エアブラシの洗浄方法!「うがい洗浄」から「分解洗浄」のやり方を徹底解説!

エアブラシ洗浄

エアブラシで塗装作業をした後には、必ずカップ内の残った塗料を洗浄して綺麗にしなければなりません。

カップに塗料が残ったまま作業を終えて放置してしまうと、エアブラシ内の塗料が乾燥してしまい、ニードルとノズルが固着して動かなくなり、最悪の場合二度と使えなくなります。

そのようにならないよう、エアブラシの洗浄方法について説明したいと思います。

 

1.塗装が終わった後の洗浄

洗浄の目的には、「次に塗る塗料を入れるので色味が変わらないように前の塗料を洗浄する」や「作業が終わって塗料がエアブラシ内で固まらないようにするため」があります。

洗浄の仕方には、分解を必要としない簡単な「うがい洗浄」と、エアブラシを分解して隅々まで綺麗にする「分解洗浄」があるので2つに分けて説明してきます。

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2.カップとノズルを綺麗にする「うがい洗浄」のやり方

次の色の塗料を使う時や、作業終了するための簡単な掃除として「うがい洗浄」がよく使われています。

やり方は非常に簡単です。

ます始めにエアブラシのカップ内の余分な塗料の残りを拭き取っておきましょう。

そしたら、カップの中にうすめ液を適量入れます。

このとき、手が届く範囲は筆何かを使ってカップ内の塗料を落としておくと更に綺麗になりますね。

そしたらカップにうすめ液を入れたまま、エアブラシのキャップ部分を指で押さえます。

指を汚したくない場合はエアブラシと指の間にティッシュでも噛ませてやれば汚れずに済みます。

 

キャップを指で塞いだ状態で、エアブラシのボタンを操作してエアーだけを出します。

もちろんこの状態では先端を指で塞いでしまっているのでエアブラシから空気は出ません。

このエアーを出した状態をキープしたまま、次は、ニードルを少しづつ後ろに下げてみてください。

そうするとノズルの穴の本来塗料が出てくるスキマにエアーが逆流して、カップ内に「ボコボコ」と空気が流れ込んできます。

うすめ液が塗料を溶かして、逆流させた空気で手の届かない部分の塗料をこそぎ落としているイメージですね。

この作業を何度か繰り返してある程度塗料の汚れが出なくなって、うすめ液が透明なまま二なったら「うがい洗浄」は完了です。

 

 

指で塞げないニードルキャップが付いているエアブラシはどうやるの?

このように、ニードルキャップが「王冠型」や「特殊な形状」をしたもの取り付けられているエアブラシだと、そもそも「ニードルキャップを指で塞ぐ」という行為ができません。

じゃあ、うがい洗浄は出来ないのか?と考えそうですが、そんなこともありません。

やり方は少し面倒くさいですが、やり方はあります。

 

 

カップ内の余計な塗料を拭き取り、そこに薄め液を入れましょう。

ここまではさっきと一緒です。

 

この状態で、エアブラシからエアーだけを出します。先端は押さえていないのでエアブラシの先端からエアーが出ますね。

 

ここから少し手順が変わってきます。

写真で言うところのニードルキャップより奥についている、「ノズルキャップ」を少しづつ緩めてみましょう。

エアブラシ内でノズルがネジで止められていないタイプ(比較的最近のに多い)は、ノズルキャップを緩めるだけでエアーが逆流してきます。

この逆流したエアーを使ってうがいをします。

 

 

逆に、エアブラシ内のノズルがネジで止められているタイプは、ノズルキャップを緩めるだけではエアーは逆流してきません。

ノズルキャップをある程度緩めたあと、さらに、エアブラシを操作してニードルを下げてやりましょう。

そうすると、ノズルのニードルの間に出来たスキマからエアーが逆流してきます。

王冠タイプや特殊なニードルキャップがついていてもこの方法を使えばうがい洗浄ができます。

 

