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エアブラシの動作方式の「シングルアクション」「ダブルアクション」とは?その違いを徹底解説!

エアブラシは「シングルアクション」「ダブルアクション」というのがあるように、操作の違いでいくつかの種類に分かれています。

ですが、名前だけではどういった違いがあるのか、いまいち分かり辛いですよね。

というわけで、それぞれの「操作の違い」「良い所・悪い所」「動かし方」について順番に説明していきたいと思います。

シングルアクション

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「シングルアクション」のエアブラシの動きは非常に簡単です。

ボタンを押すと、エアブラシからはエアーが出ます。それにつられて、カップ内の塗料も一緒に出て吹き付けることが出来る。という仕組みです。

塗料を出すためのニードル調整は、背中についているツマミを動かすことによって出来ます。

ニードルをつまみで調整して、ノズルを開いた状態のままで、エアーを吐出させることで塗料の吹付けを行います。

と、ここまで読んで何か違和感を覚えた方がいるのではないでしょうか?

そうです、「シングルアクション」のエアブラシは、言ってしまえばノズルが開きっぱなしの状態になっているので、エアーを出し続けていないとカップ内の塗料がボタボタと垂れてきます。

しかも、エアブラシ側ではエアーのON、OFFしか操作できないので、塗装中に吹付け幅の微調整が出来ません。

細かく塗装する作業、大きい面を塗装する作業でいちいちニードルの調整ツマミを回す必要があります。

初心者にはシングルアクションが簡単でオススメ!!なんて言っている人もいますが、プラモデルに関してはこれは大きな間違いです。

自分で操作できる部分が殆どなく、完全にダブルアクション式のエアブラシの下位互換でしかありません。模型メーカーがこのような商品としてシングルアクションのエアブラシを出している以上、何かしら理由があると思いますが、私はオススメしません。

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ダブルアクション

「ダブルアクション」はエアブラシは、模型で使われている最もポピュラーなエアブラシで、メーカーのラインナップも多く、自由度も高い方式と言えるでしょう。

ダブルアクションという名前の通り、エアブラシ上部のボタンを下に押すと「エアー」だけが出て、後ろに下げるとニードルが下がり「塗料が出る」、という使い方をします。

なぜ、「エアー」が出るのと「塗料が出る」のが別々に分けれている方が良いのかを説明しますと、

  • 「エアー」だけ出して塗装前にパーツのホコリを飛ばせる
  • エアブラシの洗浄「うがい」で、細かい強弱の調整ができる
  • 吹き始めにノズルとニードルの先端に付いている塗料残りを飛ばせるので塗り始めが綺麗。

逆にダブルアクション式で悪いところは、初めてで持ち方に慣れていない人にとっては扱いが難しい。くらいでした。しかし、これはエアブラシ全般に言えることなのでそこまで大きな問題では無いでしょう。

あとで紹介する、「シングルアクション」「トリガーアクション」、「ダブルプルタイプ」ect…で可能な動作はダブルアクションなら大体同じことが出来ます。

初めて買うエアブラシで、どの種類のがいいのか迷った時は、とりあえずダブルアクション式を購入することをオススメします。

トリガーアクション

こちらは、「トリガーアクション式」というタイプです。

トリガーアクション式は拳銃を持つような感じで、エアブラシにグリップが付いたような形状をしています。

「トリガー」を引くことによって、エアーと塗料が吹き付けられる仕組みです。動きは、シングルアクション式とは違い、トリガーアクション式はトリガーの引きしろで二段階の動作をします。

始めに少しトリガーを引くと、「エアー」だけが出ます。そこからさらに引くと、「エアー&塗料」が出るという仕組みです。

トリガー式は、ダブルアクション式の動作を一つにまとめたというイメージの方が近いと思います。

トリガーアクション式はその形状から小回りが利きにくいという欠点はありますが、疲れにくい持ち方ができ長時間&大型パーツの塗装にも対応出来るという事もあり、大きめのノズル(0.5mmなど)でのラインナップが多いですね。

ラジコンのボディの塗装や、カーモデル、大型のプラモデルをよく製作するという方にオススメです。

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ダブルプルタイプ・アクセルアクション

次に「ダブルプルタイプ」「アクセルアクション」の紹介です。

エアブラシではあまり聞かないアクション方式ですが、この2種類は先程説明した「トリガーアクション」と殆ど同じ原理です。

何が違うのかというと、「形状」だけです。

トリガーアクションと聞くと、トリガー(引き金)があって、エアブラシを握るためのグリップがある形状をイメージしてしまいますよね。

しかし、この「ダブルプルタイプ」「アクセルアクション」方式ではエアーと塗料を調整するボタンは上に付いていて一般的な形状をしているのが特徴です。

トリガーアクション式エアブラシ構造をそのままに、ダブルアクション式のハンドピースのような形状になってる商品と思ってください。

動作も基本的には同じで、引き始めは「エアー」だけ出てきて、そこから更に引くと「エアー」と「塗料」が出てきて塗料を吹き付けることが出来ます。

この2種類はメーカー側が勝手にそう呼んでいるだけなところもあるので、基本的にはトリガーアクション式と同じと思ってもいいでしょう。

エアテックスの商品のなかには、既存のダブルアクション式エアブラシを「エアレバ」というトリガーパーツに交換することによって、「アクセルアクション」に変更することもできます。

タミヤ ベーシックエアーブラシ

最後に、少し特殊なエアブラシを紹介します。タミヤから「ベーシックエアーブラシ」です。

見た感じ、トリガーアクションかな?と思ってしまう方も多いと思いますが、これはトリガーアクションではないです。

このエアブラシはシングルアクションと少し似ています。

コンプレッサーをエアブラシに繋げたら、常に「エアー」が出っぱなしの状態になり、トリガーを操作してニードルを下げることによって「塗料を出す」という仕組みになっています。

つまり、エアーが常にONの状態になっているので、コンプレッサーを止めないかぎりエアブラシの先端から「プシュー」とエアーが出続けます。しかも音が結構うるさい。

ネット通販でのレビューではそこまで悪い評価ではないですが、購入する際はそこだけ注意してください。

ちなみに、似たような形状で、エアテックス社のキッズ105 がありますがこちらはトリガーアクションとなっております。

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終わりに

いかがでしたでしょうか。

私個人的なオススメとしてはダブルアクション一本ですが、人によってトリガーアクションが好き、という人もいると思います。

色んな種類がある中で、何がどう違うのかをちゃんと見極めて自分に合ったアクション方式のエアブラシを選んでみてください。

それでは。