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プラモデルで使える「ポリエステルパテ」の種類を徹底比較してみた。

ポリエステルパテとは主剤と硬化剤の2剤を混ぜ合わせて使うペースト状のパテです。

硬化時間の速さや、切削性の良さから、ガンプラ・スケールモデルからフィギュアまで幅広く使われています。

そんなポリエステルパテですが、同じパテでも様々なメーカーから発売されていたりします。メーカーごとにパテのキメの細かさ、硬化時間、切削性、入手のし安さ、など違いは様々です。

この記事では、模型店や大型家電量販店などで手に入りやすいポリパテを中心に、違いや特徴を紹介していこうと思います。

タミヤ ポリエステルパテ

タミヤ製のポリエステルパテです。それなりの規模の模型店なら必ず取り扱っていると言ってもいいくらい模型業界ではポピュラーなポリパテです。

内容量が40gのタイプと、内容量120gの2種類があります。

パテの色は薄い黄色のタイプです。少し前までは内容量120gのタイプは緑色をしていましたが、現在は120gのタイプも黄色に統一されています。

タミヤ ポリエステルパテの特徴は、「至って普通のポリパテ」というイメージです。

硬化時間は約60分です。といっても、60分の作業時間があるというわけではありませんのでご注意を。

ポリパテ

ポリパテ自体は、硬化剤を混ぜ合わせてからすぐに化学反応が始まります。そして、混ぜ合わせて10分もすれば、硬化前のペースト状だったポリパテは硬化が進んで粘度が高くなってきて固まってきます。

全てのポリパテに言えることですが、硬化時間が早い物が多いので、混ぜ合わせたポリパテは硬化時間は関係なく素早く作業して使い切るようにしましょう。

タミヤ ポリパテの粘度は、パーツに盛り付けたら流れ落ちていくという感じではなく、盛り付けたところにへばりつく水飴みたいな感じです。

粘度がそれなりにあるので主剤と硬化剤を混ぜ合わせる時に気泡が入るので、盛り付けた後の加工時にその時の気泡がパーツ表面に出てくることも多々あります。

タミヤ ポリエステルパテの切削性は比較的高い方です。

完全硬化したポリパテは、カリッカリに固まるのでナイフで削るとなると大変ですが、パテ自体の粘りが無いので、粗い紙やすりなどでもガリガリ削ることが出来ます。

完全硬化する柔らかい状態なら、ナイフで大まかな形出しも出来ます。

パテ自体のヒケは少ないです。

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パテ革命 モリモリ

ウェーブ パテ革命 モリモリ 120g

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こちらも模型業界ではお馴染みのポリエステルパテの一つです。

メーカーはワークスアソシエイションです。模型を長くやっている方なら耳にしたことがあるのではないでしょうか?「さびてんねん」「こすって銀SUN」などの模型用品を販売している会社です。

パテ革命 モリモリもポリエステルパテとしての性能は特に変わった所はありません。タミヤのポリパテとほぼ同じような使用感でした。

サイズは内容量40g値段580円、内容量120g値段980円、内容量1000g値段3800円、の三種類がラインナップされています。

内容量1000gのタイプは、パテの主剤が入っている容器が、チューブではなく、塗料などに使われているような”缶”のタイプになっているので購入する際は注意して下さい。

缶のタイプはポリパテを使用する度に、フタを空ける作業をしないといけないので大変です。なので別途、小さい小瓶を用意して主剤を少量だけ移し替えて使いやすい容器で取り扱うようにすると便利です。

パテ革命 モリモリ 低収縮タイプ

ウェーブ パテ革命 モリモリ低収縮タイプ 120g

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パテ革命モリモリの低収縮タイプになります。

通常のパテ革命 モリモリでもそこまで収縮しないイメージですが、そこから更に低収縮タイプになっているということなのです。

低収縮タイプなので、ガンプラのパーツの肉抜き穴を埋めたりするような、パテに収縮されたら困る部分に使用すると良いでしょう。

サイズは内容量40g値段1200円、内容量120g値段1980円 の2種類があります。

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パテ革命 ドロドロ

こちらもワークスアソシエイションから販売されているポリエステルパテです。

名前の通り、ポリパテの粘度が非常に低く、流動性が高い特徴があります。

細かい隙間にも流れやすいパテなので、「おゆまる」や「片想い」を使った簡易複製でも相性がとてもいいですね。

サイズは内容量1000g値段5000円 の1種類のみです。

パテ革命 スベスベ

コチラは名前の通り、非常にキメの細かいタイプのポリパテです。

紙やすりでの表面処理や、ナイフなどによる細かい造形にも向いています。ですが、キメが細かい=硬化後は非常に硬い に繋がるので他のポリパテに比べると切削性はあまり良くありません。

硬化剤の色が無色透明なので、パテの色は白色になります。

ポリパテを頻繁に使用する人なら、どのくらい混ぜれば完全に混ざったかが体でわかると思いますが、初めての人にはちょっと不親切なポリパテですね。

サイズは内容量40g値段1000円、内容量120g値段1800円、内容量1000g値段6000円、の三種類があります。

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新・造形村ポリエステルパテ

ボークス各店舗で購入できる、造形村のポリエステルパテです。

このポリパテは粘度が高めにしてあり、盛り付け作業がし易いようになっています。

硬化時間もかなり早く、主剤と硬化剤を混ぜ合わせてから5分も待てばナイフで形出しが出来る程度まで固まってくれます。完全硬化には1時間ほどかかります。

盛り付けがしやすかったり、硬化時間が早いので、ポリパテを素材として作るフィギュアやフルスクラッチ作品を製作する際には非常に使い勝手の良いポリパテだと思います。

ただし、他のメーカーのポリエステルパテに比べると、パテが硬化するときの収縮が大きいように感じました。なのでプラスチックパーツの肉抜き穴埋めなどはなるべく避けたほうが良いかもしれません。

サイズは内容量150g値段1200円、内容量500g値段2267円、の2種類です。

どちらも缶のタイプになります。

まとめ

いかがだったでしょうか。

紹介したポリパテの中には手に入りにくいものもあるかもしれませんが、いつも使っているポリパテ以外にも種類があるというという事を頭に入れておけば、いつか何かのヒントになるかもしれません。

もし気になる、使ってみたいポリパテがあればどんどん試して自分の工作のやり方に合った相性のいいポリパテを見つけてみてはどうでしょうか?