コスパ最強の紙ヤスリはどれだ!?使い捨てができる「サンドペーパー」を比較紹介!!

コバックスフレックスクロス

プラモデルやフィギュアを作るとき、色んなところで「紙やすり」が使われていますよね。今回はプラモデルの表面処理で一番使用されている、「紙やすり」について紹介していきます。

平面のヤスリがけで便利な「当て木の紙やすり」は、別の記事で紹介しているので、コチラを参考にして下さい。

【ガンプラ工具】プラモデルの表面処理で便利な「当て木付きの紙やすり」とは?メーカー別の種類まとめ

紙やすりとは?

紙やすりとは、紙の素材の表面に一定の粒度の研磨剤が接着されているヤスリの名称です。

  • ヤスリの粗さに種類があり、場面に合わせた使い分けができる。
  • 金属ヤスリとは違ってヤスリの刃が無いので、研磨作業に決まった方向が無い。
  • 使い捨てのヤスリなので、安定した品質のヤスリが大量に安く手に入れられる。

といった特徴があるヤスリです。使用していくにつれて表面に付着している砥粒が剥がれてきて研削能力が下がってきますので、本来の研磨能力が無くなってきた時が紙やすりの交換時ですね。

一部の模型ユーザーは、320番のヤスリを使い続けてわざと研磨能力を落として、高耐久の400番のヤスリを作る、なんて人もいますね。

形状は、紙や布を素材にしているので、非常に薄っぺらいです。そのまま折り曲げたり丸めたりして使用したり、当て木を使って平面を削ったり、使用できるシチュエーションは様々です。

メーカーによっては、当て木に紙やすりが接着してある物も販売されています。当て木の付いてるメーカー製のヤスリを購入するのも手ですが、材料を自分で揃えれば、当て木付きのヤスリをメーカー製より格安で自作することも出来ます。

超簡単!スチレンボードで作る自作ヤスリスティック!

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プラモデルで使われている紙やすりの種類

タミヤ フィニッシングペーパー

オススメ度 ☆☆★★★

タミヤが販売している紙やすりの「フィニッシングペーパー」です。大抵の模型店で取り扱っていて、比較的入手し易いヤスリです。

粒度の種類は、

  • P 180
  • P 240
  • P 320
  • P 400
  • P 600
  • P 800
  • P 1000
  • P 1200
  • P 1500
  • P 2000

があります。使用されている砥粒の品質が安定しているので、粒度の表記以上の深い傷が付いてしまったりすることが殆どありません。

紙やすりに使用されている紙にも、水でふやけないような「特殊コーティング」が施されているので、”水研ぎ”をすることも出来ます。

このP180やP400という番号は、やすりの”番手”と言い、数字が少なくなれば「大きい粒子(粗い)」数字が多くなれば「小さい粒子(細かい)」となります。

この番手の表記は、紙やすりを作っているメーカーごとに性能のばらつきが若干ありますが、基本的には粒度は同じだと考えていいでしょう。使用する場面に合わせて、番手を上手く使い分けていく事が、模型を綺麗に仕上げるがポイントとなります。

これは私個人の使い分けになりますが、参考までに紹介しておきます。

  • パテやプラバンの形を整形するときは、180番~320番
  • プラモデルのパーツの表面処理には、400番~1000番
  • 成型色フィニッシュや、光沢塗装、クリアー塗装の研ぎ出しには、1200~2000番

紙やすりのすべての番手を揃えるとなるとそれなりの金額が必要になりますので、そういう方には、数種類がまとめて入ったセット購入がオススメです。

  • 粗目セット 180,240,320番
  • 細目セット 400,600,1000番
  • 仕上げセット 1200,1500,2000番

この3種類のセットが販売されています。すべて購入しても出費は1000円以内で収まってくれるのでお財布にも優しいですね。

始めはセット売りで購入して、無くなった番手の種類を追加で購入して運用していくのが良いでしょう。

コバックス フレックスクロス

オススメ度 ☆★★★★

コバックスから販売されている「フレックスクロス」というやすりです。

ベースとなる素材が紙ではなく、超極薄の布が使用されています。素材が布なので、紙やすりより柔らかく柔軟性に優れています。耐久性も紙やすりに比べて数倍は長持ちします。

このヤスリは、模型店やホームセンターで売られていることは少ないです。「ゴッドハンド公式通販」がこの紙やすりを取り扱っているので近くで売ってない場合はコチラで購入するのがいいでしょう。

