー フルサイズミラーレス一眼 α7C レンズキット シルバー ILCE-7CL S【追いかける瞳AFで撮り逃さない】
今までNikonのD3100→D7200と使ってきたのにもかかわらず、いきなりSONYに乗り換えです。今まで使っていたレンズが使えなくなりますがまあいいでしょう。
正直、購入するまでにどの機種を買うかめちゃめちゃ迷いました。買う2週間前までは「将来的に動画撮影もしてみたいのでAFに強いSONYのどれか」くらいしか決まってませんでしたし。
はじめはα6400やα6600くらいを狙っていましたが、家電量販店でいくつかの機種を触らせてもらったところ圧倒的性能なα7シリーズの引かれ、サイズも値段も丁度いい『α7c』を買うことに。
SONYの同価格帯でα7Ⅲという選択肢もありましたが、こちらはどちらかというと写真撮影に寄ったモデルだったのでバス。
α7cとα7Ⅲは形状・重さ以外の違いがよくわかりにくいですが、簡単に言えば、α7Ⅲは写真撮影重視で、α7cは動画撮影重視という感じみたいです。
α7cが動画重視と言われている理由が
- バリアングルモニタで自撮りしやすい
- リアルタイムトラッキングなどのAF機能の強化
- 動画撮影の30分制限がない
- シャッターボタンの近くに動画撮影ボタンがある
などがあります。違いを全部あげるときりがないので大きくはこんなもん。
逆に写真撮影では使いにくい点もあります。
- カスタムボタンが少ない
- SDカードスロットが1つしか無い(バックアップできない)
ボディをコンパクトにした副産物みたいなものですね。
カスタムボダンが少ないと撮影時にカメラの設定を変えるとき少しだけ面倒になります。私の場合は室内での撮影がほとんどで、設定を変える必要がほぼ無いので気になりませんでしたが。
SDカードスロットが1枚というのも気になる人は気になるかも。SDカードを2枚差して1枚はバックアップとして運用できないと不安になる方はやめといたほうがいいかもです。
他にも、メカシャッターの音が~とか、ファインダーの位置が~とか、色々あるみたいですが、カメラ素人の私は全然気にならないレベルの違いばかりです。
Nikon D7200 との比較
せっかくなので以前まで使っていたNikonのD7200との比較もしてみます。これから買い替えを考えてる方の参考にでもなれば。
ボディの大きさは、α7cのほうが圧倒的に小さいですね、コンデジかってレベル。
グリップも若干α7cのほうが小さいです。
グリップ感はNikonD7200のほうが圧倒的に良い。
背面です。ボタンの数が全然違います。
NikonD7200は、ショートカットキーをたくさん割り当てられるので撮影中の設定変更は楽でしたね。
α7cのほうも、ボタンは少ないですが『ファンクションボタン(Fn)』をつかえばプチショートカットメニューみたいなのが出せるので、慣れてしまえば意外と簡単に設定変更できちゃいます。
装備
D7200には前面と背面の2箇所あるグリップ部のダイヤルも、α7cには背面の1つしか無いので少し残念。
さらにNikon D7200にはSDカードスロットが2つありましたが、α7cは1つだけです。
しかし、データ転送に関しては、Nikonの『UC-E6』とかいう謎規格の専用ケーブルだったものから、α7cからは『USB Type-C』が使えるようになったのは最高ですね。別の機材との統一化もできてPC周りの配線が減らせます。
重さ比較
▲装着レンズ:シグマ 70mm 1:28 DG macro
▲装着レンズ:シグマ 50mm 1:28 DG macro
570gのレンズを装着したα7cと、320gのレンズを装着したD7200が、ほぼ同じ重さでした。
こういうところでボディの軽さが生きてきますね、フルサイズ用の重たいレンズを装着してても、今までと変わらない重量感なのはとてもありがたいです。
α7cのここ好きポイント
なんといってもバリアングルモニタでしょう!
Nikonのカメラはどれもチルト液晶ばかりで、いまいち買う気になれなかったんですよね。
私は使うことは無いでしょうが、画面を回転させると一応自撮り撮影もできます。
展開したバリアングルモニターはボディの真横にくるので、ホットシューのアクセサリーの邪魔をすることもなさそう。
そしてバリアングルモニターが欲しかった一番の理由がこれ!
雑誌作例やブログ内での「作業中の手元っぽい絵」を撮影する時に、カメラのモニタを真横から確認したかったんです!!
