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【絶対に失敗しない!】プラモデルで使える「面相筆」のオススメ!7選

こんにちは。柚P(@Nitori_cucumber)です。

皆さんは模型の塗装をするときに「筆」を使いますでしょうか?

プラモデルで使用する筆の中には細かい部分を塗装専用の「面相筆(めんそうふで)」というものがあります。

模型店などいけばいくつかの種類が置いてあるのを見かける方も多いと思います。

しかし面相筆1つをとっても種類がたくさんあり、どれを買っていいか分からない方も多いのではないでしょうか?しかも値段が1本700円と高いものも多いので失敗したくはない。

というわけで、この記事では「私が使っているor使ってきた」中でオススメの面相筆を紹介していこうかと思っております。

紹介する面相筆の種類

今回紹介する面相筆はコチラの7種類。

  • 【文盛堂】ハイセーブル5/0
  • 【ハセガワ】 面相筆 KF5
  • 【モデルカステン×pebeo】 田中流筆 10/0
  • 【ハイキューパーツ】 熊野筆KMブラシ 面相筆極細M0904
  • 【スジボリ堂】 面相筆エクセロン
  • 【ARTETJE】 CAMLON PRO 10/0
  • 【ゴッドハンド】 神ふで極面相 サイズS・M・L

どの面相筆も400円~1000円の間くらいの値段です。面相筆はどれもこのくらいの値段はします。

紹介していくにあたって「どういった特徴か」「どのような用途に適していそうか」を中心にレビューを書いていきます。

その内容から「自分がどのような用途で使いたいのか。」と照らし合わせて面相筆を選ぶ参考にしていただけたらと思います。

【文盛堂】ハイセーブル5/0

面相筆の評価
穂先の耐久性
(3.0)
値段の安さ
(5.0)
穂先のまとまりやすさ
(4.0)
穂先の細さ
(4.0)
毛の硬さ
(3.0)
オススメ度
(5.0)

まず始めは、私が住んでいる広島の模型店でよく売られているので愛用している「ハイセーブル5/0」です。

今回紹介する面相筆の中で一番安い筆で、値段は定価400円です。しかも、私は某大型家電量販店で購入するので、ここからさらに2割引きの350円ほどで買ってます。

写真では同じものが3本ありますが、これは私が模型店に行く度にリピート買いしてるからです。数本はストックしとかないと落ち着きません。

安いので、プラモ初心者の「面相筆どれがいいのか分からない。あと高い面相筆買うのも気が引ける。」という方にも安心してオススメできます。

穂先のまとまりもよく細い線もとても描きやすいです。新品状態では数千円クラスの面相筆に負けないくらい使いやすいです。

しかし、この面相筆には弱点がありまして、

安いナイロン筆なので穂先に癖が付きやすいです。つまり「耐久性に難あり」って事です。

塗料つけたまま筆を洗うのをサボってしまったら一発でやられます。すぐ癖がついて跳ね毛が増えてきます。

最終的には穂先がパラパラになりまとまらなくなります。ここまで来たら買い替えですかね。

なので私がこの筆を使うシチュエーションとしては「筆の毛を痛めやすいエナメル塗料を使うとき」です。

エナメル塗料は特性上、筆を痛めやすい塗料なので「エナメル塗料で高級な面相筆を使いたくないな。」という場面で活躍してくれます。どうせダメになっても値段が安いので使い捨て感覚で使えます。

とはいえ「筆の持ち」は使う人によっても変わってくるのではっきりと測れませんが、私の感覚だと「エナメル塗料を使ったフィギュアの面相作業が2~3回できるくらいの耐久性」です。

それを超えると穂先の先端が曲がってくるので、その筆は2軍落ちします。

2軍落ちした筆はそこまで繊細ではない「塗装のリタッチ」とか「スミ入れ用」になります。

【ハセガワ】 面相筆 KF5

面相筆の評価
穂先の耐久性
(5.0)
値段の安さ
(3.0)
穂先のまとまりやすさ
(5.0)
穂先の細さ
(4.0)
毛の硬さ
(2.0)
オススメ度
(5.0)

ハセガワが販売していた「熊野筆 KF5」という面相筆です。実は現在はもう販売終了している商品で、あるとしても店舗に残っているぶんだけです。ちなみに値段は定価800円。

売ってない商品なんで紹介するんだよ!って言われそうですが、私がこの筆好きすぎてすごく再販して欲しいと思ってるんですよね、そういう願いも込めて紹介します。

穂先を見てみましょう。

この筆の外見的な特徴としては「根本が太く強めのテーパー形状になっている。」という点です。

根本が太い=塗料を含むタンクが大きい=ワンストロークで長い線を描くことができる。ということに繋がります。

ほとんどの筆は根本を太くすればそれに比例して、穂先も太くなってくるんですけどこの筆は違います。

見ての通り、筆の先端はめちゃくちゃ細くなります。力の入れ加減で「細い線」も描けるし、筆を強めに押し当てると「太い線」も描くこともでき、幅広いコントロールがとてもしやすいです。

