プラモデルの改造で使える「プラ板」の種類 まとめ

プラモデルの改造やパーツのスクラッチをする時、パテなどのマテリアル以外でも、プラスチックの板(以下プラ板)というものを使用することがあります。使用するユーザー自身がカッターやハサなどの工具で任意の形にカットして使います。

このプラ板は「硬さ」「大きさ」「値段」などが販売しているメーカーごとに違ってくるので、自分の使いやすいプラ板を探してみてはどうでしょうか。

プラ板 種類

タミヤタミヤ 楽しい工作シリーズ プラバン 各種

  • 値段 500円~
  • 厚み 0.3mm、0.5mm、1.0mm、1.2mm、1.5mm、2.0mm

タミヤが販売している「プラバン」です。模型業界で最も使われていて、一番手に入れやすいプラバンですね。

プラバンを取り扱っているメーカーの中でも、厚みのラインナップが比較的多いのも特徴です。厚みごとに使い分けが出来るので、難しい形状のパーツのスクラッチも容易に出来ます。

素材はポリスチレン(PS樹脂)で、プラモデルと同じ樹脂で作られています。タミヤ製のプラモデルと同じPS樹脂なのか、削り心地等が似ていて固くパリッとしている印象です。

硬いので加工する時は少し大変ですが、スクラッチしたパーツの強度、エッジ出しが容易にできるので、今でもタミヤのプラバンを好んで使用する模型ユーザーも多いです。

  • 値段 540円~
  • 厚み 0.05mm、0.1mm、0.2mm

プラバン以外にも「プラペーパー」という、さらに薄い物プラバンも発売されています。

名前の通り、紙のように柔らかくペラペラなプラバンです。アイデア次第ではプラペーパーにしか出来ないようなパーツが作れるかもしれません。

  • 値段 600円~
  • 厚み 0.2mm、0.4mm、1.7mm

透明なクリアーパーツを作りたい時に使える「透明プラバン」という商品もあります。

一般的にホームセンターなどで売られている透明なプラ板は「アクリル樹脂」や「ポリ塩化ビニル(塩ビ)」のものが多いですが、コチラのプラ版の素材は、ポリスチレン(PS樹脂)で作られているのでプラモデルのパーツと同じように使用できるのが特徴です。

ただ、PS樹脂は柔らかく加工がし易い反面、表面に傷がつきやすいので、加工中に「擦り傷」や「打痕」が付かないように気をつけて作業する必要がありますね。

ウェーブ プラ=プレート 各種

  • 値段 380円~
  • 厚み 0.3mm,0.5mm,1.0mm

ウェーブが販売している「プラ=プレート」です。

タミヤが「プラバン」、ウェーブが「プラ=プレート」と名前を差別化することによって分かりやすくしてあります。そして、このあと紹介するエバーグリーンのプラ板には「プラシート」という名前がついています。

プラ=プレートの厚みは3種類で、タミヤと比べると少ないです。その代わりに、プラ板の成型色は「グレー」と「ダークイエロー」の2種類があり、白色のプラバン特有の加工後の傷や形の視認性の悪さを解消しています。

プラ板の硬さはガンプラで使用されているPS樹脂に近い硬さです。最近に発売されたプラ板ですが、ガンプラに近い硬さ、グレーの成型色、値段の安さから、タミヤのプラバンから、ウェーブのプラ=プレートに移行するモデラーも増えてきていますね。

  • 値段 480円~
  • 厚み 0.3mm,0.5mm,1.0mm

プラ板の切り出しがし易いように、片面に方眼紙のような目盛りが印刷されているタイプも発売されています。

プラ板の箱組や、複雑な形状の切り出しをする時、プラ板表面に印刷された目盛りを基準に、ペンなどで直接製図ができるので、作業時間短縮、加工精度向上の期待ができます。

ただし、目盛りがあることによって、プラ板で加工したパーツの見栄えが悪くなる事もあります。そういう場合は紙やすりなどで表面処理をする、ラッカー系溶剤で目盛りの印刷を落とす、などをして処理しましょう。

  • 値段 380円~
  • 厚み 0.1mm、0.2mm

その他にも、プラ=シートという名前で、0.1~0.2mmという薄いプラ板も販売しています。コチラのプラ=シートの色はホワイトの1色のみのラインナップとなっていま。

エバーグリーン プラシート

  • 値段 700円~
  • 厚み 0.13,0.25,0.38,0.5,0.75,1.0,1.5,2.0

アメリカのエバーグリーン・スケール・モデルズという素材メーカーから販売されているプラシートです。日本での代理点はラジコンで有名な京商株式会社(KYOSHO)です。

プラ板の色はホワイトで、タミヤやウェーブにはない、0.13,0.25,0.38,0.75などの中途半端な厚みの種類があるのが特徴です。

硬さはタミヤ、ウェーブ、のプラ板よりも更に柔らかいです。しかし、柔軟性があり加工がし易いぶん、プラシートのエッジ出し作業に少し癖があったり、プラ材自体の強度があまりないので強く曲げすぎると折れてしまったりする恐れがあるので注意が必要です。

  • 値段 700円~
  • 厚み 0.25mm,0.5mm,0.75mm,1.0mm,1.5mm,2.0mm

成型色がブラックのプラ板も販売しています。正直、プラモデルの改造でブラックのプラ板が必要になることは滅多にないと思いますが、こういうプラ板もある、という事だけでも覚えておいたら何かの時に役に立つでしょう。

  • 値段 1000円~

エバーグリーンのプラシートで有名なのが、このモールド入りのプラシートです。元々は建築模型のプラ素材を作っている会社なので、このような、タイルや壁面を簡単に再現できるようなプラシートも販売しています。

モールドの種類は

  • Vグルーブ
  • カーサイディング
  • ラップサイディング
  • ドロップサイディング
  • タイル
  • メタルルーフィング
  • メタルサイディング
  • バテン

があります。

この種類の中にも、モールドの細かさ、ピッチの幅で、さらに何種類かに分かれているので、エバーグリーンを取り扱っている店舗で、実際のプラシートを確認してから購入するのが一番失敗がなく確実な方法でしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

他にもプラストラクト(plastruct)という海外メーカーでも種類が豊富なプラ板を販売していますが、入手困難かつ種類も多すぎるので、今回の記事で紹介するのは割愛させてもらいました。

プラ板を使いこなせるようになれれば、ガンプラの改造の幅も広がり、自分の欲しい形のパーツのスクラッチなんかも出来るようになります。

ただ、プラ板を使えば誰でも簡単にスクラッチが出来るようになるという訳ではないので、色んな種類のプラ板を沢山使ってみて練習をしてみて下さい。そうすれば、いずれどんな形の模型もスクラッチ出来るようになると思います。

それでは。

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