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プラモデル塗料で使う「エナメル塗料」の違いをメーカー別に徹底比較!

エナメル塗料といえばタミヤの四角い瓶の塗料が有名ですが、最近では他メーカーが新しいエナメル塗料を開発したり、ネット通販で海外のエナメル塗料を気軽に手に入れられるようになりました。

まだメーカーの種類は多いとは言えませんが、今回はその中の3つを紹介していきます。

タミヤカラー エナメル

タミヤカラーエナメルの評価
入手性
(5.0)
塗膜の強度
(3.0)
塗料の伸び
(5.0)
色の種類
(4.0)
値段
(5.0)

プラモデルで一番良く使用されているのが、このタミヤカラーのエナメルです。模型店ならどこにでも置いてある塗料の一つですね。

色のバリエーションが多いので「混色が苦手だ」という方にもオススメ。

そして塗料の性質上、流動性が高く「スミ入れ」「ウォッシング」「部分塗装」という作業で非常に使いやすい塗料です。塗料の伸びも良く、筆塗りでもムラも出来にくく均等な塗装面を作ることが出来るので「筆塗り向けの塗料」とも言えますね。

ただし、塗料の色によって隠蔽力や、乾燥時間に差があるので注意も必要です。

特に「イエロー」や「ライトグリーン」といった明るい色は隠蔽力がかなり弱いです。このような隠蔽力の弱いカラーを綺麗に発色させるためには、下地にホワイトを塗るなどして対応しておく必要がありますね。

「ブラック」「ホワイト」「レッド」「ブルー」に関しては、そこまで隠蔽力は弱くはないです。

それから、塗料の乾燥スピードはかなり遅いです。

それからもうひとつ注意が必要な事があります。これはエナメル塗料全般に言えることなのですが、塗料に含まれている石油系有機溶剤が、プラスチックを侵す性質がある。という事です。

パーツの表面からエナメル塗料の溶剤が浸透していき、プラスチックを浸食してしまい、最悪の場合、関節などの負荷の掛かっている部分が割れたりします。これを「エナメル割れ」と呼んだりします。

エナメル割れの予防策としては、

  • パーツを分解した状態で塗装を行う。
  • 下地にラッカー系塗料を塗っておく。
  • 揮発性の高いタイプのエナメル溶剤を使う。

をすることによって未然に防止することが出来ます。

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ガイアノーツ エナメル

ガイアノーツエナメルの評価
入手性
(3.0)
塗膜の強度
(3.0)
塗料の伸び
(5.0)
色の種類
(1.0)
値段
(3.0)

ガイアノーツが販売しているエナメル塗料です。つい最近に発売されましたね。色の種類はまだ5種類しか発売されていません。

色の三原色である「シアン」「マゼンダ」「イエロー」と「ホワイト」「ブラック」があるので、うまく調色さえすれば大抵の色は作れます。

MEMO
【追記 2017/11/29】新カラーとして「蛍光色カラー5種類」「ウォッシング用カラー5種類」が発売されました。

ガイアノーツのエナメル塗料の特徴についてです。

一番の特徴としましては、エナメル塗料にしては「乾燥時間が早い」ということです。乾燥が早いおかげで、スミ入れ作業や部分塗装をスムーズに行うことが出来ます。

隠蔽力については、「ホワイト」「ブラック」はそれなりに隠蔽力があるのですが、他の三色「シアン」「マゼンダ」「イエロー」は隠蔽力が弱いです。

純色なので隠蔽力が弱いのは当たり前なのですが、瓶の塗料をそのまま使うことは難しいので、ホワイトを適量混ぜて隠蔽力を上げてから使用するようにしましょう。

「三原色を混ぜて自由に色が作れる」「乾燥時間が早い」という評判から、フィギュアの瞳塗装で使用するモデラーにもかなり好評がいい塗料でもありますね。

蛍光カラー

蛍光顔料を使用したエナメル塗料で唯一の蛍光カラーです。蛍光塗料にしか出せない「鮮やかな発色」が売りです。

ブラックライトに反応するので、こんな小技もできます。この塗料でスミ入れ作業をして、スミ入れ部分だけ発光させてみました。

肉眼でも光っているように見え、かなり面白い表現になります。もし興味があれば挑戦してみてはいかがでしょうか。

ハンブロールエナメルカラー

ハンブロールの評価
入手性
(2.0)
塗膜の強度
(3.0)
塗料の伸び
(5.0)
色の種類
(5.0)
値段
(3.0)

ハンブロールというイギリスの模型メーカーから発売されている海外のエナメル塗料です。

日本ではあまり見かけることはないですが、欧米ではかなりポピュラーな塗料らしいです。湿度が低い地域性から、エナメル塗料との相性が良く、模型でもよく愛用されているみたいですね。

輸入の関係で日本での販売価格は様々ですが、1本が大体¥300~くらいになっています。

都会の大きな模型店や、模型用品を幅広く取り扱っている通販サイト「G-PARTS」などで購入することが出来ます。

この塗料の特徴は「缶に塗料が入っている」ところですね。模型用の塗料で、このような缶の容器に入っているタイプはバンブロールのエナメルカラーくらいではないでしょうか?

容器の開封はフタの隙間にマイナスドライバーを差し込んで、テコの原理でこじ開けます。

ホームセンターとかで売ってる普通の塗料缶と同じ仕組みですね。ただ、塗料を使う度にこの作業が必要になると考えるとちょっと面倒くさいです。

容器が嫌な方は、模型店で売っている空の瓶の購入してきて、こちらの記事使いにくいボトルは早々に捨てよう!「ガイアエナメル塗料の瓶の交換」をしてみた。のように、中身だけ移し替えて使用するという方法もあります。

さて、塗料の中身の特徴ですが、こちらもエナメル塗料特有の塗料の伸びの良さがあります。塗料の隠蔽力、発色も良い物が多く、塗装後の塗膜も比較的強いのが特徴です。

ハンブロールのエナメル塗料は「塗料が乾く工程」が少し特殊です。

はじめは塗料の溶剤が揮発して乾燥します。そのあと、空気中の酸素と重合して塗膜が更に硬く硬化する。という特殊な乾き方をします。

塗膜が完全硬化したしたあとは、ラッカー溶剤でも塗膜が溶けることは無いそうです。

色のラインナップも非常に多く、ミリタリー系のプラモデルでもよく使用されているようです。

ただし、入手できるお店が少ないので、初めてエナメル塗料を使ってみたい方は、やはり「タミヤのエナメルカラー」か「ガイアのエナメルカラー」がオススメですね。

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終わりに

いかがだったでしょうか。

ラッカー塗料で塗装したプラモデルの「スミ入れ作業」や「ウォッシング」「部分塗装」で非常に役に立つエナメル塗料ですが、エナメル塗料を販売しているメーカーはまだ少ないので今後種類が増えることを期待しています。

ガイアカラーが新しくエナメル塗料を発表していて流れがきているように思えます。今後もこの調子で種類が増えていってくれると嬉しいですね。

それでは。