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出した塗料が乾かない!?ガンプラ塗装に絶対役立つ「造形村ウォーターパレット」の紹介

あなたはパレットの上に出した水性塗料を乾かなくする「ウォーターパレット」というアイテムをご存知でしょうか?

アクリル絵の具を使うことの多い美術の世界では結構ポピュラーな小技のひとつだったこの「ウォーターパレット」ですが、最近になってボークスの「造形村」から模型専用のウォーターパレットが発売されていました。

ウォーターパレットとは「水性塗料専用の紙パレット」の一種で、水を含ませたスポンジの上に、吸水性のある紙パレットを置いた作りをしています。

水を含ませたスポンジと紙パレットを使うことで「パレットの上に出した水性塗料が乾かなくなる」という効果があります。原理もとても簡単で、紙パレットに染み込んだ水分が塗料の乾燥を遅らせているという仕組みです。

文章で説明するより、写真で見てもらったほうが早いと思うので、早速紹介していきましょう。

造形村 ウォーターパレット

こんなパッケージしてます。

ぱっと見は、ただのスポンジと紙だけが入った箱なのでこれがウォーターパレットだと気づく人は少なさそう。かくいう私も「こんな商品があるよ」と店員さんに教えてもらうまで存在すら知りませんでした。

ケースの中に入っている付属品には吸水用の「スポンジ」と「専用の紙パレット」の2つが入っています。そしてパッケージの裏面には使い方が書いてある説明書となっています。

この説明書を見ながらウォーターパレットをセッティングしていきましょう。

まずは給水用のスポンジをケースに入れて水を含ませます。説明書では「水 約50ml」と書いてありますね。50mlを計るのも面倒くさいので、全体が湿っぽくなるくらいまで適当に入れました。大体、紙コップ1/3杯くらいですかね。

水を入れたらこんな感じ。スポンジが水に浸かる手前くらいが丁度いいかな?と感じました。シャバシャバくらいです。

スポンジに水を含ませたら、その上に付属の紙パレットを置きます。この紙パレットに裏表はなさそうだったので表にする面はどっちでも良さそうです。

そんで、ここで注意するポイント。スポンジに紙パレットを置いとくと写真のように紙が反って浮いてきます(笑)片面だけ水を含んでしまうのでこんな状態になってしまいます。

これでは紙パレットに水が染み込んでこないので強引に押さえます。

正直この押さえる作業すごく面倒くさいです。付属の紙パレット自体もそこまで吸水性が無いので、この状態で数分押さえ続けないといけません。

押さえるのが面倒くさい人は、紙パレットを裏っ返してスポンジの上に置き直すというのもありですね。

そんなこんなで、説明書とおり、2~3分ほどスポンジの上に置いてみました。

紙パレットの表面にポツポツと水が染み込んでいるのが確認できます。ですが、まだ紙パレットの表面は乾いているので、もう少し水を吸収するのを待ってみます。

やっと紙パレットの全体に水が染み込みました。この状態になるまでに10分くらいかかりました・・・これでようやく使える状態になります。

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実際に使ってみた感想

早速、水性塗料の「ファレホ」と「シタデル」を使って試してみたので使用感をレビューしてみます。

いや、ホントに乾かないですね。びっくりするくらい乾かないです。これはいい商品ですわ。まぁ乾かないっていうのがこの商品の特徴なので当たり前なんですけどね。

で、このウォーターパレットを使う前に少し気になっていた事がいくつつかありまして、まず1つ目に「パレットに出した塗料が下のスポンジに染み込んでいかないか?」という点です。これについては、ほぼ問題ありませんでした。

数時間ぶっ通しで一枚のパレットを使いましたが、使用後に裏側を確認しても塗料の浸食は殆どありませんでした。でも、完全に染み込まないというわけでも無いのか、ちょっとだけスポンジに塗料のニオイが付いていましたね。

そんで2つ目、「紙のパレットだから筆で撫でたりして摩耗してきたら表面が毛羽立ってくるのでは?」という点。これも全く問題ありませんでした。

この点はウォーターパレットという専用の商品として売ってるので当たり前ですね。逆に専用の商品として売っておきながら毛羽立つ紙パレットを使ってたら悪いレビューとかクレームとか多そう(笑)

あと、買う前は気づかなかった良かった点もありましたね。始めは「こんな大きくなくてもよくね?」って思ってましたが、使ってた後はこの大きさが丁度いいサイズだと思いました。

調色したり、筆の穂先を整えたりしてたら、結構広い範囲を使いますね。今までそんなに筆塗りをしていなかったのでこの辺の感覚には疎いです・・・

最後に悪かったところ。まず1つ目に、使った吸水スポンジを乾かしたら、波打って乾いてしまい専用のクリアケースのフタが綺麗に閉まらなくなる、という点。これはスポンジの特性ですね・・・

乾いた時に波打たないように、上におもりを置いて乾燥させてみたりもしましたがダメでした。ウネるものはウネります。

あともう一つ、「ケースが安っぽい」です。悪いというほど悪くないんですけどね。気になる人はいるかも。水を含ませたスポンジを入れたりして使うケースにもなるので、しっかりとした物のほうが良いですね。

といっても「剛性がなさすぎる」「水漏れが酷い」ということは全く無いので使うぶんにはなんの問題もありません。見た目が安っぽいってだけです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回私が使用したのが「シタデルカラー」と「ファレホ」ですが、タミヤやクレオスが販売している「水性アクリル塗料」でも使えます。基本的に水で希釈できる塗料ならなんでも使えるって感じですね。

最近は性能の良い「シタデル」「ファレホ」も有名になってきているので、このような水性塗料で使える便利なアイテムはとても助かりますね。

とても便利な商品で、値段も500円とリーズナブルです。全国のボークスで購入できます。

「ボークスが近くにない」とか、「500円は高いだろっw」とかいう方は、自分でも作れるみたいなのでそちらを調べてみるのもいいかもしれません。”ウォーターパレット”とか、”ウェットパレット”という名前で検索すれば作り方が出てくると思います。

それでは。