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プラモデルで使える「エポキシパテ」の種類を徹底比較してみた。

エポパテ

粘土のように扱えるエポキシパテはガンプラだけでなく、色んなプラモデルやフィギュア造形に使える便利なパテです。

そんなエポキシパテにもメーカーごとに沢山の種類がラインナップされています。私も色んな種類のエポキシパテを使用してきましたが、その中で格段に使いやすかったオススメを紹介していこうと思います。

注意
エポキシパテに含まれているエポキシは人体にとって有害なので、使用する際はゴム手袋の着用や使用後の手洗いをオススメします。

タミヤ製 エポキシパテ

メイクアップ材 エポキシ造形パテ 速硬化タイプ

タミヤが販売している速乾タイプのエポキシパテです。

25gで400円程度の値段なので、エポパテを使用するのが初めての方でも手が出しやすくなっています。

25gでは足りないという方には、100g入った大容量タイプ(1480円)もラインナップとして販売されているので沢山使いたい方はそちらを購入すると良いでしょう。

速硬化タイプということなので、完全硬化するまでの時間は20~25℃の環境で約6時間と短めになっています。

硬化後は、粘りがあり、少し硬めです。

硬化したパテは結構硬くなるので切削性はあまり高くなく、ナイフやヤスリを使用して大きな削り出しをする作業にはあまり向いていません。

なので、硬化前の柔らかい状態で、爪楊枝やスパチュラを使用してある程度の形出しをしてから硬化させるのが、このパテを上手に使うポイントです。

パテ自体のキメが非常に細かく、小さいパーツの造形や、メカディティールを入れるような箇所は非常に役に立ちます。

また、熱への耐性もそれなりにあるので、硬化促進として乾燥ブースでこのエポキシパテを強制硬化させても、他のパテのように発泡して膨らんでダメになったりするような事が起こりにくいです。

私が持っている乾燥ブース(45℃)でこの タミヤ エポパテ速硬化タイプ を入れて硬化促進させると、30分程度で完全硬化させることが出来ます。作業時間短縮にもなるので小技として使ってみて下さい。

エポパテの硬化促進で使用している乾燥ブースはガンプラ塗装に役立つ!山善の食器乾燥機を使って自作の「ドライブース」を製作してみた。の記事で紹介しています。

メイクアップ材 エポキシ造形パテ 高密度タイプ

TAMIYA エポキシ造形パテ 高密度タイプ

TAMIYA エポキシ造形パテ 高密度タイプ

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こちらは先程のエポパテより更にキメを細かくした高密度タイプのエポキシパテです。ブルーとホワイトの2剤を混ぜ合わせて薄いブルーのパテになります。

この商品も、25g入り(400円)と100g入り(1480円)の2種類が販売されていますので、用途に合わせてご購入下さい。

このパテは、1/35スケールの人形の顔や服などの細かい造形とかも出来るよう、極端にまでパテのキメを細かくして、硬化前の作業時間が取れるように硬化時間を長く改良したようなエポキシパテです。

硬化時間は20~25℃の環境下で約12時間かかります。硬化時間はかなり長いですが、硬化する前に気が済むまで造形作業が出来るようになっています。
硬化後は、非常に固く、粘りがあるので、ナイフや紙やすりでの粗加工がしにくくなります。

このパテを使用する時は、硬化後に紙やすりで軽く表面を撫でたら仕上がるレベルまで、パテの造形を済ませてから硬化させるという使い方をします。

文章で書くと非常に使いにくそうなパテのイメージになってしまいましたが、これほどまでにキメの細かいエポキシパテも殆ど存在していないので、のこエポパテを使いこなせるようになれば、模型をやっていくうえで非常に強い武器になると思います。

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ウェーブ製 エポキシパテ

エポキシパテ 軽量グレータイプ

ウェーブ・エポキシパテ 軽量グレータイプ

ウェーブ・エポキシパテ 軽量グレータイプ

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ウェーブが販売している軽量タイプのエポキシパテです。

このエポキシパテは名前の通り他のものに比べると重量が非常に軽いです。パテの重みで重心を崩したくないような箇所に使用するのがオススメです。

硬化前の硬さは、硬すぎず柔らかすぎずで丁度いい硬さです。ただ、2剤が太めの正方形状でそれぞれが梱包されているので、パテを少しだけ使用する時の切り出しが少し難しいですね・・・