この面相筆はコリンスキーという毛を使っているそうです。ちなみに「コリンスキー」はイタチの一種ですね、「動物の毛を使ってる」ってことです。

動物の毛を使っている筆は「有機溶剤」には弱いとされていますが、使ってみた感じそうは感じませんでした。

ちゃんとメンテナンスをしながら使い続ければ、ナイロン筆の数倍は持ちます。この筆も発売年月日から考えると、軽く6年は使ってる計算になります。今でも現役です。

動物の毛はナイロン毛とは違い「毛の先端に癖がつきにくい」というのも良いですね。面相筆を長く使い続けるにあたって先端のまとまりが一番重要なので。

「耐久性」「使いやすさ」「穂先の細さ」どれをとっても満足のいく最高の面相筆です。もし店舗で見つけることができたら是非買ってみてください。

【モデルカステン×PEDEO】 田中流筆 10/0

面相筆の評価
値段の安さ
(3.0)
穂先のまとまりやすさ
(4.0)
穂先の細さ
(4.0)
毛の硬さ
(3.5)
オススメ度
(3.0)

広島のボークスで発見してから気になっていたので購入した「田中流筆」です。エアモデルの筆塗り塗装で有名な田中克自さんが監修した面相筆らしいですね。

筆の柄の部分がむき出しの木なのが残念なポイント。柄に塗料が付いてしまったらシンナーで綺麗に拭き取れ無さそうです。

穂先もかなり鋭く尖っていて毛のまとまりも良く、毛の硬さもほどよく穂先がしなやかに曲がってくれます。

使い心地は悪くないです。安定した細い線もブレずに描きやすいのでアイペイントでも使えるでしょう。

毛の色からして動物の毛っぽいですが「ナイロン筆」を使った筆のようです。

ナイロン筆は癖が付きやすいイメージがあるので、耐久性が気になるところ。もう少し使い続けてボロボロになったらまた追記のレビューをしたいと思います。

【ハイキューパーツ】 熊野筆KMブラシ 面相筆極細M0904

面相筆の評価
穂先の耐久性
(3.0)
値段の安さ
(2.0)
穂先のまとまりやすさ
(3.0)
穂先の細さ
(3.0)
毛の硬さ
(3.0)
オススメ度
(3.0)

ハセガワのKF5の販売が終了してから数年後、熊野筆というワードにつられて購入したハイキューパーツさんの「面相筆極細M0904」です。

KF5の後釜になってくれるか?という期待を込めて2本も購入しちゃいました。値段は1本950円。

ちなみに「熊野筆」というのは筆製造メーカーの名前ではなく、広島県安芸郡熊野町で作られている筆全般のブランドを「熊野筆」と言っているみたいです。つまり熊野町で作られた筆が熊野筆になるということ。

熊野町には筆を作っている会社が複数あるので、ハセガワのKF5とハイキューパーツM0904を作った会社も同じではない可能性が高いです。

穂先を見てみましょう。

初めて使った感じは「そこまで尖らない面相筆」というイメージでした。しかし毛の先端はしっかりと揃っているので「めちゃくちゃ細い平筆」のような使い心地。

筆とパーツにあたったときの塗料の流れ出しも良かったので使いやすいとは思いました。しかし、穂先が尖ってくれないのでアイペイントのような繊細で細い線を描くのには向いてないですかね。

それから「模型用の有機溶剤ラッカー・エナメル・アクリル塗料にも強い」とメーカーからの説明もあったので、この筆でエナメル塗料を使って数回塗装をしてみました。

3~5回くらい使ったら、写真のような感じにダメになっちゃいました。ありゃ。やはりエナメル塗料とナイロン筆の相性は最悪ですね。どんな筆使ってもすぐダメになります・・・

買った1本目はエナメル塗料でダメになったので、2本目はラッカー塗料専用として使ってます。

ラッカー塗料限定の使用だと、かなり耐久性が高い筆だということが分かりました。

先端に癖は付いてしまいましたが、それ以外の「抜け毛」「毛の反り」は現段階ではまだ起こっていません。

ラッカー塗料でのリタッチや部分塗装を専用として使えば、かなり持ちの良い面相筆になるかと思います。

【スジボリ堂】 面相筆エクセロン

面相筆の評価
値段の安さ
(3.0)
穂先のまとまりやすさ
(3.0)
穂先の細さ
(3.0)
毛の硬さ
(2.0)
オススメ度
(3.0)

最近発売されたスジボリ堂の「エクセロン」という面相筆。こちらも発売されて購入しましたがそこまで使ってないので耐久性については無評価です。

値段は定価で700円。面相筆としては普通の値段ですね。

エクセロンのシリーズで一番細い筆を買いましたが、コチラもハイキューパーツの面相筆M0904と同様に「穂先がそこまで尖らないタイプ」でした。

面相筆はハンドメイド製品にかぎりなく近いので、もしかしたら商品の質にバラツキがあるのかもしれません。

特殊なナイロン毛を使っているようで「油性塗料への耐久性があり」「しなやかで適度なコシ」があるみたいです。

実際に使ってみても、ナイロン毛にしてはやけに柔らかく軽い力で穂先が綺麗にしなってくれます。私個人的には柔らかい筆はあまり得意ではないので嫌いですが・・・。

そして、筆に使用されているナイロン毛に特殊加工でストレートパーマーみたいなものがかかっているらしく、筆がバサバサになってきたら「熱めのお湯につければ矯正することができる」そうです。