こういう写真って基本セルフタイマーで撮ってるんですけど、画面を確認しながら手元の位置を調整できるようになるので、作業中のストレスがかなり無くせます。
あとタッチ操作でピント位置の指定ができるのも最高ですね、十字キーポチポチしなくていいので楽。
モニターを逆向きで収めると画面保護もできるため、持ち運びにもよさそう。
購入したレンズの紹介
今回購入したレンズは、プラモデルの途中写真の撮影に使う単焦点マクロレンズと、それ以外の用途で使用するズームレンズの2本です。
単焦点マクロレンズは、別名カミソリマクロとも呼ばれている『シグマ 70mm 1:28 DG macro』。
撮影した写真をどれだけ拡大してもパリッパリに解像するような物撮りに特化したマクロレンズです。
もう1つが、外出先や今後の動画撮影なんかでも使えるような汎用ズームレンズの『タムロン 28-75mm F/2.8 Di III RXD』。
ズームレンズでありながら550gと軽量なため、コンパクト一眼のα7cに取り付けても丁度いい重さでしっくりきました。
最短撮影距離も、広角28mmで0.19m、望遠75mmで0.39mと、かなり寄れるレンズなのもいいですね。
フォーカスの駆動音も静かなので今後の動画撮影なんかでも活躍してくれそうです。
シグマ 70mm 1:28 DG macroを使ってみる
SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Art A018 SONY-Eマウント フルサイズ対応 ミラーレス専用
今までNikonのD7200に取り付けて使っていた『シグマ 50mm 1:28 DG macro(生産終了)』との違いを確認するため、同じような条件でいくつか写真を撮ってみました。
Nikon D7200はAPS-Cなので、35mm換算(D7200は1.53倍らしい)すると76mmくらいになるみたいです。フルサイズのα7cで使うマクロレンズは70mmなので、ほぼ同じくらいの構図になりそうですね。
▲nikon シグマ 50mm
F5.6 iso125 SS1/100
▲sony シグマ 70mm
F5.6 iso125 SS1/80
▲nikon
F20 iso2200 SS1/100
▲sony
F20 iso1600 SS1/80
▲nikon
F20 iso2200 SS1/100
▲sony
F20 iso1600 SS1/80
76mmと70mmなので画角はあまり変わらないですね。ブログ用の800×600まで圧縮した画像では、カミソリマクロの解像感は伝えられませんでした・・・。
そのほか目で見て分かる変化といえば、フルサイズかAPS-Cかでのボケ感の違いくらいでしょうか。α7cはフルサイズ機なのでよくボケます。
物撮りとなると、ボケすぎるフルサイズ機は少々難しく感じました。バイク、車、船、なんかの奥行きのある物を撮るならAPS-Cのほうが簡単かも。
なぜホビージャパンの撮影でnikon D500を使ってるか少し分かった気がします・・・。
タムロン 28-75mm F/2.8 Di III RXD を使ってみる
このレンズは汎用性だけで買ったものなので、どのくらいの画角なのか、どのくらい寄れるのかだけ簡単に紹介します。
▲広角28mm
▲望遠70mm
最大望遠が70mmなので、さっきのマクロレンズと同じような構図で撮れます。駆動音も静かでピントの合いも早いのでストレスフリーです。
▲広角28mm
広角28mmでは0.19mでピントがあわせられます。近すぎて被写体とレンズがぶつかりそうですね。
▲望遠75mm
最大ズームだと最短撮影距離が0.39mとなり少し離れ気味に。ここまでくると接写はできないのでマクロレンズの出番です。
こんな感じで、軽くて、広角も望遠もいけて、接写もできて駆動音が静かな良いレンズです。あと10万以下で買えるレンズなのにF2.8通しなのも最高。
アクセサリーも買いました。
HAKUBA 49mm レンズフィルター XC-PRO 高透過率 撥水防汚 薄枠 日本製 レンズ保護用 CF-XCPRLG49
HAKUBA 67mm レンズフィルター XC-PRO 高透過率 撥水防汚 薄枠 日本製 レンズ保護用 CF-XCPRLG67
なんといってもまずはレンズプロテクターですよね。これがないと怖くて使えません。
ハクバ HAKUBA 液晶保護フィルムMarkIII 超低反射 SONY α1/α7C/α7S III/II/α9 II/α9/α7R IV/III/II/α7 III/...
液晶の保護フィルムも買います。
【正規品 技適マーク付き日本語説明書付】Godox Thinklite TTL TT350S ミニカメラフラッシュ高速1 / 8000s ...
GODOXの小型のストロボも買います。
これはNikonD7200で使っていたものと基本的には同じものですね。接続端子がSONY用になっています。
TT350は無線接続に対応しているモデルなので、Nikonで使っていたストロボも補助の光源として使いまわします。
これで天井を照らす光源が一つ増えました。
現像ソフトについて
SONYの純正ソフトには『imaging Edge Desktop』というのがありまして、その中の『Edit』というソフトでRAWデータの現像作業が出来るわけなんですが・・・
とにかく使いにくい!!
私もLightroomに移行しないといけないのか、Adobe税払いたくないなぁ、なんて思いながら調べてたら良さそうな有料ソフトを発見。
『Capture One』という有料ソフトなんですけど、なんとSONYのカメラユーザーのみ無料で使えるみたいなのです。※一部機能は制限されます。
というわけで私は、SONY純正のソフトより圧倒的に動作も軽く操作も簡単な『Capture One』を使うことにしました。
SONY用の『Capture One』はこちらでDLできます。https://www.captureone.com/ja/products-plans/capture-one-express/sony
おわりに
さっくり紹介して終わる予定でしたが、書き出したら長くなっちゃいましたね。
今後はこのカメラを使用して、ブログの写真や動画をバシバシ撮っていくのでよろしくお願いします!