ちなみに、このコバックス フレックスクロスは、ゴッドハンドが販売している”神ヤス”にも使わているという噂もあります。本当に、フレックスクロスが神ヤスに使われているのかというのを別の記事で検証しているので、もし興味があればご覧になってみて下さい。

※2017/12/12追記 ゴッドハンド公式通販にて神ヤスにフレックスクロスが使われているという記述がありました。

3M キュービトロンⅡ

オススメ度 ☆★★★★

最近話題になっている3MのキュービトロンⅡというやすりです。

まだ私は使用したことはありませんが、ネットでの評判がとても良いので、せっかくなので紹介したいと思います。

2017/12/12追記 数ヶ月ほどキュービトロン2を使用したのでレビューしてみます。

キュービロトン2の特徴は、

  • 切削性と耐久性が非常に高い。
  • プラスチックやパテを削っても目詰まりすることが殆どない。
  • ヤスリ表面に小さな穴がいくつもあり、研磨した粉掃けが良い。
  • 裏面がマジックテープになっているので、当て木に取り付け、取り外し作業が容易。
  • 縦と横に破線の切り込みがついているので、使用する大きさに合わせてカットが手で簡単に出来る。

ヤスリの番手の種類は、80,120,180,220,の4種類しかなく、どれも目が粗いですね。

ヤスリを使って大きな形状変更が必要な工作で使用している人が多いようです。例えば、パテでフィギュアなどの造形をしている、プラバンを使ってメカパーツをスクラッチしている、という方にオススメのヤスリだと思います。

裏面のマジックテープの部分も、頑張ればきれいに剥がせるようになっているので、両面テープで貼り付けも出来ます。

使った中で気になったのは、「表面の小さい穴」がパーツの角が引っかかるのでヤスリにくかったです。大型のパーツをやする時は問題ないのですが、ガンプラ等の小さなパーツでは引っ掛かりが顕著にあらわれます。

穴無しのキュービロトン2だったら、オススメ度は★5つでした。

ホームセンター等で販売している紙やすり

オススメ度 ☆☆★★★

どこのホームセンターや東急ハンズなどの用品店で売られている紙やすりです。

意外と多いんですが、「ホームセンターとかで売られている紙やすりって模型に使えるの?」って疑問を持ってる人が結構いるんですよね。

初めてプラモデルを作るんだけど、皆が使ってる紙やすりって模型専用の物だったりするのだろうか?という疑問なんだと思います。実際のところ、塗料や道具でも専用の工具も少なからず存在しているので、初心者の方がそういう疑問を持っちゃうのも仕方ない事だと思います。

で、「ホームセンターで販売されている紙やすりは模型に使えるか」という答えですが、普通に使用できます。

むしろ、模型用で売られている紙やすりは「値段が高い」「量が少ない」ので、ホームセンターで売られている紙やすりを使用しているモデラーも普通にいます。

ホームセンターだと、紙やすりの種類も多く取り扱っており、模型用で売られている物より高品質な商品も販売されていたりします。特に、「3M」や「コバックス」の紙やすりは、品質・耐久性が共に高いという評判を聞きますね。

ホームセンターで紙やすりを購入するとき注意しないといけない事もあります。

紙やすりにも「空研ぎ用の紙やすり」「水研ぎ専用の耐水ペーパー」といった種類があるので、その辺を理解した上で購入しないと、紙やすりが思ったように使えなかったなんて事になりかねません。

店によっては、その紙やすりが「どんな特性があるのか」「どんな場面に適した物なのか」を紹介してるお店もあるので、その説明を参考に紙やすりを選んで購入すると良いでしょう。

ウェーブ Pre-cutサンドペーパー 切れてるヤスリ

オススメ度 ☆☆★★★

ウェーブから販売されている「切れてるヤスリ」です。75mm×20mmの大きさにカットされたヤスリが50枚セットになっている商品です。

あらかじめカットされているせいで使い所が限られてしまっている感じがありますが、自分で75mm×20mmの当て木を自作すれば、紙やすりを交換する時のカットの手間を省くことが出来ますね。

それから、当て木を使用しない使い方でよく使用している人にもオススメだと思います。使いやすいサイズにカットされているので、1枚だけとって気軽に新品の紙やすりを使用することが出来ます。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

金属ヤスリとは違い、紙やすりは使っていくと研磨剤が落ちてきて使えなくなる物です。長いこと模型を作っていれば、紙やすりの使用量も比例して多くなってくると思います。

自分の使いやすい紙やすりを使い続けるというのもいいかもしれませんが、どうせ大量に使用するのなら、たまにはいつもと違う紙やすりを試してみると新しい発見があり面白いかもしれません。