切れ味の良いカッターを使用しないとグチャッとパテが潰れてしまいます。硬化前のパテなので見た目を気にしなければ全く問題はないのですが。

硬化時間は早めで、2~3時間で切削が可能になり、切削性も優れているのでナイフやヤスリでの削り出しでの形状出しも得意です。(完全硬化は5~6時間)

ガリガリ削れるので、ガンプラの肉抜き穴を埋めたりするのも得意ですね。ただし、切削性が優れいているかわりに、キメの細かさはあまりありません。

細かいディティールをナイフで削るのでも、ボソボソッ となってしまい細かいディティールが作り難いです。

なので、このパテへ細かいスジボリやメカディディールを入れるのは、キメの細かいパテを混合するなど少しコツが必要になってきます。

このエポキシパテの色はグレーなので、細かい傷や形状確認がし易くなっています。そのままでもサーフェイサーを塗った時と同じ効果があります。

エポキシパテ 軽量タイプ

ウェーブ・エポキシパテ 軽量タイプ

ウェーブ・エポキシパテ 軽量タイプ

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こちらは、エポキシパテ 軽量グレータイプの色違いバージョンです。フィギュア造形がしやすいように、パテの色がフレッシュ色になっています。

パテの特性は「ウェーブ エポキシパテ 軽量グレータイプ」とまったく同じなので割愛します。

その他メーカーのエポキシパテ

セメダイン 穴うめ・成形 エポキシパテ 金属用

どこのホームセンターでも売っているセメダインの金属用エポキシパテです。

「いやこれプラモデル用じゃないだろ」と私も一昔前までは思っていましたが、使ってみたら意外と使えてビックリです。

このパテの特徴は、硬化後の硬さ、硬化時間の速さ、の2つです。

硬化時間は、なんと10分です。完全硬化までが凄まじく早い。そして硬化した後はナイフで削るのが非常に困難なくらい、かなりの硬度があります。

実際にこのパテで「造形をしたり」「削ったり」なんて作業をするのはかなり難しいと思います。しかし、考え方を変えて、このような用途で使ってみてはどうでしょうか?

例えば、ガンプラなどのスクラッチでプラ版で作ったパーツの補強での使用、スクラッチパーツへポリキャップを仕込むための土台作り、自作フィギュアの芯の製作時、、、などなど。

超速硬化&強硬度を生かしてこのような使い方ができるので、模型ユーズでも意外と便利なパテなんです。

例を挙げたように、このパテは造形目的では無く、主にパーツの補強やフィギュアの芯の制作で役に立ってくれるエポキシパテですね。

マジックスカルプ

全国の大型模型店やGパーツ、ホライジング、で購入が可能な、プロの造形家や原型師が愛用している造形に特化したエポキシパテです。

略称は「マジスカ」です。

値段は2700円~と高めですが、フィギュアなどの造形で使用するため内容量がかなり多いです。454gなので単純計算でタミヤエポキシパテ徳用が4.5個分に相当する量が入っています。

この量のタミヤエポパテを購入すると6660円かかっちゃいますので、そう考えると2700円という値段でも、かなりコスパが高いのが分かると思います。

さて、このパテの特徴についてです。

造形用ということなので、プラモデルのパーツに貼り付けたりする用途で使用することは想定されていません。なのでパーツへの粘着力はあまりありません。

ただし造形の面では、この粘着力の無さが使いやすさに繋がってきます。

指でエポパテをこねたり、スパチュラで細かい造形をするときに、パテが指やスパチュラにくっついいてたら作業がやり辛いですよね、

なので粘着力を低くして指やスパチュラでの造形がし易いようになっています。

硬化時間は6時間ほどで、硬化後は少し粘っこくボソボソとした感じになります。この状態でナイフで荒削りをしたり、ヤスリで形状を整えたりしましょう。

それから数日放置すると、完全硬化して石のように固くなります。完全硬化したらナイフでの加工も難しいくらいの硬度になります。

完全硬化後はパテ自体の「粘り」もなくなるので、マジスカで造形した薄かったり細かったりするパーツは折れやすくなるので注意が必要です。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

パテの種類に関しては、コレが最強というものは無く、何を作るかで用途にあったパテを選択する必要があります。

自分がどういう加工でパテを使いたいのかをよく考えて、最良のエポキシパテを選んで、いい作品を制作しましょう。

それでは。