2.エアブラシを分解洗浄する

長期間使用しない時や、定期メンテナンスとして隅々まで綺麗にしたいという場合は、「分解洗浄」をしましょう。

初めに言っておきますが、自分で元通りに直せるか自信の無い方はやらないでください。

 

ただし、エアブラシを購入した時の説明書にパーツ分解の「図解」が書いてあることが多いので、初めて分解する方でもしそういった説明書があれば、そちら参考にしながらやってみるのもいいでしょう。

と言っても、エアブラシの仕組みなんて大体は一緒なので、一度仕組みを覚えてしまえばそこまで難しい作業ではありません。

1.ニードルをバラす

まずは、ニードルを抜きます。

ニードルは、後ろ側を回してボディを外します。ボディを外したその中に、ニードルを固定しているネジがあると思うので、そこを緩めて、ニードルを引き抜きます。

2.エアブラシのボタン部分をバラす

ニードルを引き抜いたあと、さらに奥へと繋がったネジパーツが付いているので回して緩めて取り外していきます。

エアブラシのボタン周辺のパーツなので、「バネ」や「分解できないメカパーツ」もあります。説明書を見ながらどこまで分解して良いのか確認しながら作業をします。

3.ノズル周辺をバラす

エアブラシの先端のノズルパーツを分解していきます。

一番塗料と接している場所なので高確率でかなり汚れています。

ここも基本的にはネジで回して取り付けてあるだけなので、指で取ることが出来ます。

 

エアブラシによっては、ノズルパーツの取り外しに専用工具がいるものもあります。

この専用工具はエアブラシを購入した時に一緒に入っていると思うので、そちらを使って外してください。

 

万が一、無くしてしまった場合も別売りでノズルを取り外せる「ノズルレンチ」が売っています。サイズが合うのを確かめてから購入してくださいね。

 

 

4.各パーツの洗浄

ここまで分解すれば細かいところまで洗浄できます。

各パーツをうすめ液でしっかり洗っていきましょう。

 

ここで持っておくと便利なのが、タミヤの「エアーブラシ用クリーニングセット」です。

このセットに付属しているブラシに「うすめ液」を含ませて、手の届かない穴をゴシゴシ洗っていきます。

穴から塗料の汚れやカスがでなくなれば完了です。

ニードルやボディの洗浄は、うすめ液をティッシュやキッチンペーパーに含ませたもので拭き取りましょう。

5.各パーツのグリスアップ&シール剤の塗布

エアブラシの可動部には「グリス」を塗っておくと、動きが格段に良くなります。

このグリスもタミヤ「エアブラシ用クリーニングセット」に付属しています。

ニードルにもグリスを塗っておくと良いのですが、塗料と接するところでもあるので薄めにゴムパッキンと接する部分だけに塗り広げておきましょう

 

また、一緒に付属している「ノズルシール剤」も使いましょう。

エア漏れの起こりやすい、ノズルやノズルキャップ周辺のネジ部、ゴムのOリング部分に塗布しておきます。

この作業をやっておくだけで、エアブラシ使用中にエアーがノズル内を逆流してくるという事故の予防になります。

 

6.各パーツの組み立て

あとは、分解したパーツを組み立てるだけです。

分解した逆の手順で組み立ていきましょう。

ノズル周辺→エアブラシのスイッチ部→ニードル周辺→ボディ

すべて組み終わったら、動作に問題がないか軽くテストをしてみてください。たまにニードルの差し込みが甘くてエアーを出しただけで塗料が常に出てる、というミスもありますので。

 

 

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終わりに

いかがでしたでしょうか。

こんな感じでエアブラシの分解洗浄を行います。

作業毎にやれとは言いませんが、数カ月に1回は分解して洗ってあげると道具の持ちも良くなると思います。

安い道具を買ってすぐダメにするより、良い道具を手入れしながら長い間使っていくというのが一番お金がかからないという近道でもありますので、この記事を参考にエアブラシのお手入れをしてみてください。

それでは。