まだダメになるまで使い込んでないので、やったことは無いので楽しみではあります。

【ARTETJE】 CAMLON PRO 10/0

面相筆の評価
穂先の耐久性
(3.0)
値段の安さ
(4.0)
穂先のまとまりやすさ
(4.0)
穂先の細さ
(4.0)
毛の硬さ
(3.0)
オススメ度
(3.0)

模型業界ではあんまり聞いたことないメーカーだとは思いますがARTETJE(アルテージュ)の「CAMLON PRO 10/0」です。私はいつかの静岡ホビーショーで購入しました。値段は600円ほど。

かなり使い込んだので、ボロボロになってしまっているので穂先の写真はありません。(撮ったとしても参考にならない)

なので覚えている使用感だけ書いていきます。

穂先のまとまりは良く、細い線も描きやすかった筆です。しかし、毛の耐久性がそこまで無かったのか早い段階で「毛のバラツキ」と「毛の先端に癖」がでてきた印象があります。

ただ実際のところ、かなり昔に使っていた面相筆なので、当時の私の運用方法がかなり雑だったのでダメになるのも早かった。という可能性が高いです。

エナメル塗料などを避けて、作業中も頻繁に溶剤で塗料を落としてやりながら運用すれば、耐久性もそこまで悪くない筆なのかもしれません。

この筆は店舗で見かけるあまり無いので、通信販売で購入するのがオススメ。Amazon・楽天・スジボリ堂の通販サイトで購入することができます。

【ゴッドハンド】 神ふで極面相 サイズS・M・L

面相筆の評価
値段の安さ
(2.0)
穂先のまとまりやすさ
(5.0)
穂先の細さ
(5.0)
毛の硬さ
(3.0)
オススメ度
(4.0)

最後になりました。ゴッドハンドの「神ふで極面相」です。

ゴッドハンドが展開している筆シリーズの「神ふで 面相筆」よりも更に細さを追求した「神ふで 極面相」です。

値段はS・M・Lともに1000円です。紹介する面相筆のなかでは一番値段が高い。

今回は複数買いする前に、先に全3サイズを揃えることにしました。

まずはLサイズから見てみましょう。

Lサイズで既にここまで紹介してきたどの面相筆よりも細いです。極面相の名前は伊達じゃないです。

ゴットハンドの「神ふで極面相」に使われている毛も、特殊ナイロン毛らしく「熱いお湯につける」と毛のバサつきを矯正できるみたいです。

続いてMサイズ。

ホビージャパンの作例などの仕事柄、フレームアームズ・ガールやメガミデバイスといった1/10くらいの小型美少女フィギュアを作ることが多いので、私はこのサイズを頻繁に使うことが多いです。

小スケールの美少女フィギュアのアイペイントなどにはMサイズがちょうど良さそうです。

ただし、L・Mサイズともに穂先が細すぎるので「塗装のはみ出しなどのリタッチ作業」には少し使いにくいと感じました。

私のなかで神ふで極面相シリーズは「細い線を描く専用」だと思って使ってます。

最後にSサイズ。

ここまで細くなってくると私にも使いこなせません。てか使うシチュエーションが滅多にない。

ただし、ガンプラに付属している1/144・1/100スケールの宇宙服フィギュアや、戦車模型での1/35や1/48スケールのフィギュア、マシーネン系フィギュアの「極小アイペイント」をする人には、とてもオススメできる面相筆だと思います。

初心者にはあまりオススメ出来るような筆ではないです。面相筆での塗装中に「市販の面相筆は太すぎる。もっと細い筆出せ。」と思ったことのあるような”上級モデラー向け”の面相筆と言えるでしょう。

私が使った感じだと

  • マスキングはみ出しなどのリタッチ作業・部分塗装→Lサイズ~それ以上の大きい面相筆
  • 1/7スケールのスケールフィギュアのアイペイント作業→Lサイズ
  • FAガール・メガミデバイスなどの小スケールフィギュアのアイペイント作業→Mサイズ
  • 1/35スケールなどの極小アイペイント作業→Sサイズ
  • 小スケールフィギュアのアイペイントで虹彩などの細かい書き込み→Sサイズ

が適しているような気がしました。

現在はゴットハンド直販限定の筆なので、公式通販でしか手に入らないのがネックですね。とはいえ、ネコポス対応商品なので送料はそこまでかかりませんが。

Amazonや模型店で直接買えるようになればもう少しオススメ度は高いです。

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終わりに

いかがでしたでしょうか。

今回紹介した面相筆でランキングをつけるとすれば

  • 1位 コスパ最強の高性能面相筆!「ハイセーブル 5/0」
  • 2位 アイペイント用途では最強!「神ふで極面相 Lサイズ」
  • 3位 使い分けが出来ればどれも良い筆!「それ以外の筆」

でした。

それでは。